風に吹かれて

My Life & My Favorite things

Category: 日本映画

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映画「森崎書店の日々」

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ゆったりとした時間が流れている。
それは舞台になっている神田神保町の古本屋街が持つ独特の雰囲気からくるものだ。
映画の中でも説明があるように、ここは170店舗もの古本屋が軒を連ねる世界一の古本屋街である。
その古本屋街の一角に小さな古本屋「森崎書店」がある。
主人公貴子の叔父サトルが、ひとりで営む古本屋である。
恋人に裏切られ、それがもとで会社を退職せざるをえなかった貴子が、叔父に誘われて、その古本屋に住み込んで仕事を手伝うことになる。
そして、そこで出会った本や町の人たちとの触れ合いを通して、次第に心の傷が癒されていく。
ストーリー自体はごくありふれたものだが、そこに流れる時間や街の風景が穏やかで、心地いい。
いつまでも浸っていたいという気分にさせられる。
こういう生活ができたらどんなにいいだろう、そんなこともふと思ってしまう。

神保町の古本屋街は学生時代、毎日のように通った場所である。
大学がすぐ近くということもあって、暇を見つけては足を運んだ。
そして飽きもせず、古本屋街を彷徨ったものであった。
それは当時の自分にとっては、間違いなく至福の時間であった。
本と無縁であった主人公もこの街に住むことで、いつしかそうした楽しみを知ることになる。
街を彷徨い、読書することによって新しい世界と出会うのである。
最初はただ「黴臭い」だけだった古本屋が、魅力ある世界へと変わっていく。

映画の中に何冊か古本が登場してくる。
はっきりと題名が判るものもあるが、よく分からないものもあった。
興味を引かれたので、乏しい情報を手がかりに、探してみた。

尾崎一雄『まぼろしの記』、内田百閒『王様の背中』、野呂邦暢『小さな町にて』、関口良雄『昔日の客』など。

どんな本なのか、いちど読んでみたいと思っている。


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年齢:今年(2008年)還暦です。
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還暦という節目を迎え、何か新しいことを始めようとブログを開設しました。
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