風に吹かれて

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Category: 月別観た映画と読んだ本

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今月観た映画と読んだ本(2015年9月)

観た映画


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「グランド・ブダペスト・ホテル」
2013年イギリス/ドイツ 監督/脚本:ウェス・アンダーソン 出演:レイフ・ファインズ/F・マーレイ・エイブラハム/マチュー・アマルリック/エイドリアン・ブロディ/ウィレム・デフォー/ジェフ・ゴールドブラム/ハーヴェイ・カイテル/ジュード・ロウ/ビル・マーレイ/エドワード・ノートン/トム・ウィルキンソン/オーウェン・ウィルソン


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アバウト・タイム 愛おしい時間について
2013年イギリス 監督/脚本:リチャード・カーティス 出演:ドーナル・グリーソン/レイチェル・マクアダムス/ビル・ナイ/トム・ホランダー/マーゴット・ロビー/リンゼイ・ダンカン


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ぼくたちの家族
2013年 監督/脚本:石井裕也 出演:妻夫木聡/原田美枝子/池松壮亮/長塚京三/黒川芽以/ユースケ・サンタマリア/鶴見辰吾/板谷由夏/市川実日子


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「きみがくれた未来」
2010年アメリカ 監督:バー・スティアーズ 出演:ザック・エフロン/アマンダ・クルー/チャーリー・ターハン/キム・ベイシンガー/レイ・リオッタ


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「ダイバージェント」
2014年アメリカ 監督:ニール・バーガー 出演:シャイリーン・ウッドリー/テオ・ジェームズ/アシュレイ・ジャッド/ケイト・ウィンスレット


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「ジゴロ・イン・ニューヨーク」
2013年アメリカ 監督/脚本:ジョン・タトゥーロ 出演:ジョン・タトゥーロ/ウディ・アレン/ヴァネッサ・パラディ/リーヴ・シュレイバー/シャロン・ストーン/ソフィア・ヴェルガラ/ボブ・バラバン


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「夕陽のガンマン」
1966年イタリア 監督/脚本:セルジオ・レオーネ 出演:クリント・イーストウッド/リー・ヴァン・クリーフ/ジャン・マリア・ヴォロンテ /クラウス・キンスキー/ルイジ・ピスティリ/ヨゼフ・エッガー


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「渇き。」
2014年 監督/脚本:中島哲也 出演:役所広司/小松菜奈/妻夫木聡/清水尋也/二階堂ふみ/橋本愛/國村隼/黒沢あすか/青木崇高/オダギリジョー/中谷美紀


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「わたしは生きていける」
2013年イギリス 監督:ケビン・マクドナルド 出演:シアーシャ・ローナン/トム・ホランド/ジョージ・マッケイ/ハーリー・バード/ダニー・マケボイ/アンナ・チャンセラー




読んだ本


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「木練柿」(あさのあつこ 時代小説)


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辰巳八景(山本一力 時代小説)


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偏屈系映画図鑑(内藤誠 エッセイ)


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「非常事態の中の愉しみ」(小林信彦 コラム)


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「成瀬巳喜男 映画の面影」(川本三郎 評論)


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院内カフェ(中島たい子 現代小説)


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仲蔵狂乱(松井今朝子 時代小説)


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あなたと共に逝きましょう(村田喜代子 現代小説)




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Category: 弘前

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曳屋ウィーク

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9月20日から弘前公園で「曳屋ウィーク」が始まった。
本丸下の石垣修理のため、天守を移動させる工事が行われているが、それに伴ったイベントである。
公募で集まった市民や観光客たち100人が、天守に結び付けた4本の綱を引いて動かすというもの。
同様の工事は100年前にも行われたそうで、その再現をしようということで企画された。
9月20日から27日まで、毎日4回行われている。
掛け声に合わせて100人がいっせいに綱を引く。
高さ14.4メートル、総重量約400トンの天守はびくともしないように見えるが、それでもレールの上を僅かだけ移動する。
その距離15センチ。
これを繰り返し行って、今日最終日を迎えた。
期間中の参加者は約4000人、動いた総距離は5m30cmである。
「ちりも積もれば山となる」である。

今後も引き続き工事が行われ、10月末までに北西74メートルの場所へと移ることになる。
100年に一度の大工事は、着々と行われているのである。


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Category: 読書

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村田喜代子「あなたと共に逝きましょう」

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夫は64歳、妻は62歳。
団塊世代の共働き夫婦が主人公。
ある日、夫の声が突然出なくなる。
病院で検査をすると、直径六センチほどにもなる大動脈瘤が発見される。
医者からは、切除しなければ確実に死ぬと告げられる。
そこから夫婦二人の懸命な闘病生活が始まる。

