Category: 月別観た映画と読んだ本
今月観た映画と読んだ本(2014年8月)
観た映画
「追撃機」 (1958年アメリカ 監督:ディック・パウエル 出演:ロバート・ミッチャム/ロバート・ワグナー/メイ・ブリット/リチャード・イーガン )
「戦う翼」 (1962年アメリカ 監督:フィリップ・リーコック 出演:スティーヴ・マックィーン/ロバート・ワグナー/シャーリー・アン・フィールド/マイケル・クロフォード )
「悪の法則」 (2013年アメリカ 監督:リドリー・スコット 出演:マイケル・ファスベンダー/ペネロペ・クルス/キャメロン・ディアス/ハビエル・バルデム/ブラッド・ピット/ブルーノ・ガンツ )
「四十九日のレシピ」 (2013年日本 監督:タナダユキ 出演:永作博美/石橋蓮司/二階堂ふみ/原田泰造/淡路恵子/岡田将生 )
「鑑定士と顔のない依頼人」 (2013年イタリア 監督:ジュゼッペ・トルナトーレ 出演:ジェフリー・ラッシュ/シルヴィア・フークス/ジム・スタージェス/ドナルド・サザーランド )
「小さいおうち」 (2013年日本 監督:山田洋次 出演:松たか子/黒木華/片岡孝太郎/吉岡秀隆/妻夫木聡/倍賞千恵子/橋爪功/吉行和子/室井滋/中嶋朋子/小林稔侍/夏川結衣/米倉斉加年 )
読んだ本
「いい人生」(立松和平 エッセイ)
「夏目さんちの黒いねこ」(関川夏央 コラム)
「太陽の棘」(原田マハ 現代小説)
「シシド 小説・日活撮影所」(宍戸錠 現代小説)
「博士の愛した数式」(小川洋子 現代小説)
「カフーを待ちわびて」(原田マハ 現代小説)
「今夜、すべてのバーで」(中島ラモ 現代小説)
「心が雨漏りする日には」(中島ラモ エッセイ)

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「追撃機」 (1958年アメリカ 監督:ディック・パウエル 出演:ロバート・ミッチャム/ロバート・ワグナー/メイ・ブリット/リチャード・イーガン )
「戦う翼」 (1962年アメリカ 監督:フィリップ・リーコック 出演:スティーヴ・マックィーン/ロバート・ワグナー/シャーリー・アン・フィールド/マイケル・クロフォード )
「悪の法則」 (2013年アメリカ 監督:リドリー・スコット 出演:マイケル・ファスベンダー/ペネロペ・クルス/キャメロン・ディアス/ハビエル・バルデム/ブラッド・ピット/ブルーノ・ガンツ )
「四十九日のレシピ」 (2013年日本 監督:タナダユキ 出演:永作博美/石橋蓮司/二階堂ふみ/原田泰造/淡路恵子/岡田将生 )
「鑑定士と顔のない依頼人」 (2013年イタリア 監督:ジュゼッペ・トルナトーレ 出演:ジェフリー・ラッシュ/シルヴィア・フークス/ジム・スタージェス/ドナルド・サザーランド )
「小さいおうち」 (2013年日本 監督:山田洋次 出演:松たか子/黒木華/片岡孝太郎/吉岡秀隆/妻夫木聡/倍賞千恵子/橋爪功/吉行和子/室井滋/中嶋朋子/小林稔侍/夏川結衣/米倉斉加年 )
読んだ本
「いい人生」(立松和平 エッセイ)
「夏目さんちの黒いねこ」(関川夏央 コラム)
「太陽の棘」(原田マハ 現代小説)
「シシド 小説・日活撮影所」(宍戸錠 現代小説)
「博士の愛した数式」(小川洋子 現代小説)
「カフーを待ちわびて」(原田マハ 現代小説)
「今夜、すべてのバーで」(中島ラモ 現代小説)
「心が雨漏りする日には」(中島ラモ エッセイ)


