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風に吹かれて

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Category: 外国映画

Tags: ベスト映画  

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2008年外国映画マイ・ベストテン

今年観た映画は、洋画87本、邦画56本の合計143本でした。
そのなかから、私なりのベスト10を選んでみました。
これから観る方の参考になればと思っています。

まず洋画マイ・ベストテンです。

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1、ボルベール <帰郷>
スペインの鬼才、ペドロ・アルモドバル監督の傑作。
母、娘、孫娘の三代にわたる女性の物語。
主演のペネロペ・クルスの魅力を再認識した。
ハリウッド映画に出ているときは、まったく魅力を感じないのに、アルモドバル映画に出ると、別人のように輝いて見えるのが不思議。
荒唐無稽とも思えるような筋立ても、アルモドバル監督の手にかかると、強い説得力で迫ってくる。
この映画で、ますます円熟味を増しているのを実感した。
いつものことながら、アルモドバル映画の女性たちはほんとうに逞しい。

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2、ブロークン・トレイル 遥かなる旅路
ロバート・デュバルとトーマス・ヘイデン・チャーチの渋い魅力が見ごたえある西部劇。
ワイルド・レンジ」のロバート・デュバルもよかったが、こちらはそれ以上。
旅の道連れになった人物を埋葬するときに、墓前でロバート・デュバルが死者に送る言葉「我々は旅人である。この世に生を受け、土に還るまで永遠の一部を旅する。」が印象に残る。

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3、ノーカントリー詳細はこちら

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4、ゼア・ウィル・ビー・ブラッド詳細はこちら

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5、イースタン・プロミス詳細はこちら

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6、街のあかり
アキ・カウリスマキ監督の敗者三部作(「浮き雲」「過去のない男」)の最終章。
劇的な盛り上がりがないにもかかわらず、カウリスマキ監督の映画はなぜか最後まで惹きつけられてしまう。
登場人物たちは、みな一様に不幸に直面するが、ちっとも深刻な感じがしない。
感情を抑制した演出のせいもあるのだろうが、それだけではない根っからの楽天性を感じてしまう。
どんな不運な出来事も運命と思って受け入れようとするいさぎよさが、登場人物たちのなかにはある。
だからどん詰まりの不幸もけっして悲惨なものには見えない。
「人生、いろんなことがあるさ。」といった軽いフットワークが心地いい。

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7、バンテージ・ポイント詳細はこちら

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8、ゴーン・ベイビー・ゴーン詳細はこちら

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9、バベル
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督と脚本家ギジェルモ・アリアガのメキシコ人コンビの「21グラム」に続く作品。
まったく無関係に思える世界が次第につながっていく展開は「21グラム」と同じ。
後味はけっしていいとはいえないが、深く、重いものを抱えもった映画だ。
ただ「21グラム」ほどの感動は得られなかった。
このコンビは今後もこういった手法で映画を撮っていくのかもしれないが、それだけではいずれ行き詰ってしまうのではないかと、いささか危惧してしまう。
しかし眼が離せないコンビであるのは確かだ。
ギジェルモ・アリアガは「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」の脚本も書いている。
そういえばどちらも神話めいた雰囲気をもつ、という共通点がある。


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10、ツォツィ
南アフリカヨハネスブルグの黒人居住区に住む不良少年の物語で、2006年アカデミー賞外国語映画賞を受賞した作品。
「ツォツィ」は「チンピラ」を意味するスラング。
名前も、年も、どこで生まれたかも分からない「ツォツィ」と呼ばれる不良少年が、ある事件をきっかけに人間性に目覚めていくという物語。
わりと直球勝負の映画なので、そのへんが食い足りないという人もいるかもしれないが、なかなかの感動物。
極貧のなかで子供が生きていくには、こうした道筋しかないのかと、少々暗い気持ちにもなってしまうが、少なからず希望の芽だけは残されているのが救いになっている。

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テーマ : 年別ベスト映画  ジャンル : 映画

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Author:cooldaddy
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年齢:今年(2018年)70歳です。
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還暦(10年前)という節目を迎え、何か新しいことを始めようとブログを開設しました。
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