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風に吹かれて

My Life & My Favorite things

Category: 外国映画

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映画「パラサイト 半地下の家族 PARASITE」

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とにかく面白い。
1級のエンターテインメント。
ミステリーであり、社会派映画であり、喜劇であり、そして悲劇である。
一瞬たりとも目が離せない。
いやこちらの心を鷲掴みにして離すことがない。
溢れる生命力、エネルギーに満ちた力技で組み伏せられ、そしてアカデミー賞国際長編映画賞(旧・外国語映画賞)、脚本賞、監督賞、作品賞の4冠は、当然の受賞だと大いに納得させられたのである。

ポン・ジュノの映画はこれまでにデビュー作の「ほえる犬は噛まない」に始まり、「殺人の追憶」、「グエムル 漢江の怪物」、「母なる証明」と観てきたが、これはそれらの映画的キャリアすべてを結集して作られた、頂点を成す作品だ。
着想、構成、ストーリー、映像、キャスティングと、いずれも非の打ちどころがなく、これぞ映画といった興奮と感動が味わえる。
そして格差がますます広がってゆく今という時代だからこそ、われわれの心をさらに強く打つことになるのである。
この強烈な余韻は、まだしばらく続きそうだ。


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Category: 愛犬

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1年が過ぎました。

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アビーがわが家に来て1年が過ぎた。
来た時は1キロに満たない子犬だったが、今は6キロ、ほぼ成犬の体格になった。
それでも中身はまだまだ子犬のままで、やんちゃでいたずら好きなところは相変わらずである。

この1年間は健康面ではとくに問題はなかった。
病院のお世話になることもなく、順調に育っている。
お世話になったといえば、昨年12月の去勢手術がある。
前に飼っていたラブやロシェルやリュウは去勢手術はやらなかったので、これが初めてのことになる。
手術についてはやるかどうか大いに迷った末の決断であった。
参考までに去勢手術についての情報をいろいろと見てみたが、性格が穏やかになったとか、問題行動が少なくなったとか、おおむね肯定的な意見が多く、リスクとしては肥満があるというだけ。
ジャック・ラッセル・テリアは病院の先生から「10歳くらいまでやんちゃで、手を焼く」と言われたように、活発過ぎる面があるので、それを考えると手術を受けた方がいいと考えたわけである。

手術は12月20日、その1週間前に万一の場合に備えて血液検査を行った。
術後は病院で1泊した後帰宅、10日後に抜糸と、何の問題もなく進行していった。
そして手術の効果はどうなったかといえば、これはほとんど何の変化もないのである。
残念というべきか、変わらずに安心というべきか、複雑なところである。
ただ唯一変わったのは、食欲だ。
手術前はフードをやってもあまり執着を見せず、残すことが多かったが、術後はフードが待ちきれないほどの食欲を見せるようになった。
そのため量が増えたにも関わらず、残すこともなくなった。
そういうことで肥満には注意が必要なのだが、散歩やランニングなど毎日の運動量が多いので、今のところその心配はないだろうと考えている。

変化といえば、いちばん驚いたのは耳が立ち耳になったこと。
垂れていた耳が、ある日突然立ち耳になった。
まるで別人(?)、「どこの犬?」というくらいの変化であった。
ほとんどのジャック・ラッセルは垂れ耳が特徴とされているが、時に立ち耳になる場合があるようだ。
そして立ち耳になる犬の特徴としては、気が強いという性格があるとのこと。
垂れた耳だと可愛く見えるが、立っていると確かに気の強い犬に見える。
しかしそれも個性のひとつ。
それがわが家のジャック・ラッセル・テリアなのである。

ちなみにジャック・ラッセル・テリアという犬種には、イギリスタイプとオーストラリアタイプがあり、イギリスタイプは足が長く、オーストラリアタイプは足が短い。
これはオーストラリアタイプが、コーギーとの掛け合わせによってできた犬種だからということだ。
立ち耳短足のわが家のアビーは、このタイプになる。
ついでに書くと、毛の種類は、短いのがスムース、長いのがラフ、そしてその中間がブロークンと3種類ある。
また毛色もホワイト&タン(白地に茶色)が主流だが、この他にも白黒茶、黒白があるというぐあいに、多種多様。
結論としては、そのように幅広い特徴をもった犬種なのだと理解して飼う必要があるということだ。

とにかく健康で楽しく育ってくれることを願うだけである。

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Category: 日本映画

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映画「あやしい彼女」

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この映画を観たのは、YouTubeでたまたまこの映画のワンシーンに出くわしたから。
主役の多部未華子が「悲しくてやりきれない」を唄うというシーンである。
その沁みる歌声に誘われて、映画を観たいと思ったのである。

この映画は韓国映画『怪しい彼女』をリメイクして作られたもので、73歳のおばあちゃんがひょんなことから20歳の女の子になってしまったことから巻き起こる騒動を描いたコメディ。
それを東京スカイツリーが聳える下町に舞台を移して描いている。
観始めはおばあちゃん(倍賞美津子)のオーバーでくさい演技にいささか抵抗をおぼえたが、20歳の女の子(多部未華子)に変身した後は、その抵抗感も薄れてきた。
そして彼女が町内のカラオケ大会に飛び入りで「見上げてごらん夜の星を」を歌うシーンになると、思わず胸が熱くなってしまったのである。
そこから一気に映画の世界に没入してしまった。
そして多部未華子の可愛くコミカルな演技と、澄んだ歌声に、完全にノックアウトされてしまったのである。
さらに「ローマの休日」をベースにした展開や、銭湯が舞台になっていたり、昭和の歌謡曲が何曲も歌われるなど、われわれ団塊の世代にとっては嬉しく懐かしい要素満載で、大いに楽しめた。
笑いあり、涙ありで、これはわぬ拾い物映画だった。