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原田マハ「カフーを待ちわびて」

タイトルの「カフー」とは、沖縄の方言で「果報」のこと。
「いい報せ」「幸せ」の意味を持つ。
そして主人公の明青(あきお)が飼っている黒いラブラドール・レトリーバーの名前が「カフー」、そして彼の前にある日突然現れた謎のヒロインの名前が「幸(さち)」である。
沖縄の離島、「与那喜島」を舞台に繰り広げられるラブストーリーである。
「鶴の恩返し」や「天の羽衣」「竹取物語」といったお話を、現代に移し変えたような話である。
どことなく現実離れしたような設定ではあるが、これが沖縄の離島で繰り広げられると、妙なリアリティーが感じられて納得してしまう。
それは沖縄が持つ美しい自然や、神を身近に感じながら生きる沖縄独特の文化がそうさせている。
主人公の明青は幼い時に父親を事故で亡くし、母親は彼を置いたまま家を出て行ってしまった。
以来彼は雑貨店を営む祖母とふたりだけで生きてきた。
その祖母も7年前に亡くなった。
そして今はその雑貨店をひとりで営んでいる。
そんな彼の元に1通の手紙が届く。
「絵馬の言葉が本当なら、私をお嫁さんにしてください」というもの。
明青が「嫁に来ないか。幸せにします」と冗談半分に書いて奉納した絵馬を見た女性からの手紙であった。
そして「幸」という名の女性が本当に彼を訪ねてやってくるのである。
何とも浮世離れした話だが、これがその後意外な展開をみせ、やがてそこに秘められた真相が明らかになっていく。
主人公の明青は幼い頃、嫌な時には「胸ん中で、みっつ数えるんだよ」と母親に教わったことがある。
嫌なのことは、みっつ数えるうちに通り過ぎてしまう。
そうやって耐えることで明青は不幸をやり過ごしてきた。
「果報は寝て待て」という言葉がある。
しかし待っているだけでは、いつまで経っても「カフー」はやってこない。
本当の幸せは自ら手を伸ばしてつかまなければいけないのである。
この小説は「第1回ラブストーリー大賞」受賞作である。
そして原田マハの小説家デビュー作でもある。
沖縄の青く澄んだ海に気持ちよく身を任せたような、ハートウォーミングな物語であった。
たまには波に揺られながらこんなひと時を過ごすのも悪くない。


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Category: 読書
小川洋子「博士の愛した数式」

小川洋子の小説を読むのはこれが初めてである。
彼女がパーソナリティーを務めるラジオ番組「Melodious Library」はたまに聴くことがあり、その的確で鋭い解説にはいつも感心させられていたので、いずれ小説も読んでみたいと思っていた。
しかし、なかなかその機会がなかった。
これまでにも何度か作品を手にしたことはあるが、いつも積読のままで終わっていた。
彼女の小説とはあまり縁がないのかなと思っていたが、それならばこの際代表作だけでも読んでみようと思って手にしたのがこの「博士の愛した数式」であった。
2005年に映画化されており、そちらは観ているが、あまり印象には残っていない。
大筋のストーリーは憶えているが、細部に至ってはほとんど憶えていない。
そういう前提のもとに小説を読み始めたのである。
しかし映画と違って小説ではすぐに、その世界に嵌ってしまった。
そして博士と家政婦の「私」や彼女の10歳になる息子との間で交わされる数学の世界の話に、たちまち魅了されてしまったのである。
数字には自然数、素数、完全数、虚数、対数、定数、素因数、三角数、友愛数、過剰数、不足数など様々なものがあり、それぞれが独特な個性や特徴があることを教えられた。
こんなことは数学の世界では初歩的な知識なのかもしれないが、数学が苦手で高校時代以来数学とはまったく無縁に生きてきた自分にとっては、新鮮であった。
目を見開かされるようなことばかり。
まるで数字というものが、それぞれに違った性格を備えた生き物のように見えてくる。
そんな神秘的とも思えるような世界の一端に触れることができただけでも、この小説を読んで良かったと思う。
さらに数学とともに重要な要素になっているのは、野球である。
博士からルートと名づけられた家政婦の息子と博士が、ともに熱心な阪神タイガースのファンということから、野球の話題がしばしば俎上に載ることになる。
そこでも数字を通しての野球の世界が語られていく。
たとえば博士いちばんのお気に入りの選手は江夏である
彼の背番号は28である。
これは完全数である。
完全数とは、その数自身を除く約数の和が、その数自身と等しい自然数のことである。
1+2+4+7+14=28
そして完全数はめったに見つけられない数である。
さらに野球観戦の際に座った席の番号が、博士が「7の14」ルートが「7の15」だったことから始まる会話はこうだ。
「714はベーブ・ルースが1935年に作った通算ホームラン記録。1974年4月8日、ハンク・アーロンはこの記録を破る715本めのホームランを、ドジャースのアル・ダウニングから放った。
714と715の積は、最初の七つの素数の積に等しい。
714X715=2X3X5X7X11X13X17=510510
あるいは、714の素因数の和と、715の素因数の和は等しい。
714=2X3X7X17
715=5X11X13
2+3+7+17=5+11+13=29
こうした性質を持つ、連続する整数のペアはとても珍しい。20000以下には二十六組しか存在しない。ルース=アーロン・ペアだ。」
といったぐあい。
このように博士はどんな物事も数字を基に考える。
博士の世話をするために雇われた家政婦の「私」が、博士と初対面の時にまず質問されたのが、彼女の誕生日であった。
すると博士は自分が大切にしている腕時計に刻まれている数字284を引き合いに出し、「220の約数の和は284。284の約数の和は220。友愛数だ。滅多に存在しない組み合わせだよ。神の計らいを受けた絆で結ばれ合った数字なんだ。美しいと思わないかい?君の誕生日と、僕の手首に刻まれた数字が、これほど見事なチェーンでつながり合っているなんて」
博士は優秀な数学者であった。
しかし17年前に交通事故にあい、脳に障害が起きてしまった。
以来彼の記憶は80分しかもたない。
そんな博士の世話をするために雇われたのが「私」であった。
そして次第に博士の不思議な魅力のとりこになっていく。
それは息子のルートも同じであった。
子供ながらに博士の尋常でない境遇に理解を示し、ごく自然に馴染んでいく。
無垢なる者同士が互いに寄り添うように。
人は無垢なるものに癒される。
父親のいないルートにとって、博士はまさに父親なのであった。
博士によって優しく庇護され、様々なことを学んでいく。
さらに家政婦の「私」にとっても同様である。
彼女も父親を知らずに育った身の上であった。
欠落したものを持った者同士が寄り添うことで生まれる労りや優しさ。
それぞれに欠けたものを、さりげなく補い合うことで、かけがえのない時間を過ごすことになる。
それはまるで理想の家族の姿のようにも見えてくる。
台所では家政婦の「私」が料理をする。博士は静かに本を読む。そしてルートは熱心に宿題に取り組んでいる。
静かで穏やかな時間が流れていく。
そんな何気ない時間の、何と貴重で輝かしいものであることか。
<あるべきものがあるべき場所に納まり、一切手を加えたり、削ったりする余地などなく、昔からずっと変わらずそうであったような、そしてこれからも永遠にそうであり続ける確信に満ちた状態。>
これは博士が難解な数学の問題を解決したときに書かれた描写であるが、それはそのまま彼ら3人の姿にも当てはまる。
そしてその時、博士が洩らす一言、「ああ、静かだ」。
幸せとはどういうことなのか、そんなことを改めて教えてくれる小説であった。


