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風に吹かれて

My Life & My Favorite things

Category: 日本映画

石原裕次郎の映画

yujiroh

6月16日(月) ~ 20日(金)までの5日間、NHK・BS2で石原裕次郎の映画特集をやっており、「俺は待ってるぜ」「素晴らしき男性」「赤い波止場」の3本をみた。
いずれの作品も1957年、58年の初期作品ばかりで、作品順に蔵原惟繕、井上梅次、舛田利雄がそれぞれ監督をしている。
裕次郎の映画を語る上で、この3人の監督はぜったいに外せない監督たちである。
井上梅次はこのほかには「嵐を呼ぶ男」「勝利者」「鷲と鷹」「明日は明日の風が吹く」など
蔵原惟繕は「風速40米」「憎いあンちくしょう」「銀座の恋の物語」など
そして舛田利雄は「錆びたナイフ」「花と竜」「赤いハンカチ」といった裕次郎の代表作をそれぞれ監督している。

さらに彼ら以外にも「狂った果実」の中平康、「乳母車」「陽のあたる坂道」の田坂具隆も外せない監督である。
とくに田坂具隆監督は裕次郎のなかにある育ちのよさ、明るさを前面に出し、健康的な好青年のイメージを定着させた功労者である。
「太陽族」という不良っぽいイメージで売り出した裕次郎の別な一面を引き出し、新たな魅力を生み出した。
その幅広い魅力で当時の若者のみならず、老若男女のファンを獲得したのである。
これら3本の映画の裕次郎は今見ても色あせない魅力を放っており、当時の人気のほどがよく窺える。
長身と長い足のスリムな体型で洋服を着こなした姿は日本人離れをしており、誰もが魅せられた。
その「カッコよさ」は「赤い波止場」の白いスーツ姿の裕次郎を見れば、誰もが納得するだろう。

今回の特集は、このほかには「風速40米」と「勝利者」で、いずれも北原三枝とコンビを組んだ映画ばかりである。
裕次郎と北原三枝のコンビは「狂った果実」に始まり、ふたりが結婚して北原が引退するまで続いたゴールデン・コンビであった。
そのふたりが後に結婚することになるのだが、日活のドル箱だったふたりが結婚するということは日活にとっては大きな痛手であった。
会社側はそれを阻止しようと画策するが、ふたりがそれに抵抗してアメリカへの逃避行という実力行使を行う。
結局それがきっかけで会社側が折れ、結婚が認められることになるのである。
これは当時の芸能マスコミを大きく騒がした事件であった。

北原三枝は裕次郎とのコンビで人気があったために日活生え抜きの女優のイメージが強いが、実はデビューしたのは松竹である。
1952年に松竹に入社、1954年に日活に移籍、1956年に「狂った果実」で裕次郎と初共演をしている。
松竹時代は「お茶漬けの味」や「カルメン純情す」などにも出演しているが、ほとんどが脇役で、日活移籍後に主演女優として花開いたのである。

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テーマ : 俳優・男優  ジャンル : 映画

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