先日観た映画「ぼくたちの家族」や小説「院内カフェ」に続いて、今回もまた老いと病という問題を扱った小説である。
偶然とはいえ、こうやって続くと、いかにそうした作品が多くなったかということを実感せざるを得ない。
これも高齢化社会が招いた現象のひとつなのだろう。
いずれにしても団塊世代のひとりとしては、こうした問題は無視して通り過ぎることはできない。
というよりも、むしろ否が応でも関心を持たざるを得ないのである。
「自分のパートナーが舞台から降板して行くのを見るなんて、彼方の夢のことみたいに実感がなかった。そのぶんショックだった」と書かれている。
なるほど、こういうことが近い将来、自分にもやって来るかもしれないのである。
明日はわが身かという、切実な思いを持って読むことになった。
それだけに書かれていることのひとつひとつが、細部まで異様なリアリティで迫ってくる。

作者の村田喜代子は昭和20年生まれで、3歳年上である。
この小説は自らの体験を基に書かれたものだそうだ。
文章の上手さに加え、そうした実体験が迫力を生む源になったのだろう。


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Tags: 時代小説  

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松井今朝子「仲蔵狂乱」

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初代、中村仲蔵は、江戸時代後期に活躍した歌舞伎界の名優である。
なかでも特異な点は、幼くして両親を亡くした孤児であったものの、厳しい修行の末、ついには名題にまで登りつめたということである。
門閥が絶対の梨園にあって、これは稀有なことである。
名題というのは歌舞伎界における役者の頂点である。
ちなみに役者の身分は、下立役(通称、稲荷町)、中通り、相中(あいちゅう)、相中上分(あいちゅうかみぶん)、名題(なだい)下、名題となっており、その身分の壁を越えることは至難の業である。
しかもそれを果たしたのは、後にも先にも中村仲蔵しかいない。
これはそんな中村仲蔵の生涯を描いた小説である。

中村仲蔵の存在を知ったのは、五代目、三遊亭円楽が語る人情噺「中村仲蔵」によってであった。
ひと昔前、ラジオで放送されたのを録音、繰り返し何度も聴いたものである。
以来、六代目三遊亭円生や、芝居噺が得意だった八代目林家正蔵(先代)、さらには十代目金原亭馬生といった様々な演者の「中村仲蔵」を聴いた。
どれも楽しめるものではあったが、やはり最初に聴いた円楽のものが、一番の好みである。
いずれにしても、この演目は馴染が深い。
ちなみに噺の内容は、苦労して名題になった仲蔵が、「仮名手本忠臣蔵」上演の際、五段目の斧定九郎一役だけという冷遇にあうが、それにめげることなく、役を工夫、観客の喝采を浴びるというもの。
当時の五段目というのは、俗に弁当幕と呼ばれ、舞台を見るよりも弁当を食べることに忙しくなるという、まったく人気のない幕であった。
しかも斧定九郎というのは、見栄えのしない山賊で、名題になった役者がやるような役ではなかった。
しかし仲蔵はその役に独自の解釈を施すことで、今日も残る、錦絵から抜け出したような見事な斧定九郎へと変えたのである。
もちろん小説でも、そのくだりは詳しく書かれているが、それは仲蔵の修行のごく一部のエピソードに過ぎない。
それよりもっと凄まじいのは、稲荷町時代に仲蔵が役者仲間から受けたいじめや差別の数々。
これは競争社会である歌舞伎界の裏面史ともいえるもの。
そのあまりの陰惨さに耐えかねた仲蔵は、自殺未遂まで起こすが、たまたま居合わせた武家に助けられる。
そしてその後は「芸狂い」と呼ばれるほどの精進をして、役者としての実績を積んでいく。
それにつれて周りの扱いも次第に変化していく。
その過程が詳細に語られており、興味が尽きない。
まさに不世出の名優が辿った波乱の人生が、迫力たっぷりと描かれていくのである。

この小説は、第8回(1997年)時代小説大賞の受賞作である。


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Category: 読書

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中島たい子「院内カフェ」

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最近はどんな総合病院にも、コンビニやカフェが入っているようだ。
3か月に一度通っている大学病院にもそれはある。
最初は「病院にカフェ?!」と奇異に感じたが、大勢の人が出入りする場所ということから考えれば、それは至極当り前なことなのかもしれない。
この小説は、そんな院内カフェを舞台にした2組の夫婦の物語である。
1組目は、そのカフェで、土日だけパートとして働く小説家でもある主婦とパン屋を営む夫。
もう1組は原因不明の難病で入院中の夫と、ふた親の介護に疲れ切ってしまった主婦。
まったく接点のない二組の夫婦が、院内カフェという場所を媒介にして、それぞれが抱える難問に直面する姿が描かれる。