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Category: 薪ストーブ
卓上電動ノコギリの故障

薪用に集めた伐採木を切る際に、卓上電動ノコギリを使っている。
直径20センチまでの伐採木は、このノコギリか普通の電動ノコギリかのどちらかを使っている。
それ以上大きいものは、チェーンソーで対応している。
その卓上電動ノコギリが突然動かなくなってしまった。
以前にもこれと同じ状態になったことがある。
数年前のことである。
その時は修理は諦めて、代わりに新しいものを買った。
定価が8000円ほどと安く、直るかどうか分からないものを修理するよりも、そのほうが簡単と考えたからである。
そして動かなくなったノコギリは、時々薪仕事を見学に来る近所のNさんに譲った。
いずれ処分するだけのものを置いておいても仕方がない。
何に使うのか分からないが、欲しいというので譲ったのであった。
その後は2台目を使って作業をしていたが、数年後にまた同じように動かなくなってしまった。
それを知ったNさんが、前に譲った1台目を持って現れた。
何と動けるようになっているではないか。
機械好きのNさんが、あれこれ手を尽くして修理をした結果、動けるようになったということである。
それを動かなくなった2台目と交換してくれたのである。
有難い話である。
以来それを使っていたが、先日また動かなくなってしまった。
毎年相当数の伐採木を切断するのだから、どうしても酷使ということになってしまう。
その結果故障してしまうわけだ。
今回もさっそくNさんに声をかけた。
そして手順を教えてもらいながら一緒に修理をした。

摩耗したカーボンブラシ

グリースを塗った回転軸
どうやら酷使によるモーター部分の汚れと、そこに接触するカーボンブラシの摩耗が原因のようだ。
そこでカバーを外してモーターの汚れを取り、カーボンを取り替えると、また元のように勢いよく動くようになった。
さらに念のためにと、回転部分にグリースまで注入してくれた。
これで問題解決、ひと安心である。
Nさんに感謝である。
それにしても近くにこういう人がいてくれて、ほんとうに良かった。
力強い助っ人である。
頼もしい限りである。


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原田マハ「楽園のカンヴァス」

以前から読みたかった原田マハの「楽園のカンヴァス」。
人気作ゆえに図書館ではなかなかお目にかかることがなかったが、ようやく書棚に並んだので借りてきた。
ルソーとピカソという20世紀を代表するふたりの天才画家の関係を描いたアートミステリーである。
作者の原田マハは、かつて美術館のキュレーターとして働いていたことがあるそうだ。
その経験に裏打ちされた内容は、美術ファンならずとも、大いに好奇心を刺激されるところである。
大美術展の裏側でどんな仕事や駆け引きがなされているか、経験者だからこそ書けたであろう美術界の舞台裏が興味深い。
アンリ・ルソーの最後の作品は「夢」である。
その作品とうりふたつの幻の作品「夢をみた」の真贋を巡って、MoMAのアシスタント・キュレーター、ティム・ブラウンと日本人研究者、早川織江の2人が競うというのが物語の骨子だが、そのなかで若き日のピカソと無名の画家ルソーとの隠された関係が明らかにされていく。
さらにルソーの絵のモデルであり、永遠のミューズであるヤドヴィガとその夫、そして詩人のアポリネールなどが絡み、20世紀美術の変革期であった当時の熱気が伝わってくる。
アンリ・ルソーは遅咲きの画家であった。
長年パリ市の税関の職員を務めていた彼が、画家として本格的に出発したのは、税関を退職した49歳の時からであった。
しかし遠近法を無視し、一見幼児が描いたようにも見える彼の絵は、生前正当に評価されることはなかった。
「日曜画家」、「税関吏」などと呼ばれて揶揄されるばかりであった。
そんな彼の絵の数少ない理解者のひとりが、パブロ・ピカソであった。
早くからルソーの絵の革新性を見抜いていたピカソは、貧しい生活の中で懸命に絵を描き続けているルソーを何くれとなく気遣い続ける。
そんなふたりの関係が克明に描かれていく。
そしてその交流の中から生み出されたと思われる幻の作品「夢をみた」の謎が、次第に浮かび上がってくるのであった。
原田マハの小説を読むのは「キネマの神様」に続いてこれが2冊目である。
「キネマの神様」は映画に対する愛に満ちていたが、こちらは美術への愛に満ち溢れている。
直木賞候補作、そして山本周五郎賞受賞作である。


