風に吹かれて

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Category: テレビ・ラジオ番組

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テレビドラマ「半沢直樹」

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話題のドラマ「半沢直樹」を先日初めて観た。
高視聴率を稼いでいるということで、何かと話題のドラマだが、これまで観ることはなかった。
ところが先日何気なくテレビを眺めていると、突然「半沢直樹」が始まった。
何曜日の何時に始まるのかさえ知らなかったので、偶然の遭遇ということになる。
なるほどこれが話題の「半沢直樹」なのかと、何気なく観始めたが、その面白さにあっという間に引き込まれてしまった。

原作は池井戸潤の「オレたちバブル入行組」と「オレたち花のバブル組」。
彼の小説は4月に「下町ロケット」を読んだばかりである。
これが予想以上の面白さだった。
それを家内に話したところ、彼女も続いて読んだ。
以来その面白さにとり憑かれたようで、彼の小説を次々と読んでいる。
これまでにリクエストされて図書館で借りてきたのは、「空飛ぶタイヤ」「鉄の骨」「不祥事」「金融探偵」「果つる底なき」「MIST」「七つの会議」「オレたち花のバブル組」、そして今は「オレたちバブル入行組」を読んでいる。
そんなとき偶然NHKで「七つの会議」が、そしてTBSで「半沢直樹」が始まったのである。
こうした経緯からいけば、ドラマは間違いなく観るのが自然な流れということになるのだろうが、残念ながらそうはならなかった。
別に取り立ててこれといった理由があるわけではなく、何となくそうなってしまったというだけのことなのだが。

ところがいちど観始めたら、その面白さにすっかり嵌ってしまった。
銀行を舞台にしたドラマとなると、どうしても地味なドラマを想像してしまうが、このドラマはそうした印象を覆す面白さであった。
善悪や人物造型がハッキリしており、しかも脇道に逸れることなく単刀直入に話が進んでいく。
しかも劇画調のメリハリの利いた演出で、どんどんとドラマが盛り上がっていく。
さらに主人公である半沢直樹を演じる堺雅人がいい。
幼少時に受けた悲惨な記憶を内に秘めながら、銀行内外の不正に切れ味鋭く立ち向かっていく姿には理屈抜きに見惚れてしまう。
硬軟併せ持った彼のキャラクターにぴったりである。
だが原作を読んだ家内の話だと半沢直樹はもっとドライな印象で、堺雅人というよりも堤真一というイメージだそうだ。
また小説の展開ももっと静かなものだという。
それがテレビドラマになると俄然色合いの違ったものになっている。
テレビ向けに飽きずに見せるという工夫がなされているためだろうが、それがいちいち的を得ているわけである。
また脇役も曲者ぞろいで、今回の出演者だけに限っていいえば、常務役の香川照之や銀行から電機会社に出向させられている近藤役の滝藤賢一が印象に残る。
とくに銀行と会社の板ばさみになりながらパワハラを受ける滝藤賢一の演技は迫真に満ちており、戦慄を覚えるほどであった。
そういえば彼は映画「ゴールデンスランバー」で堺雅人とふたりで同一人物の過去と現在を演じ分けた役者であった。
そのときの姿も強く印象に残っている。
また香川照之も昨年の映画「鍵泥棒のメソッド」で堺雅人と人物が入れ替わるという役を演じたばかりである。
いずれも堺雅人とは因縁浅からぬ役者ということになる。
そういうわけで「ゴールデンスランバー」や「鍵泥棒のメソッド」を思い出しながらドラマを観たのであった。
今後彼らを含めた物語がどのように展開していくのか、そしてどんな倍返しが行われるのか、これでまた楽しみがひとつ増えた。


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テーマ : 半沢直樹  ジャンル : テレビ・ラジオ


Category: 読書

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広谷鏡子「胸いっぱいの愛を」

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丸亀高校野球部の甲子園出場は初戦敗退で終わった。
相手が春夏通じて5度の優勝を誇る強豪校、横浜ということを考えれば、こうした結果も致し方のないところかもしれない。
残念だが仕方がない。
しかしお陰で久しぶりに丸亀高校の校歌を聴くことができた。
何十年ぶりかの校歌であった。
いっしょに歌ってみたが、最後まで歌うことができた。
けっこう憶えているものである。

ところで甲子園出場を決めた際、ネットでいろいろと調べものをしていたら、丸亀高校野球部を題材にした小説があることを知った。
「胸いっぱいの愛を」という小説で、著者は広谷鏡子さん、丸亀高校野球部の元マネージャーだった人だそうだ。
丸亀高校卒業後は早稲田大学に進学、NHKを経た後に小説家に転進、1995年には「すばる文学賞」を受賞している。

この小説は自らの高校生活をベースに、2008年から2009年にかけて雑誌に連載されたものを単行本化したものである。
舞台は1970年代後半の頃の丸亀市。
私の高校生活とは10年以上の差があるが、それでもいろいろとダブるものがあり、興味深く読んだ。
また台詞は全編讃岐弁で書かれており、「ほんだら」「ええのー」「・・・きん」「ほんまー」「やんりょった」「そーなんや」などが連発されると、久しぶりに故郷に帰ったような懐かしさで、自然と心が緩んできた。
ちょうどお盆の時期ということもあって、まるで故郷に帰省したような気分であった。

丸亀高校は甲子園で敗れはしたものの、それがきっかけでこうした思わぬ出会いをもたらしてくれた。
それだけでも今年の甲子園出場は、価値ある出来事だったということになる。


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Author:cooldaddy
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年齢:今年(2008年)還暦です。
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還暦という節目を迎え、何か新しいことを始めようとブログを開設しました。
趣味のこと、生活のこと、心に残ったことなど、My Favorite thingsを、気ままに書いていこうと思います。
末永くおつき合いください。

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