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風に吹かれて

My Life & My Favorite things

Category: 日本映画

映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」

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前作「ALWAYS 三丁目の夕日」に劣らぬ出来のよさに笑って泣いて、楽しめたハートウォームな映画でした。
映画の製作は前作から2年が経っているが、時代は前作の終わりから4ヶ月後、すなわち昭和34年の春です。

昭和34年という年はどんな時代だったかというと、この年の10月には皇太子(現天皇)の結婚式が盛大に行われている。
皇居から東宮仮御所までのパレードには大勢の国民がつめかけ、この様子はテレビ中継され、それを見るために新しくテレビを購入する家庭が多く、これがテレビ普及の大きなきっかけになった。
(この年に作られた小津安二郎監督の映画「お早よう」には、あるサラリーマン家庭のテレビ購入を巡っての親子の攻防戦がコミカルに描かれている。実際の昭和34年という時代を知るために、この映画と見比べてみるのも面白いかもしれません。)

野球では巨人の長島茂雄が、天覧試合で阪神の村山から劇的なサヨナラ本塁打を放ち、相撲では栃錦と若乃花の両横綱が優勝を競い合うという、いわゆる栃若時代の全盛期。
子供たちは野球と相撲に夢中でした。
また「少年サンデー」と「少年マガジン」がともに創刊されたのもこの年のことである。
少年雑誌といえばそれまでは月刊誌のみで、(ちなみに私は月刊「少年」の愛読者でした。)子供向けの週刊誌はなかったので、子供たちにとっては画期的な出来事でした。
本屋の店頭に並ぶのを待ちかねて、買いに走ったものでした。
南極観測基地に置き去りにされていたタロー、ジローの無事が確認されたのもこの年のことでした。
またレコード大賞がこの年に始まっている。受賞曲は水原弘の「黒い花びら」
ちなみに、その他に流行った歌謡曲といえば、「僕は泣いちっち」、「黄色いサクランボ」、「南国土佐を後にして」などがあった。

そんな時代背景のなかでの物語です。
VFXによる時代の再現は今回も見事で、昭和のさまざな風景を懐かしく見せてくれます。
そしてそこでお互いに助け合って懸命に生きる人たちの姿も。

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今回は茶川竜之介(吉岡秀隆)が一念発起して芥川賞を目指すことになります。
それを夕日町三丁目の人々が応援します。
その先頭に立つのが「鈴木オート」の鈴木社長(堤真一)です。
日ごろは売れない小説ばかりを書いている茶川を馬鹿にしている鈴木社長ですが、
こういう時には男気を出して邁進する人情家なのです。
そんなふたりの不器用な友情が泣かせます。

果たして茶川は芥川賞を取ることができるのか、そして幸せを手にすることができるのか、
ラストにどんな物語が用意されているのか、しだいに期待が高まってゆきます。

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年齢:今年(2018年)70歳です。
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還暦(10年前)という節目を迎え、何か新しいことを始めようとブログを開設しました。
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