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Category: 弘前

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全国1位の降雪量

今年の冬は暖冬小雪で推移してきたが、2月5日から強い冬型の気圧配置になり、その影響で雪が降りやまず、9日時点での3日間の降雪量が80センチになった。
これは酸ヶ湯の72センチを超えて全国1位の降雪量だった。
それまで積雪量がゼロだったのが、この雪で一気に70センチ超え、市内はどこも雪の山になってしまった。
まさに青天の霹靂、そのため雪かきが日課になり、朝早くから雪かき作業に追われ、連日一日3回の雪かきという状態が続いた。
ちなみにこの間の雪かきで歩いた距離を測ってみると、14,000歩、12,000歩、16,000歩、18,000歩、12,000歩だった。
かなりの運動量である。いい運動不足の解消になった。
雪かきは大変といいながらも、考え方を変えればこれも雪国ならではの恩恵(?)といえるかもしれない。

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ところが一昨日から荒れた天気は一転して、暖かい日が続くという変わりようで、雪も目に見えて溶けている。
目まぐるしく変化するのが、今年の傾向のようだ。
いずれにしても2月ももう半ば。
寒さももう少しの我慢、春はすぐそこまで来ている。



Category: 外国映画

Tags: 戦争映画  

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映画「バハールの涙 LES FILLES DU SOLEIL」

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戦う女たちの映画である。
比喩でいう戦いではなく、実際に戦場で銃を持って命のやり取りをする本当の意味での戦いである。

主人公のバハールは、女性部隊「太陽の女たち」のリーダー。
元弁護士で、夫と息子とともに平穏な日々を送っていたが、ある日突然ISの襲撃をうけ、夫と父親を殺される。
そして幼い息子は拉致され、彼女自身もISの性奴隷として囚われの身となる。
しかしそこを脱出、息子救出のために、クルド人女性部隊「太陽の女たち」の一員となって武器をとる。
こうした経緯が、部隊の取材にやってきたフランス人女性ジャーナリスト、マチルドとの交流の中で明かされてゆく。

派手なアクションシーンがあるわけではない
だが緊迫した場面の連続で気が抜けない。
そして複雑な中東の歴史のなかで翻弄された女性たちが、いつまでも被害者であり続けるのではなく、戦士として立ち上がる力強さに圧倒される。
なかでも女たちのISからの逃避行には戦慄させられた。
「人生で最も重要な30メートル」には息をのむ。
そして辿りついたとたんの出産シーン。
生きるとは、かくも過酷で壮絶なのだという思いで、胸がいっぱいになってしまった。

絶望ばかりが支配する映画だが、最後にわずかに訪れる希望に、観ているこちらも救われた。

バハールのモデルとなっているのが、2018年にノーベル平和賞を受賞したナディア・ムラド。
そしてフランス人ジャーナリストのマチルドは、隻眼のジャーナリストとして知られたメリー・コルヴィンがモデル。
彼女の伝記映画「ア・プライベート・ウォー」が、この映画と同時期に作られている。
そちらも併せて観てみたい。


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Category: 外国映画

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映画「判決、ふたつの希望 L'INSULTE」

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珍しいことにレバノン映画である。
中東の映画では、これまでにキアロスタミ監督の映画を始めとしたイラン映画を何本か観ているが、レバノンの映画となるとあまり記憶にない。
おそらくこれが初めてのことではないかと思う。
そんな珍しいレバノン映画だが、これは第90回アカデミー賞で、レバノン史上初となる外国語映画賞にノミネートされたという作品。
期待半分、不安半分で観たが、これが大当たり、外国語映画賞にノミネートされたのがうなずける面白さであった。

物語はレバノンの首都ベイルートで起きた住民と工事人のささいな諍い。
それがもつれにもつれて裁判にまで発展、国を揺るがすほどの大騒動になってしまう。
そしてその争いのなかで、レバノンの過酷な現実が炙り出されることになる。

争うのは自動車修理工場を営む男と、工事現場の監督。
修理工場の男はレバノン人でキリスト教徒、いっぽうの現場監督はパレスチナ難民のイスラム教徒。
その違いがこの争いの火に油を注ぐことになり、感情のもつれはこじれにこじれて、どこまで行っても歩み寄ることがない。
果たして裁判の行方はどうなるのか。
その落としどころはどんなことになるのか。
その世界にどんどんと引き込まれていった。

ちなみにこれをきっかけに、レバノンについて少し調べてみることにした。
それによると次のようなもの。
レバノン共和国は、中東にあり、南はイスラエル、さらに北から東にかけてはシリアと国境を接し、西は地中海に面している。
首都は、ベイルートで、公用語はアラビア語。
人口は、598万人で、キリスト教が40%、イスラム教が55%。
1975年から1990年まで15年間の内戦、混乱を経て復興の道を歩む国である。
こうした背景からこの映画は生まれた。
それだけにレバノン人の切なる思いが、この映画には込められているのである。

だがこのような争いはけっしてレバノンだけの特殊な例というわけではない。
国の事情は違えども、これはどこでも起こりうる争いである。
そしてその解決の糸口は、実はごく身近なところにあるのだということを大きく示唆している。
そこに希望があり、感動がある。


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プロフィール

cooldaddy

Author:cooldaddy
住んでいるところ:青森県弘前市
出身地:香川県
年齢:今年(2018年)70歳です。
性別:男

還暦(10年前)という節目を迎え、何か新しいことを始めようとブログを開設しました。
趣味のこと、生活のこと、心に残ったことなど、My Favorite thingsを、気ままに書いていこうと思います。
末永くおつき合いください。

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