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Category: 行事・記念日
お盆休みの今日は
娘ふたりと孫ふたり、そして長女の連れ合いの5人と一緒に墓参りに出かけた。
次女の連れ合いは、仕事の都合で残念ながら参加できなかった。

お寺では本日限定でカキ氷のお振舞があった。
毎年恒例の行事である。
暑い時期なので、これが目当ての墓参りもいるかもしれない。
30度という暑さのなか、冷たいカキ氷がありがたかった。
とくに孫たちにとっては最高のお振舞であった。

墓参りの後は「豪華楼」で昼食。
大勢で賑やかに食事をすると、やはりいつも以上に食が進む。

午後は孫たちの面倒を見たり、テレビで高校野球を見たりでゆったりと過ごす。

そして最後は迎え火をして、今日の行事を終了。
賑やかで寛いだ、いいお盆休みだった。

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次女の連れ合いは、仕事の都合で残念ながら参加できなかった。

お寺では本日限定でカキ氷のお振舞があった。
毎年恒例の行事である。
暑い時期なので、これが目当ての墓参りもいるかもしれない。
30度という暑さのなか、冷たいカキ氷がありがたかった。
とくに孫たちにとっては最高のお振舞であった。

墓参りの後は「豪華楼」で昼食。
大勢で賑やかに食事をすると、やはりいつも以上に食が進む。

午後は孫たちの面倒を見たり、テレビで高校野球を見たりでゆったりと過ごす。

そして最後は迎え火をして、今日の行事を終了。
賑やかで寛いだ、いいお盆休みだった。


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Category: 読書
ねじめ正一「荒地の恋」

かつて、田村隆一という詩人がいた。
そして北村太郎という詩人がいた。
現代詩の世界についてはあまり詳しくはないが、それでも学生時代にはいくらかの関心は持っていた。
このふたりの詩人も名前だけは知っていた。
とくに田村隆一は戦後を代表する詩人で、そのダンディーさを買われてテレビCMにも登場したことがあるので、知っている人も少なくないのではなかろうか。
それに比べると北村太郎は地味な存在で、それほど知名度は高くない。
ふたりはともに詩誌「荒地」の同人である。
そして中学時代以来の親友でもある。
生涯切っても切れない関係を持ち続けた人たちである。
そんなふたりだが、北村太郎が田村隆一の妻明子と不倫に陥ってしまう。
北村太郎53歳の時のことである。
それをきっかけに彼は家族を捨てて家を出る。
また朝日新聞の校閲部長という職も捨ててしまう。
こうした不倫の行きつく先は、ドロドロとした抜き差しならぬ愛憎劇になるのが相場だが、この場合はそうはならない。
北村太郎に対する田村隆一の態度は、不倫前といささかも変わらない。
そもそも明子が北村のもとに走ったきっかけは、酒や女にだらしないという田村の癖の悪さに端を発していた。
それに悩まされた明子が、救いを求めるように北村との恋に落ちたというわけである。
しかしその関係はいつまでも続かず、やがて終わりの時を迎えることになる。
そしてそのきっかけとなったのも、またもや田村であった。
明子が家を出ていった後、家事もできない20代の女性と同棲を始めるが、その生活が破綻、アルコール依存による肝機能の悪化という事態に至ったからであった。
精神に異常を来しながらも、明子は田村のもとへと帰っていく。
しかしひとりになった北村は家族のもとに帰ることはなかった。
不倫をきっかけに手に入れた自由な生活は、その後も変わりなく続いていく。
やがて彼には詩の朗読会で出会った若い恋人ができる。
そしてその恋人に見守られながら69年の生涯を閉じることになる。
熟年の恋を描いたこの小説は、事実をもとに書かれたものである。
それを同じ詩人のねじめ正一が、詩人の視点で描いている。
大人の恋なので激情に流されるといった恋ではないが、それにしても仕事も家族も捨ててとなると、これは余程のことである。
理性的な北村のなかで、果たして何があったというのだろう。
しかもそれはごく短い期間で終わりをみている。
そしてその後は友人としての親しい関係が続いていくことになる。
結局北村は、恋というよりも、詩に殉じたということになるのではなかろうか。
かつて書き溜めた作品を全詩集としてまとめた時、友人から「たったこれだけかあ」と驚かれたことがあった北村だが、明子との恋を契機に一気に作品の数を増やしていったことからもそれは窺える。
詩を書くために恋をしたというわけではないだろうが、結果としてそうなったということである。
恋は詩人に豊穣なる作品世界をもたらす。
大いなるエキスだったということになる。
それにしてもここで描かれる詩人たちの世界の何と魅力的なことか。
そんな詩人たちの破天荒で個性あふれる生き方を見るだけでも、この小説を読む値打ちがあるというものだ。
最後に北村の印象に残った詩の一節を書いておく。
これを読むと、他の詩も読んでみたくなる。
機会があれば北村のみならず、田村の詩、鮎川信夫の詩なども読んでみたいものだ。
「なんと遠くへ来たことか 冬の山林 小道をゆっくり登ってゆく 一個の骸骨」


