風に吹かれて

My Life & My Favorite things

Category: 行事・記念日

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SILENCE BAR

「一徳」での歓談中のことである。
箸袋に書かれた住所を何気なく見ていると、「港町」と書いてある。
それで思い出したのが、先日読んだ雑誌「Lightning」の記事。
そこで紹介されていたのが、「SILENCE BAR」という店であった。
記事には丸亀の港町にあると書かれてあった。
「一徳」と同じ町名である。
そのことに気づき、弟に話してみると、偶然にも先ほどクルマを停めた駐車場の隣がその店だという。
弟も昔何度か足を運んだことがあるそうで、せっかくだからいちど行ってみようということになった。
但し名前の通り、騒がしい客は嫌がられるだろうから、大勢で行くのはまずいと言う。
そこで妹とふたりだけで行くことにした。

silencebar1.jpg

「一徳」を出ると外は雨であった。
雨の降る薄暗い夜道を歩いていくと、倉庫のような建物が見える。
「SILENCE BAR」と書いたネオンが光っている。
シンプルなファサードだ。

silencebar2.jpg

店内に入ると、正面にL字型のカウンターがあり、その周辺にわずかな光が灯されている。
他に照明はない。
後で分かったことだが、薄暗い照明はウイスキーの劣化を防ぐためのものだという。
ウイスキーは太陽光や蛍光灯の光で劣化する。
そのため店には窓もなく、蛍光灯も使わず、必要最小限の灯りに留めているのだそうだ。

僅かな照明に照らされた壁一面には、たくさんのウイスキー瓶が並んでいる。
その半端じゃない数にまず驚かされる。
うろ覚えだが、雑誌の記事によれば、60代のマスターはウイスキーのコレクターとしても知られた人で、店に納まり切らないウィスキーは倉庫に保管しているとのこと。
なかには超レアなウイスキーも数多くあるそうだ。
そんなウイスキーを目当てに、客が遠方からはるばるやってくる。
こういう世界に疎い私でも、その奥深さやこだわりが伝わってくる話である。

わずか水割り1杯だけの客ではあったが、最後は丁寧に送り出してくれた。
そして数十分という短い時間だったが、こういう雰囲気の中で妹とふたりだけでじっくりと話す時間が持てたことは何よりも良かった。
「一徳」の料理と酒、そしてその後の「SILENCE BAR」で過ごした時間、忘れられない夜になった。

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テーマ : 一人旅  ジャンル : 旅行

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