ネットの書評で偶然知った小説だったが、読み進むうちに、どんどんと引き込まれていった。
夫婦間の価値観の違い、気持ちのずれ、そうした日常の綻びが、どんどん大きくなっていくなか、何とか修復しようと努めるが、一旦掛け違ったボタンは、なかなか元へは戻らない。
そんな姿が丹念に描かれていく。
また2組の夫婦に加えて、院内カフェに立ち寄るちょっと訳ありな人たちの姿も、同時に描かれていく。
一種の群像劇である。
そんなところは、以前読んだ有川浩の「阪急電車」を連想させるものがある。
そして最後には、ほのぼのとした心温まるものをもたらしてくれるところも、また共通するところである。
サラリとしているものの、なかなか奥が深い。
そして2組の夫婦の出した結論には、思わずホロリとさせられた。


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Category: 日本映画

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映画「ぼくたちの家族」

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日本中のどこにでもある、ごくあたりまえの家族の身に起きた、これも決して珍しくはない出来事、医者から告げられた母親の余命1週間という告知。
そこからドラマは動き出す。
それをきっかけに、日常の陰に隠されていた問題が、次々と浮かび上がってくる。
そして家族全員が、その問題に否応なく向かい合わざるを得なくなる。
父親の事業失敗と多額の借金、母親のサラ金、うろたえる父親は大手電機メーカーに勤める長男に頼ろうとするが、長男の嫁の強硬な反対にあってどうすることもできない。
しかも長男には引きこもりという暗い過去があり、精神的な弱さを抱えている。
それでも生真面目な彼は、すべてを自分ひとりで背負い込もうとする。
そんな長男を大学生の弟は他人事のようにからかい半分に気遣うが、彼とてもかなりいい加減な若者で、どこまで家族のことを親身に考えているか分からない。
家族全員がバラバラで違う方向を向いている。
頼りない男たち三人は、ただただ呆然とするだけで、出口はいっこうに見つからない。
重苦しい時間が流れていく中、追いつめられた兄弟が真剣に手探りを始めたことをきっかけに、事態が少しづつ動き始める。
そこに至るまでの物語を、お涙頂戴のドラマにはせず、ひとつひとつのシーンを、ドキュメンタリーのようにリアルに、静かに、肌理細かく描いていく。
これは決して他人事ではない。
現代を生きるどんな家族の身にも起こりうる現実だ。
まさにわれわれ自身の問題なのである。
いっときも目が離せない。
「悪あがきしてみるよ。」と呟く長男のひと言が、胸に響く。

長男を演じた妻夫木聡、弟役の池松壮亮、父親役の長塚京三、そして母親を演じた原田美枝子、それぞれの抑えた演技が自然で好もしい。
監督は昨年「舟を編む」で、日本アカデミー賞を始めとした各種映画賞を受賞した石井裕也。
ますます実力を発揮し始めたという印象をもつ。
映画を観た後、「苦痛を共にした家庭は、安息の快楽を共にする事が出来る。」という、以前どこかで目にしたことのある言葉をふと思い出した。


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Category: 読書

Tags: エッセイ・評論  

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内藤誠「偏屈系映画図鑑」

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題名の「偏屈系」というのは、著者が吉本隆明と対談した折、吉本が「われわれ偏屈系は」と何度も「偏屈系」という言葉を口にしたことから、借りてつけたものである。
内藤誠は東映で、「不良番長」シリーズや「ポルノの帝王」といったプログラム・ピクチャーを専門に撮ってきた監督である。
その彼が吉本隆明と対談というのは、少し奇異な感じもするが、それは彼が監督のみならず、シナリオを書き、エッセイや評論、また翻訳なども物する著述家だからである。
さらに交友関係も広く、東映だけに留まらず、様々なジャンルの人たちとの交流がある。
この本に書かれただけでも、殿山泰司、田中小実昌、中川信夫、竹中労、大和屋竺、平岡正明、筒井康隆、山下洋輔、色川武大、南伸坊、四方田犬彦、坪内祐三、松田政男、大島渚、大林宣彦、寺山修司、三上寛など多士済々。
しかもいずれもが先鋭的に活躍する人たちばかり。
こうした個性的でうるさい連中と深い交流が続いているというだけでも、内藤誠という人物が只者ではないということが見えてくる。
映画監督としての実績は、正直言って、それほど誇れるものではないかもしれないが、(それでも「ネオンくらげ」「番格ロック」などは今でもカルト的な人気があるという)テレビ映画を撮り、シナリオを書き、さらに日大藝術学部映画学科の講師や中部大学人文学部の教授という肩書きを持ちながら、79歳となる今でも現役の映画監督として活躍を続けている。
2011年には24年ぶりの新作「明日泣く」(色川武大原作)を撮り、続いて今年は「酒中日記」(坪内祐三原作)を撮っている。
映画監督が映画を撮ることが難しくなったこの時代に、これは特筆すべきことである。
まさに「無事これ名馬」、「継続は力」という言葉を地で生きている人である。
こうした背景を知ると、吉本隆明との対談もなるほどと頷けるものがある。