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Category: 暮らし
虫よけリング

薪割り作業中に虫に刺されたことは前に書いた。
先日100円ショップに買い物に行った際、「虫よけリング」なる物を見つけた。
こんな物で虫よけができるのかと半信半疑だったが、虫に刺された後だけに、引かれるものがあった。
ものは試しと使ってみることにした。
素材はシリコン製で、袋を開けると微かに柑橘系の匂いがする。
成分表を見るとユーカリ、レモン、シトロネラなどの植物油が塗布されているらしい。
なるほど一般的に虫は、柑橘系の果実やハッカなどの匂いを嫌うということは、以前何かで読んだことがある。
幾らかの効果はあるのかもしれない。(効果の目安としては、1日6時間使用して約1ヶ月。)
また虫よけスプレーを使うよりも簡単である。
作業の度に塗るのは面倒だと、スプレーは敬遠していたが、これなら簡単である。
夏のアウトドア用として売り出されたもののようである。
なるほど季節柄、こうしたものは野外では必需品のひとつと言ってもいいかもしれない。
それにしても探してみると、いろんな物があるものだ。


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Category: 弘前
ねぷた観覧
昨夜は娘と孫、家内の4人でねぷた見物に出かけた。
知人が店の前に椅子を用意して席を確保してくれている。
場所は一番町を下ったところにある交差点の角である。
坂の先にある桜大通りの信号まで見通せるという、絶好の観覧席であった。


午後7時過ぎ、パトカーに先導されたじょっぱり太鼓がまず初めに現れた。
それに続いて各団体のねぷたが次々と姿を見せる。
囃子の音や掛け声に、祭りムードはいやが上にも盛り上がっていく。



こうやって沿道に席取ってねぷたを見るのは何年ぶりのことだろう。
最近はこのようにじっくりとねぷた見物をすることは、ほとんどなくなってしまった。
それだけに久しぶりのねぷた見物は新鮮な気分である。
ねぷたが姿を現すと、ドキドキ感が高まって、初めてねぷたを見た時の感動が蘇ってきた。
やはり祭りはこうやってじっくりと腰を据えて見るものだ。






人形ねぷたも2台現れた。


弘前の熱い夜はまだまだ続く。

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知人が店の前に椅子を用意して席を確保してくれている。
場所は一番町を下ったところにある交差点の角である。
坂の先にある桜大通りの信号まで見通せるという、絶好の観覧席であった。


午後7時過ぎ、パトカーに先導されたじょっぱり太鼓がまず初めに現れた。
それに続いて各団体のねぷたが次々と姿を見せる。
囃子の音や掛け声に、祭りムードはいやが上にも盛り上がっていく。



こうやって沿道に席取ってねぷたを見るのは何年ぶりのことだろう。
最近はこのようにじっくりとねぷた見物をすることは、ほとんどなくなってしまった。
それだけに久しぶりのねぷた見物は新鮮な気分である。
ねぷたが姿を現すと、ドキドキ感が高まって、初めてねぷたを見た時の感動が蘇ってきた。
やはり祭りはこうやってじっくりと腰を据えて見るものだ。






人形ねぷたも2台現れた。


弘前の熱い夜はまだまだ続く。


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Category: 行事・記念日
初陣
先月の28日に梅雨明けした弘前は、連日真夏日の暑い日が続いている。
この暑さの中、1日から弘前ねぷた祭りが始まった。
その祭りの運行に、孫の瑚太郎が初参加した。
娘の友人たちが子供連れで参加するのに誘われて、一緒に参加することにしたのである。
そのカメラマン役として運行に付いていった。

集合場所に着くと、孫の瑚太郎がねぷたの衣装を着て緊張した表情で立っていた。
普段はねぷたの掛け声を大声で叫んだり、太鼓を叩く真似をしたりと、ねぷたには興味津々なのだが、こうやって本物の近くに来るとその迫力に恐れを成したようだ。
しかし時間が経つにしたがって徐々に慣れてきたようで、目を輝かせてねぷた見物をしている。
待つこと1時間、ようやく運行が始まった。
順番待ちをしているねぷたが80台近く(参加団体は82、運行台数は日によって違う)もあるので、最後尾近くにある今回参加の土手町ねぷたの運行開始は、どうしてもこのくらい待たされることになるようだ。
それが事前に分かっていたら、もう少し時間をずらして集合場所に行ったのだが。
それでもこの時間待ちの間、孫は焦れることも無理を言うこともなく、ねぷた見物で楽しい時間を過ごしてくれたので助かった。


