風に吹かれて

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Category: 外国映画

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映画「きっと ここが帰る場所」

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はっきり言って、よく解からない映画であった。
それでも何か不思議な魅力を発散する映画であった。
退屈なのだが、途中で投げ出して観るのをやめようとは思わなかった。
それは映像の美しさや、デビット・バーンの音楽の楽しさによるものでもあるが、いちばん大きな要因はやはりショーン・ペンの魅力によるものだ。
元人気のカリスマ・ロックスターで、今は隠遁生活を送るシャイアンという奇妙な男を演じるショーン・ペンの存在感は圧倒的。
ボサボサの髪に白塗りの厚化粧、まるでホラー映画の登場人物のような出で立ちで、しかしそうした外見とは正反対の少年のように繊細で優しい心根を持った男、その不気味な魅力に惹きつけられて最後まで観てしまったのである。
果たしてこんな役をショーン・ペン以外のどんな役者が演じることができるだろうか。
もうこれはショーン・ペンしか考えることはできない。
適役とはまさにこのことであろう。
この映画で、ますますショーン・ペンの魅力の虜になってしまったのである。


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Category: 外国映画

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映画「007 スカイフォール」

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今回の「007 スカイフォール」はシリーズ23作目になる。
またシリーズが誕生して今年で50周年を迎えることになる。
そんな記念すべき節目の映画である。
しかし50年もの長きにわたってシリーズを続けていると、どうしてもマンネリ化は避けられず、また社会状況も大きく変わっていく。
どうしても時代との齟齬が生じてしまう。
いちばん大きな変化といえばベルリンの壁の崩壊、そして共産主義の失墜ということになる。
それまで明確だった敵が、突然姿を消し不鮮明なものになってしまったというわけである。
こうした状況のなか、かつてのようなスパイ活動の必要性が果たしてあるのかどうか、そうしたことが今問われているのである。
またこのシリーズは果たしてこのままでいいのかどうか、そうしたことも同時に問われることになる。
この映画はそんな節目に対するひとつのメッセージでもある。
その答えのひとつが「復活」である。
今回の敵、ラウル・シルヴァ(ハビエル・バルデム)はボンドに「お前の趣味は何だ」と問う。
それに対してボンドは「resurrection(復活)」と答える。
またMは審問会で自身の責任とM16の存在意義を問われた時、アルフレッド・テニスンの詩「多くのものは奪われたが、残されたものも多い。かつて地と天を行き来した力強さは今はないが、今も英雄的な心は残っている。弱くはなれども、戦い、見い出し、屈することのない意志は強い」を引き合いに出して一歩も譲らない。
そして復活のための戦いとして、ボンドとMはハイテクを駆使したものではなく、古い武器や手作りの武器によるロ-テクの戦いを選択する。
原点に帰り、そこから新たなボンド像を再構築してくのだと言わんばかりである。
まさに「古風なものは捨てがたい」のである。

どんな敵にも屈することなく、多くの修羅場を切り抜けてきたスーパーヒーロー、ジェームス・ボンド。
だがそんな彼にも、今や老いの影が容赦なく忍び寄っている。
体力は確実に衰えを見せ始め、現場復帰のテストにも四苦八苦する姿は、これまでのボンドには観られなかったものである。
しかしそんな不安を抱えながらも、豊富な経験とそこで培われた知力や胆力で、迫り来る敵とぎりぎりの戦いを繰り広げていく。
ここでのボンドはかつての超人的なボンドではなく、悩み苦しむ一個の人間としてのボンドである。
そうした新鮮味が加わることで、新たなボンド像が切り開かれていくことを予感させてくれるのである。

ダニエル・クレイグがジェームス・ボンド役を演じるようになってから俄然シリーズは面白くなってきた。
そして「スカイフォール」でその面白さがさらにスケールアップしたように思う。
「復活」を果たした新生ジェームス・ボンドが、今後どのような活躍を見せてくれるか、ますます期待が高まってきた。






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Category: 外国映画

Tags: ウディ・アレン  

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映画「ミッドナイト・イン・パリ」

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憧れの有名人や歴史上の人物と知り合って、楽しく交流したいと妄想することがある。
だがそうした妄想も、だだの妄想で終わってしまうのが常だが、ウッディ・アレンはそんな妄想を映画の世界で実現させた。
それがこの映画である。

主人公はハリウッドで売れっ子の脚本家ギル(オーウェン・ウィルソン)、彼は小説家になることを夢見ている。
そして小説を執筆しながら、婚約者イネズ(レイチェル・マクアダムス)と彼女の両親とともにパリで観光旅行をしている。
だがなかなか思うように書くことができない。
また婚約者イネズとの関係にも、微妙にズレが生じ始めている。
そんな彼がある夜、パリの街で道に迷い、1920年代のパリにタイムスリップしてしまう。
その時代は、彼が憧れてやまない輝ける時代、ゴールデン・エイジである。
そこで当時の文化人たちと出会い、様々な刺激を受けることになる。
いかにもウッディ・アレンらしいシャレた楽しい物語である。

この映画のみどころのひとつは、パリの街の美しさである。
とくに冒頭に流れる3分間以上に及ぶパリの街のさまざまな風景には思わずため息が出てしまう。
パリは街そのものが芸術だとウディ・アレンは言うが、まさにその通り、こんな街に佇めばウッディ・アレンでなくてもファンタスティックな夢を見てしまうのではないかと思わせるものがある。
たとえば見知らぬ街角を歩いている時に、そこでひょっこりと歴史上の人物と出会ってしまうのではないかといった想像を巡らせたことはないだろうか。
それが芸術そのもののようなパリの街であれば、なおさらのことである。
そんなロマンティックな夢をウッディ・アレンは映画によって実現させたのである。