この本を読むまでは、内藤誠という人物について知っていることと云えば、映画監督ということとその名前だけである。
それはキネマ旬報などの映画雑誌や上に挙げた人たちの著述のなかで、しばしばその名前を目にすることがあったからで、ただし彼が監督した映画は残念ながら観たことがない。
しかしこの本を読んだことで、映画だけにとどまらず、様々なジャンルにわたっての豊富な知識と経験を持った人物であることがよく分かる。
なかでもアメリカ文化については、格別幅広い知識を持っており、これは大学時代の友人である美術評論家、石崎浩一郎からの影響のようだ。
石崎浩一郎は、内藤同様、映画監督志望で、内藤に遅れること一年で、松竹の助監督になったものの、早々と退職、アメリカへと渡り、ハーバード大学で学び、帰国後は美術評論家及び映画評論家として活動している。
以後内藤との交流が続いている。
かくのごとく、この本では様々な人物との交流が次々と登場してくるが、それを見るにつけ、映画を含めたジャーナリズムの世界に生きる人たちにとっては、こうしたことがいかに大切なものかということがよく分かる。
そしてそうした交流を続けていくには、いかにタフな精神やエネルギー、そして幅広い見識を持っていなければならないかということも見えてくる。
「無事これ名馬」たらんとするためには、それはそれで大変なことなのである。

機会があれば彼の旧作をいちど観てみたいものである。


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テーマ : 映画監督  ジャンル : 映画


Category: 読書

Tags: 山本一力  時代小説  

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山本一力「辰巳八景」

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「辰巳」とは江戸深川のこと。
江戸城から見ると、深川が辰巳の方角(東南)に当たることからつけられた別名である。
その江戸深川を舞台にした「永代橋帰帆」、「永代寺晩鐘」、「仲町の夜雨」、「木場の落雁」、「佃町の晴嵐」、「洲崎の秋月」、「やぐら下の夕照」、「石場の暮雪」という八つの物語が書かれている。
それぞれの物語に登場してくるのは、ろうそく屋、せんべい屋、米屋、鳶、材木商、町医者、三味線屋、芸者、飛脚、履物職人など、名もなき商人や職人たちである。
そうした人たちの生業の様子が詳しく書かれているので、物語の面白さだけでなく、その生活を覗き見る面白さも同時に味わえる。
なかでも著者自身の作家としての修業時代を下敷きに書かれたのではないかと思われる「石場の暮雪」が興味深い。


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Category: 外国映画

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映画「アバウト・タイム 愛おしい時間について」

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「ラブ・アクチュアリー」、「ノッティングヒルの恋人」のリチャード・カーティス、最後の監督作ということで以前から気になっていた作品である。
だが、「ラブコメ」ということであまり気持ちが動かなかったが、他に観たいものも見つからず、ではとりあえず観てみようかとレンタルしてみたのである。
しかし「ラブコメ」といっても、そこは腕のいいストーリーテラーであるリチャード・カーティス、通り一遍の「ラブコメ」ではなかった。
ちょっとしたひとひねりが施されている。
主人公がタイムトラベルができる力を持っているというのである。
まったく予想もしていなかった奇想天外な設定である。
そして観て行くうちに分かったが、これは「ラブコメ」という意匠を纏った家族のドラマ、父と息子のドラマなのである。
そして温かなユーモアとウィットに包まれた人間賛歌の物語でもある。
リチャード・カーティスらしい話のうまさに、今回も知らず知らずのうちに引き込まれてしまった。
それにしてもイギリス人は人生を楽しむ術に、何と長けていることか。
リチャード・カーティスの映画を観る度に、そう思ってしまう。
そしてそれをこんな風にアレンジして見せてくれるリチャード・カーティスの非凡な才能に、改めて感心してしまった。
それにしても、これを最後の監督作として、今後はシナリオライターに専念するということだが、如何にも残念だ。


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プロフィール

cooldaddy

Author:cooldaddy
住んでいるところ:青森県弘前市
出身地:香川県
年齢:今年(2008年)還暦です。
性別:男

還暦という節目を迎え、何か新しいことを始めようとブログを開設しました。
趣味のこと、生活のこと、心に残ったことなど、My Favorite thingsを、気ままに書いていこうと思います。
末永くおつき合いください。

映画サイト「マイ・シネマ館」もやっています。
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