風に吹かれて

My Life & My Favorite things

Category: 月別観た映画と読んだ本

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今月観た映画と読んだ本(2017年7月)

観た映画


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湯を沸かすほどの熱い愛(DVD)
2016年 監督/脚本:中野量太 出演:宮沢りえ/杉咲花/オダギリジョー/篠原ゆき子/駿河太郎/伊東蒼/松坂桃李


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「何者」(DVD)
2016年 監督/脚本:三浦大輔 出演:佐藤健/有村架純/二階堂ふみ/菅田将暉/岡田将生/山田孝之


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「ロスト・バケーション」(DVD)
2016年アメリカ 監督:ジャウマ・コレット=セラ 出演:ブレイク・ライブリー/オスカル・ハエナダ/ブレット・カレン/セドナ・レッグ/アンジェロ・ロザーノ・コルソ


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「アイアムアヒーロー」(DVD)
2016年 監督:佐藤信介 出演:大泉洋/有村架純/長澤まさみ/吉沢悠/岡田義徳/片瀬那奈/片桐仁/マキタスポーツ/塚地武雅/徳井優


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「10 クローバーフィールド・レーン」(DVD)
2016年アメリカ 監督:ダン・トラクテンバーグ 出演:メアリー・エリザベス・ウィンステッド/ジョン・グッドマン/ジョン・ギャラガー Jr./ダグラス・グリフィン/スザンヌ・クライヤー




読んだ本


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存在の美しい哀しみ(小池真理子 現代小説)


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「晴れた日に永遠が」(中野翠 コラム)


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「この世は落語」(中野翠 エッセイ)


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「絵画の向こう側・ぼくの内側」(横尾忠則 エッセイ)



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Category: 日本映画

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映画「湯を沸かすほどの熱い愛」

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昨年度の日本アカデミー賞をはじめ各種映画賞を受賞、またこれが中野量太監督のメジャーデビュー作ということで話題になった映画である。
宮沢りえが余命数ヶ月の母親役を演じていることから、よくある難病ものかと危惧したが、古い銭湯が舞台で、オダギリジョー共演というところにひかれて観ることにした。
死を宣告された主人公が、残される家族のために孤軍奮闘するというのが、この映画のメーンストーリーであるが、そのエピソードの作りや出し入れが、新人監督らしからぬ手際のよさである。
いささか感動の押し売り的なところがなきにしもあらずだが、幸いそれがリズムを乱すというところまでは至らない。
それよりもひねりのきいたストーリーや巧みな伏線、抑制の利いた演出など、バランスのとれたさじ加減は、やはり並みの新人ではない。
そして役者のうまさ(とくに宮沢りえと杉咲花)が、それを強力に後押しをする。
そんなアンサンブルがファンタジーとも思えるような物語に、リアルな説得力を生み出している。
全員が疑似家族、血の繋がりのない子に注がれる宮沢りえの熱く逞しい愛情に、心の底からほっこりとさせられた。
評価の高さは、けっしてダテではなかった。
期待を込めて次回作を待ちたいと思う。


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Category: 読書

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小池真理子「存在の美しい哀しみ」

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先日の「沈黙のひと」に続く小池真理子の小説。
こちらも家族がテーマで、東京、プラハ、ウィーンを舞台に描かれる。
登場するのは後藤家と芹沢家というふたつの家族。
後藤家の妻・奈緒子は、以前の嫁ぎ先である芹沢家に、生まれたばかりの息子を置いたまま離婚をしたという過去を持っている。
そして後藤信彦と再婚、娘の榛名が生まれた。
奈緒子は、癌で55歳で亡くなるが、その直前に娘の榛名に異父兄がいることを告げる。
榛名は奈緒子の死後、チェロの修行のためプラハに住んでいるという異父兄・聡に会いに行く。
妹だという事実を隠したままで。
その経緯を書いたのが、第一章の「プラハ逍遥」である。
最初は短編として書かれたもので、その後6編の連作短編を加えて出来たのがこの小説である。

小説の題名を見てまず最初に思ったのが、映画「存在の耐えられない軽さ」であった。
ミラン・クンデラの小説を映画化した作品で、プラハの春を題材にした映画である。
主演はダニエル・デイ・ルイスとジュリエット・ビノシュ。
この映画のことが「プラハ逍遥」で、話題として出てくるので、題名はそれにちなんで付けられたものだということが分かる。
ちなみにこの小説には、この他にもいくつかの映画が登場する。
第二章「天空のアンナ」では「アンナ・カレーニナ」、最終章「残照のウィーン」では「ビフォア・サンライズ」と「第三の男」。
いずれも物語の効果的な素材として使われている。
なかでも最終章では、「第三の男」で、オーソン・ウェルズとジョセフ・コットンが出会う場面で有名なプラターの大観覧車が小説の舞台として使われており、クライマックスの劇的効果を上げる役割を担っている。
映画で見知ったお馴染みの場所だけに、情景がすぐに浮かんでくる。
小説では、この他にも聡の妹・恵理が映画関係の会社に勤めるなど、映画関連の話題が多い。
そうしたことが、小説の面白さを支える、大きな要素になっている。
著者・小池真理子は、おそらくかなりの映画好きに違いない。
そう考えると、同じ映画フリークとして急に親近感を覚えることになる。
この小説が印象に残ったのは、そうしたことも理由のひとつである。


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Author:cooldaddy
住んでいるところ:青森県弘前市
出身地:香川県
年齢:今年(2008年)還暦です。
性別:男

還暦という節目を迎え、何か新しいことを始めようとブログを開設しました。
趣味のこと、生活のこと、心に残ったことなど、My Favorite thingsを、気ままに書いていこうと思います。
末永くおつき合いください。

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