風に吹かれて

My Life & My Favorite things

Category: 外国映画

Tags: 西部劇  

Comment (0)  Trackback (0)

映画「壮烈第七騎兵隊」

7kiheitai.jpg

昨日のBSプレミアムで観た、エロール・フリン主演の1941年製作の西部劇。
監督はラオール・ウォルシュ。
「海賊ブラッド」、「ロビンフッドの冒険」など、エロール・フリンの代表作をともに作り上げてきた監督である。
相手役は、こちらもエロール・フリンと数多くの映画で共演してきた、オリヴィア・デ・ハヴィランド。
3人の集大成ともいえる映画である。

内容は南北戦争のヒーロー、カスター将軍の一代記。
ウエストポイント陸軍士官学校入学に始まって、南北戦争を経てリトルビッグホーンでの戦死に至るまでが描かれており、ハリウッド映画らしい陽気なユーモアを交えながらの一代記になっている。
カスター将軍についての評価はさまざまあるが、この映画では一貫して正義のヒーローとして描かれている。
必ずしも歴史通りとはいえないところもあるが、娯楽作としては致し方ないところ。
そのあたりのことは、「小さな巨人」、「ソルジャー・ブルー」など、インディアン側の視点から描いた映画が、参考になるだろう。

エロール・フリンは戦前から戦後にかけてのハリウッド・スターである。
あまり馴染のない俳優ではあるが、この映画の溌剌とした演技を見ていると、なるほど類まれなる魅力がある。
一世を風靡したスターだったことがよく分かる。
いっぽう相手役のオリヴィア・デ・ハヴィランドは、「風と共に去りぬ」(1939年)や「女相続人」(1949年)などで、お馴染みの女優である。
「遥かなる我が子」(1946年)と「女相続人」(1949年)で、2度のアカデミー主演女優賞を受賞した、ハリウッドを代表する女優である。
撮影当時26歳、こちらも光り輝き、強く惹きつける魅力に満ちている。
ちなみに妹のジョーン・フォンテインも、ヒッチコックの「断崖」(1941年)で、アカデミー主演女優賞を受賞しており、この賞を獲得した唯一の兄弟姉妹となっている。
なおオリヴィア・デ・ハヴィランドは、100歳を超えて今なお健在だということも、付け加えておく。
また若き日のアンソニー・クイン(当時25歳)が、インディアンの酋長クレイジー・ホース役で出ているのを発見できたことも、大きな収穫であった。
aq.jpg

上映時間140分という大作だが、途中ダレることもなく、飽きずに観ることができた。
1941年という製作年は、第2次世界大戦最中の時代である。
この映画に国威発揚の意識があっただろうことは想像に難くない。
そうした影響があったにしても、これはなかなかよく出来た娯楽大作である。
いい出会いであった。


にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ 
  ↑ クリック、お願いします。 ↑


スポンサーサイト
テーマ : TVで見た映画  ジャンル : 映画

Newer Entry映画「ラビング 愛という名前のふたり」 Older Entry映画「わたしは、ダニエル・ブレイク」
Comments






カレンダー
01 | 2018/02 | 03
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 - - -
プロフィール

cooldaddy

Author:cooldaddy
住んでいるところ:青森県弘前市
出身地:香川県
年齢:今年(2018年)70歳です。
性別:男

還暦(10年前)という節目を迎え、何か新しいことを始めようとブログを開設しました。
趣味のこと、生活のこと、心に残ったことなど、My Favorite thingsを、気ままに書いていこうと思います。
末永くおつき合いください。

映画サイト「マイ・シネマ館」もやっています。
こちらもよろしく。

ランキングサイトに参加しています。
もしよければクリック、お願いします。↓
ブログランキング・にほんブログ村へ 

cooldaddyの本棚
FC2ブログランキング
ブログ内検索
QRコード
QRコード

1234567891011121314151617181920212223242526272802 2018