運行コースは桜大通りから下土手町、中土手町を通って、上土手町と代官町の交差点で終点となる。
約1キロのコースである。
それをねぷたに繋いだロープを握ってゆっくりと歩いていく。
コースの両脇の歩道上には、見物客が溢れている。
ねぷたの灯りを目立たせるために街灯や信号が消されている。
いつもと違った祭り独特の雰囲気が流れている。
それでも孫は、気圧されることもなく、掛け声に合わせて大きな声を張り上げている。
長い待ち時間の間に祭りの雰囲気にも慣れて、完全に祭りモードになったようだ。
沿道の観客に手を振る余裕まで見せている。
約1時間をかけて運行コースを歩いた。
幼い孫にとっては決して短い距離ではなかっただろう。
それでも疲れも見せず、楽しく歩き切ったのである。

運行終了後は、おみやげまでもらい、大満足の様子。
こうして2歳の夏のねぷた初陣は、無事終了したのである。

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この暑さの中、1日から弘前ねぷた祭りが始まった。
その祭りの運行に、孫の瑚太郎が初参加した。
娘の友人たちが子供連れで参加するのに誘われて、一緒に参加することにしたのである。
そのカメラマン役として運行に付いていった。

集合場所に着くと、孫の瑚太郎がねぷたの衣装を着て緊張した表情で立っていた。
普段はねぷたの掛け声を大声で叫んだり、太鼓を叩く真似をしたりと、ねぷたには興味津々なのだが、こうやって本物の近くに来るとその迫力に恐れを成したようだ。
しかし時間が経つにしたがって徐々に慣れてきたようで、目を輝かせてねぷた見物をしている。
待つこと1時間、ようやく運行が始まった。
順番待ちをしているねぷたが80台近く(参加団体は82、運行台数は日によって違う)もあるので、最後尾近くにある今回参加の土手町ねぷたの運行開始は、どうしてもこのくらい待たされることになるようだ。
それが事前に分かっていたら、もう少し時間をずらして集合場所に行ったのだが。
それでもこの時間待ちの間、孫は焦れることも無理を言うこともなく、ねぷた見物で楽しい時間を過ごしてくれたので助かった。


運行コースは桜大通りから下土手町、中土手町を通って、上土手町と代官町の交差点で終点となる。
約1キロのコースである。
それをねぷたに繋いだロープを握ってゆっくりと歩いていく。
コースの両脇の歩道上には、見物客が溢れている。
ねぷたの灯りを目立たせるために街灯や信号が消されている。
いつもと違った祭り独特の雰囲気が流れている。
それでも孫は、気圧されることもなく、掛け声に合わせて大きな声を張り上げている。
長い待ち時間の間に祭りの雰囲気にも慣れて、完全に祭りモードになったようだ。
沿道の観客に手を振る余裕まで見せている。
約1時間をかけて運行コースを歩いた。
幼い孫にとっては決して短い距離ではなかっただろう。
それでも疲れも見せず、楽しく歩き切ったのである。

運行終了後は、おみやげまでもらい、大満足の様子。
こうして2歳の夏のねぷた初陣は、無事終了したのである。


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Category: ネット
ネットが繋がらない
先日集中豪雨の時に、落雷があった。
その際一瞬停電になった。
停電は1、2分で回復したが、その後ネットが繋がらなくなってしまった。
停電の瞬間、間の悪いことにネットをやっていたので、その影響を受けてしまったようだ。
対応の仕方が判らないので、電話局に問い合わせてみた。
いろいろと調べてもらったところ、ルーターまでの信号は間違いなく届いているとのこと。
しかしパソコンがそれを認識できていないようなので、いちどパソコンを診てもらったほうがいいのではないかということになった。
そこでパソコンショップに行き、ショップの回線で繋いでみたところ繋がるではないか。
パソコンには問題がなかったわけだ。
そこで再度電話局に連絡して報告したところ、ルーターに問題があるかもしれないとの結論になり、新しいルーターを送るので取り替えてみてくれということになった。
数日後、新しいルーターが届いた。
さっそく古いルーターと取り替えてネットに繋いでみたが、やはり前と同じで繋がらない。
「ネットワークに接続されていません」の表示が出るだけである。
コントロールパネルを開いてみると、「ローカルエリア接続」に紅いバツ印がついている。
結局最初と同じで、ルーターまでは信号が届いているが、パソコンがそれを認識できない状態ということである。
電話局に再度連絡してみるが、これ以上はどうしようもないという返事である。
もういちどパソコンショップに行って相談してみるしかなさそうである。
深い闇の中に入ってしまい、何も見えなくなってしまったといった状態である。
ここまでは先日のFacebookに書いた。
その後有効な解決方法が見つからず、お手上げ状態だったが、たまたまラジオを聴いていると、パソコンの通信販売のコマーシャルが流れた。
それによるとイーモバイルに加入するだけで、ノートパソコンがワンコイン(500円)で買えるという。
どうしてこんなに簡単にパソコンを手に入れることができるのか分からないが、これも何かの縁だと思い、すぐに申し込むことにした。
そしてこれまで使っていたネット回線は即解約することにした。
さっそく手続きを済ませた。

