風に吹かれて

My Life & My Favorite things

Category: 弘前

Comment (0)  Trackback (0)

弘前さくらまつり100周年

kanoukai3.jpg

kanoukai2.jpg

今年の桜は、開花から満開までが早かった。
開花したのが4月20日、そして満開になったのが23日と、わずか3日間という早さだった。
平年だと開花から約1週間くらいで満開なので、これは異状に早いペースである。
天候不順の影響とはいえ、残念な話である。
例年だとゴールデンウィークの今頃は、いちばん賑わう時期になるが、今年はその影響でここ数日は客足が大幅に落ちている。
それでもこうなることを予想していたのか、祭り前半はいつも以上に大勢の花見客が訪れて、大きな賑わいを見せていた。
とくに今年は「さくらまつり100周年」ということもあって、イベントが多く、それを目当てに客が大挙して押しかけたということもある。
なかでも祭り初日に行われたブルーインパルスの曲芸飛行は、その最たるもの。
宮城県松島基地から飛んできた6機のジェット機が、弘前上空で曲芸飛行を繰り広げた。
それを大勢の市民や観光客が歓声を上げて見上げた。
こうして100周年を迎えた「弘前さくらまつり」が始まったのである。

kanoukai4.jpg

kanoukai1.jpg

弘前城に桜が植えられたのは1915年(正徳5年)のこと。
弘前藩士が京都・嵐山からカスミザクラを持ち帰り、西の丸に植えたことが始まりとされている。
その後、明治、大正と時代を追うごとに植栽が行われ、それを目当てに1918年(大正5年)に「第1回観桜会」が催された。
それが「弘前さくらまつり」の始まりである。
当時「観桜会」は津軽訛りで「かんごかい」と呼ばれていたが、その呼称は現在も残されており、市民の中には今なお「かんごかい」と親しみを込めて呼ぶ人も少なくない。
長く厳しい冬をひたすら耐えて過ごしてきた津軽の人たちの抑えられていた心情が、この「観桜会」で一気に解き放たれる。
この時とばかりに盛装し、ご馳走を携えて「観桜会」に馳せ参じた。
ハレの日の祭りなのであった。
様々な種類の花がいっせいに咲き誇る津軽の春と同じく、ひたすら耐えてきた津軽のエネルギーが、この時一気に爆発するのであった。
娯楽の乏しかった時代だけに、その熱気はおそらく凄いものであったに違いない。
まさに胸ときめく津軽の春であり、「かんごかい」の光り輝く姿でもあったのだ。
だがさすがに現在では、そこまで熱気が発散されるということはなくなってしまったが、それでもそうした春を愛でる気持ちというのは、今も間違いなく継承されている。
「弘前さくらまつり」は昔と変わらず、市民にとっての誇るべきものであり、特別なものであり続けているのである。
そのことを毎年この時期になると、あらためて感じさせられるのである。

スポンサーサイト
テーマ : 青森県弘前市  ジャンル : 地域情報

Newer Entry映画「はじまりへの旅」 Older Entryそして四国を後に
Comments






カレンダー
04 | 2018/05 | 06
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
プロフィール

cooldaddy

Author:cooldaddy
住んでいるところ:青森県弘前市
出身地:香川県
年齢:今年(2018年)70歳です。
性別:男

還暦(10年前)という節目を迎え、何か新しいことを始めようとブログを開設しました。
趣味のこと、生活のこと、心に残ったことなど、My Favorite thingsを、気ままに書いていこうと思います。
末永くおつき合いください。

映画サイト「マイ・シネマ館」もやっています。
こちらもよろしく。

ランキングサイトに参加しています。
もしよければクリック、お願いします。↓
ブログランキング・にほんブログ村へ 

月別アーカイブ
cooldaddyの本棚
FC2ブログランキング
ブログ内検索
QRコード
QRコード

1234567891011121314151617181920212223242526272829303105 2018