風に吹かれて

My Life & My Favorite things

Category: 日本映画

Comment (0)  Trackback (0)

山田洋次監督が選んだ日本の名作100本

NHKのBS放送が4月から変わった。
これまでのBS1、BS2、BS3がBS1とBSプレミアムの2局になった。
その新装なったBSプレミアムで「山田洋次監督が選んだ日本の名作100本」という番組が4日から始まった。
この番組の特徴としては、まず映画は監督がつくるものといった視点から、できるだけ多くの監督を選んだということ、そしてもうひとつは、「家族」、「喜劇」というテーマで各50本づつを選んだということである。

tokyomonogatari1.jpg

24.jpg

その第1回が小津安二郎監督の「東京物語」、そして第2回が木下恵介監督の「二十四の瞳」であった。
両作品ともにデジタル・リマスター版であった。
デジタル・リマスターというのは、長年のうちに傷つき劣化したフィルムを、デジタル処理によって封切当時のオリジナルに限りなく近づけるというものである。
そうした処理を施した映画がどんなふうに変化しているのか、興味深々で見たが、なるほどその効果は大きかった。
まず映像は陰影が深く、明るく観やすい。
しかも奥行きの感じられる重厚な画面である。
上映当時にはこうした鮮明な映像で見ていたのだと、これは新しい発見であった。
また音声も非常に聞き取りやすかった。
これまでのものだと、こもったような音声で、台詞が分かりにくく、注意深く聞いていないと何を言っているのかわからないということが多かったが、そうしたことはいっさいなかった。
それだけでもデジタル・リマスターの恩恵は大きく、ゆったりとした気分で見ることができたのである。

ところでこのシリーズのうち前半の「家族」をテーマとした作品50本のうち、未見の作品はと云うと、「風の中の子供」(清水宏監督)、「愛染かつら」(野村浩将監督)、「兄とその妹」(島津保次郎監督)、「安城家の舞踏會」(吉村公三郎監督)、「眞実一路」(川島雄三監督)、「姉妹」(家城巳代治監督)、「暖流」(増村保造監督)、「私は二歳」(市川監督)、「恍惚の人」(豊田四郎監督)の9本。
一番古いのは1937年の「風の中の子供」、そして1938年の「愛染かつら」、1939年の「兄とその妹」と続く。この3本はいずれも戦前の作品である。
とくに清水宏監督の作品はこれまでにまだ一本も観たことがないので、「風の中の子供」はいちばんの楽しみである。
小津安二郎とは親友であり、子供を使った映画を数多く撮った清水宏という監督が、どんな映画を撮ったのか、この機会にじっくりと見てみたいと思っている。


にほんブログ村 映画ブログへ
↑クリックお願いします。
スポンサーサイト
テーマ : 邦画  ジャンル : 映画

Newer Entry大震災後最大の余震 Older Entrykizuna311
Comments






カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
プロフィール

cooldaddy

Author:cooldaddy
住んでいるところ:青森県弘前市
出身地:香川県
年齢:今年(2008年)還暦です。
性別:男

還暦という節目を迎え、何か新しいことを始めようとブログを開設しました。
趣味のこと、生活のこと、心に残ったことなど、My Favorite thingsを、気ままに書いていこうと思います。
末永くおつき合いください。

映画サイト「マイ・シネマ館」もやっています。
こちらもよろしく。

ランキングサイトに参加しています。
もしよければクリック、お願いします。↓
ブログランキング・にほんブログ村へ 

cooldaddyの本棚
FC2ブログランキング
ブログ内検索
QRコード
QRコード

1234567891011121314151617181920212223242526272829303110 2017