一昨日パソコンが送られてきた。
東芝のdynabookである。
一緒にイーモバイルの通信用端末が同梱されていた。
さっそくセットして使ってみるとすぐにネットと繋がった。
無線なのでルーターに接続することなく使えるので、これならどこでも使えて便利である。
これでひと安心である。胸のつかえがとれた。
今まで使っていたノートパソコンはwindows7だったが、こちらはwindows8.1である。
慣れるまでに少々時間はかかりそうだが、使い勝手は悪くない。
またこれまでのパソコンではネットとの繋がりが悪く、時間がかかって仕方がなかったが、こちらはいたってスムーズである。
そのアクセスの悪さを何とかしたいと思っていたので、今回のことで思いがけずそれが解消されたことになる。
「災い転じて福となす」というわけか。
これでまたひとつ新しい世界が広がることになりそうである。

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その際一瞬停電になった。
停電は1、2分で回復したが、その後ネットが繋がらなくなってしまった。
停電の瞬間、間の悪いことにネットをやっていたので、その影響を受けてしまったようだ。
対応の仕方が判らないので、電話局に問い合わせてみた。
いろいろと調べてもらったところ、ルーターまでの信号は間違いなく届いているとのこと。
しかしパソコンがそれを認識できていないようなので、いちどパソコンを診てもらったほうがいいのではないかということになった。
そこでパソコンショップに行き、ショップの回線で繋いでみたところ繋がるではないか。
パソコンには問題がなかったわけだ。
そこで再度電話局に連絡して報告したところ、ルーターに問題があるかもしれないとの結論になり、新しいルーターを送るので取り替えてみてくれということになった。
数日後、新しいルーターが届いた。
さっそく古いルーターと取り替えてネットに繋いでみたが、やはり前と同じで繋がらない。
「ネットワークに接続されていません」の表示が出るだけである。
コントロールパネルを開いてみると、「ローカルエリア接続」に紅いバツ印がついている。
結局最初と同じで、ルーターまでは信号が届いているが、パソコンがそれを認識できない状態ということである。
電話局に再度連絡してみるが、これ以上はどうしようもないという返事である。
もういちどパソコンショップに行って相談してみるしかなさそうである。
深い闇の中に入ってしまい、何も見えなくなってしまったといった状態である。
ここまでは先日のFacebookに書いた。
その後有効な解決方法が見つからず、お手上げ状態だったが、たまたまラジオを聴いていると、パソコンの通信販売のコマーシャルが流れた。
それによるとイーモバイルに加入するだけで、ノートパソコンがワンコイン(500円)で買えるという。
どうしてこんなに簡単にパソコンを手に入れることができるのか分からないが、これも何かの縁だと思い、すぐに申し込むことにした。
そしてこれまで使っていたネット回線は即解約することにした。
さっそく手続きを済ませた。

一昨日パソコンが送られてきた。
東芝のdynabookである。
一緒にイーモバイルの通信用端末が同梱されていた。
さっそくセットして使ってみるとすぐにネットと繋がった。
無線なのでルーターに接続することなく使えるので、これならどこでも使えて便利である。
これでひと安心である。胸のつかえがとれた。
今まで使っていたノートパソコンはwindows7だったが、こちらはwindows8.1である。
慣れるまでに少々時間はかかりそうだが、使い勝手は悪くない。
またこれまでのパソコンではネットとの繋がりが悪く、時間がかかって仕方がなかったが、こちらはいたってスムーズである。
そのアクセスの悪さを何とかしたいと思っていたので、今回のことで思いがけずそれが解消されたことになる。
「災い転じて福となす」というわけか。
これでまたひとつ新しい世界が広がることになりそうである。


