風に吹かれて

My Life & My Favorite things

Category: 外国映画

Tags: 戦争映画  

Comment (0)  Trackback (0)

映画『ハート・ロッカー』

o0500028110736486235.jpg
昨年度のアカデミー賞で「アバター」を抑え、作品賞など主要6部門を受賞した『ハート・ロッカー』のレンタルが始まったので、さっそく観ることにした。
2004年、イラクの首都バグダッドを中心に爆発物の処理を行う兵士の姿をリアルに描いた戦争映画である。
死と隣り合わせの過酷な任務であるが、新任のジェームズ二等軍曹(ジェレミー・レナー)は、死を恐れぬ大胆な行動で爆発物の処理をこなしていく。
それはまるで死と戯れるような行動、死を望むかのような危険な行動であった。
そうした行為でしか生きる実感を感じられなくなってしまった、戦争中毒者とでも呼びたいような人物を描くことで、リアルな戦争というものの愚かで悲しい現実を表現しようとしている。
原題の『The Hurt Locker』は『棺桶』を意味するスラングである。
『Hurt』は傷つくということ、『Locker』は物を収納するロッカーのことである。
この映画は反戦映画ではないし、何かを賛美したり、告発するといったものでもない。
ただ静かに戦争の最前線を冷めた目で見つめ、淡々と描いていくというものである。
アカデミー賞受賞がなければ、あまり注目されることもなく、ごく一部のマニアに支持されるだけといった種類の映画である。
それがなぜ「アバター」を抑えて、これほどの賞を受賞したのか、そう考えると、今のアメリカにとって、イラク戦争という現実の切実さが、われわれの想像をはるかに超えたものではないかと思えてくる。
そうした時代の空気が、この映画の評価を一段と高めた要素なのかもしれない。

監督は『ハートブルー』『K-19』のキャスリン・ビグロー。
彼女の作る映画のファンではあるが、『ハート・ロッカー』は残念ながら、心に残る映画とは云い難いものだった。


にほんブログ村 映画ブログへ 
  ↑ クリック、お願いします。 ↑
スポンサーサイト
テーマ : 映画DVD  ジャンル : 映画

Newer Entry妹からのハガキ Older Entry昭和歌謡黄金時代 作曲家 浜圭介の世界
Comments






カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
プロフィール

cooldaddy

Author:cooldaddy
住んでいるところ:青森県弘前市
出身地:香川県
年齢:今年(2008年)還暦です。
性別:男

還暦という節目を迎え、何か新しいことを始めようとブログを開設しました。
趣味のこと、生活のこと、心に残ったことなど、My Favorite thingsを、気ままに書いていこうと思います。
末永くおつき合いください。

映画サイト「マイ・シネマ館」もやっています。
こちらもよろしく。

ランキングサイトに参加しています。
もしよければクリック、お願いします。↓
ブログランキング・にほんブログ村へ 

cooldaddyの本棚
FC2ブログランキング
ブログ内検索
QRコード
QRコード

1234567891011121314151617181920212223242526272829303108 2017