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Category: 月別観た映画と読んだ本
今月観た映画と読んだ本(2014年7月)
7月末にアップする予定が、8月にずれ込んでしまいました。
観た映画
「アメリカン・ハッスル」 (2013年アメリカ 監督:デヴィッド・O・ラッセル 出演:クリスチャン・ベール /ブラッドリー・クーパー/ジェレミー・レナー/エイミー・アダムス/ロバート・デ・ニーロ )
「ペコロスの母に会いに行く」 (2013年日本 監督:森崎東 出演: 岩松了/赤木春恵/原田貴和子/加瀬亮/加瀬亮/竹中直人/原田知世/温水洋一/根岸季衣/島かおり/長内美那子 )
「さよなら渓谷」 (2013年日本 監督:大森立嗣 出演: 真木よう子/大西信満/大森南朋/鈴木杏/井浦新/新井浩文/鶴田真由/木下ほうか/木野花 )
「少年H」 (2012年日本 監督:降旗康男 出演: 水谷豊/伊藤蘭/吉岡竜輝/小栗旬/原田泰造/佐々木蔵之介/國村隼/岸部一徳/濱田岳/山谷初男/でんでん/ )
「怒りの荒野」 (1967年イタリア/ドイツ 監督:トニーノ・ヴァレリ 出演:ジュリアーノ・ジェンマ/リー・バン・クリフ )
「フローズン・グラウンド」 (2013年アメリカ 監督:スコット・ウォーカー 出演:ニコラス・ケイジ/ジョン・キューザック/ヴァネッサ・アン・ハジェンズ )
「42 世界を変えた男」 (2013年アメリカ 監督:ブライアン・ヘルゲランド 出演:チャドウィック・ボーズマン/ハリソン・フォード/ニコール・ベハーリー/クリストファー・メローニ )
「インポッシブル」 (2012年スペイン/アメリカ 監督:J・A・バヨナ 出演:ユアン・マクレガー/ナオミ・ワッツ/トム・ホランド/ジェラルディン・チャップリン )
「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」 (2011年アメリカ 監督:ジョー・ジョンストン 出演:クリス・エヴァンス/トミー・リー・ジョーンズ/ヒューゴ・ウィーヴィング/ヘイリー・アトウェル )
「さまよう刃」 (2009年日本 監督:益子昌一 出演:寺尾聰/竹野内豊/伊東四朗/木下ほうか/池内万作/中村有志/酒井美紀/山谷初男 )
読んだ本
「天切り松 闇がたり」(浅田次郎 現代小説)
「市川中車」(香川照之 ドキュメント)
「白ゆき姫殺人事件」(湊かなえ ミステリー)
「寝相」(滝口悠生 現代小説)
「ラットマン」(道尾秀介 ミステリー)
「読書という迷宮」(齋藤慎爾 評論)
「眠りの森」(東野圭吾 ミステリー)
「時代劇のベートーヴェン」(川本三郎 評論)
「日本映画を歩く」(川本三郎 評論)
「銀幕風景」(川本三郎 評論)
「鷺と雪」(北村薫 ミステリー)
「荒地の恋」(ねじめ正一 現代小説)
「顰蹙文学カフェ」(高橋源一郎・山田詠美 対談集)

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観た映画
「アメリカン・ハッスル」 (2013年アメリカ 監督:デヴィッド・O・ラッセル 出演:クリスチャン・ベール /ブラッドリー・クーパー/ジェレミー・レナー/エイミー・アダムス/ロバート・デ・ニーロ )
「ペコロスの母に会いに行く」 (2013年日本 監督:森崎東 出演: 岩松了/赤木春恵/原田貴和子/加瀬亮/加瀬亮/竹中直人/原田知世/温水洋一/根岸季衣/島かおり/長内美那子 )
「さよなら渓谷」 (2013年日本 監督:大森立嗣 出演: 真木よう子/大西信満/大森南朋/鈴木杏/井浦新/新井浩文/鶴田真由/木下ほうか/木野花 )
「少年H」 (2012年日本 監督:降旗康男 出演: 水谷豊/伊藤蘭/吉岡竜輝/小栗旬/原田泰造/佐々木蔵之介/國村隼/岸部一徳/濱田岳/山谷初男/でんでん/ )
「怒りの荒野」 (1967年イタリア/ドイツ 監督:トニーノ・ヴァレリ 出演:ジュリアーノ・ジェンマ/リー・バン・クリフ )
「フローズン・グラウンド」 (2013年アメリカ 監督:スコット・ウォーカー 出演:ニコラス・ケイジ/ジョン・キューザック/ヴァネッサ・アン・ハジェンズ )
「42 世界を変えた男」 (2013年アメリカ 監督:ブライアン・ヘルゲランド 出演:チャドウィック・ボーズマン/ハリソン・フォード/ニコール・ベハーリー/クリストファー・メローニ )
「インポッシブル」 (2012年スペイン/アメリカ 監督:J・A・バヨナ 出演:ユアン・マクレガー/ナオミ・ワッツ/トム・ホランド/ジェラルディン・チャップリン )
「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」 (2011年アメリカ 監督:ジョー・ジョンストン 出演:クリス・エヴァンス/トミー・リー・ジョーンズ/ヒューゴ・ウィーヴィング/ヘイリー・アトウェル )
「さまよう刃」 (2009年日本 監督:益子昌一 出演:寺尾聰/竹野内豊/伊東四朗/木下ほうか/池内万作/中村有志/酒井美紀/山谷初男 )
読んだ本
「天切り松 闇がたり」(浅田次郎 現代小説)
「市川中車」(香川照之 ドキュメント)
「白ゆき姫殺人事件」(湊かなえ ミステリー)
「寝相」(滝口悠生 現代小説)
「ラットマン」(道尾秀介 ミステリー)
「読書という迷宮」(齋藤慎爾 評論)
「眠りの森」(東野圭吾 ミステリー)
「時代劇のベートーヴェン」(川本三郎 評論)
「日本映画を歩く」(川本三郎 評論)
「銀幕風景」(川本三郎 評論)
「鷺と雪」(北村薫 ミステリー)
「荒地の恋」(ねじめ正一 現代小説)
「顰蹙文学カフェ」(高橋源一郎・山田詠美 対談集)


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