1920年代の“狂乱の時代”に紛れ込んだ主人公ギルは、そこでF・スコット&ゼルダのフィッツジェラルド夫妻をはじめコール・ポーター、ヘミングウェイ、ピカソとその愛人アドリアナ、サルバドール・ダリ、ルイス・ブニュエル、そしてガートルード・スタインなどといった芸術家たちと親交を深めることになる。
そして小説執筆についてのさまざまな示唆を受けることになるが、その顛末や如何に。

実はこの映画のDVDを借りた夜、ひとりで観たが、感想は「可もなく不可もなく」といったところであった。
ただパリの風景があまりにも綺麗だったので、翌朝家内に見せようともういちど観始めたところ、前夜感じたのとはまた違った面白さに、そのまま最後まで観てしまったのである。
最初はただ筋を追うことだけに追われて、細部に目が届かなかったせいかもしれない。
とくにウッディ・アレンの映画は会話中心の映画ということで台詞が多く、しかもスピーディーで、それを追うことばかりに気を取られて、ディテールを見るのが疎かになってしまったのかもしれない。
しかし2度目は、余裕を持って観ることができたので、さらに深く入り込むことができたのである。
やはりウッディ・アレンの映画は面白い。
しかしこういうこともあるから評価というのは分らないものである。
いい経験をしたなと思っている。


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Category: 日本映画

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小沢昭一さん死去

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俳優の小沢昭一さんが先日10日に亡くなった。

小沢昭一という人は、俳優、タレント、エッセイスト、ラジオ・パーソナリティ、芸能研究家、俳人など、様々な顔を持った才人だが、私にとっては、50年代後半から60年代にかけて日活、大映などの映画のなかで、様々な怪演で楽しませてくれた脇役俳優としての印象がいちばん強い。
なかでも川島雄三監督と今村昌平監督の映画に出演した際の存在は忘れがたい。
たとえば川島雄三監督作品だと「幕末太陽傳」、「わが町」、「洲崎パラダイス 赤信号」、「しとやかな獣」、今村昌平監督作品では「果てしなき欲望」、「にあんちゃん」、「豚と軍艦」、「にっぽん昆虫記」など。
そしてそのほとんどが、物語の本筋とはあまり関係のない添景的な人物といったものばかり。
それでいて彼がいるのといないのでは、画面の奥行きがまったく違うものになってしまうといった存在感の大きさを醸し出している。
けっして先頭に立つことはなく、陰で秘かに、しかも全体のバランスを壊すことなく、しっかりと支えるのが、小沢昭一という役者の真骨頂なのであった。
判る人には判るという、まさに通好みの役者であった。

また早稲田大学の同級生で芝居仲間でもあった今村昌平監督とは、その作品のほとんどに出演するという親密な関係であった。
それを象徴するのが、日活から独立した今村監督が、独立プロ第1回作品として撮った「エロ事師たちより・人類学入門」であった。
これは今村監督が長年作品をともにした盟友・小沢昭一のために立てた企画であった。
この映画により小沢昭一はキネマ旬報、毎日映画コンクール、ブルーリボン主演男優賞など、数多くの賞を受賞、後に今村監督の自宅を訪ね、「一生に一度のことだと思いますが、ありがとうございました」と頭を下げたそうだ。

またふたりの監督以外では「痴人の愛」「冷飯とおさんとちゃん」なども強く印象に残る映画であった。
彼には下降癖というか下降趣味というか、埋もれたもの忘れ去られたもの、底辺で蠢くさまざまなものに対する強いシンパシーと愛着を持ち続けた人であった。
彼が演じた人物たちも、ほとんどがそうした種類の人物たちであり、またライフワークであった放浪芸を追い続けたこともそうしたことの表れであったように思う。
またハーモニカを愛し、ほとんど歌われなくなった童謡を復活させようと努めたことや、ラジオ番組「小沢昭一の小沢昭一的こころ」を長年続けたことも、そうしたことの延長線上にあったことなのではなかろうか。
そして地面低く、地べたから批評精神旺盛に世の中を眺め、それを面白おかしく俎上に乗せるということを生涯を通してやり続けたのである。

とにかく遊び心の旺盛な人、生涯遊び心を失わず、心ゆくまで人生を楽しんだ人というのが、小沢昭一という人物に対する私の印象である。
そしてその楽しむ姿を披露することで、われわれファンの心をも楽しませてくれたのである。

数年前に講演のために来弘、軽妙な笑いで語られた講演と、講演後に披露してくれたハーモニカの演奏が、今となっては貴重な思い出である。

ご冥福をお祈りします。
合掌。


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テーマ : 俳優・男優  ジャンル : 映画


Category: 暮らし

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瑚太郎の入院

先日、孫の瑚太郎の病院通いについて書いたが、その後一旦は平熱に戻ったものの、数日するとまた熱が上がるという状態に逆戻りしてしまった。
結局そのまま入院ということになったのである。
先日のすずに続いての入院である。

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直接の病名は「おたふく風邪」であった。
下あごが腫れて顔が四角くなっているので、間違いなく「おたふく風邪」なのだろう。
しかし「おたふく風邪」の場合、通常はあまり熱は出ず、今回のように9度以上の高熱が続くということはあまりないということである。
こういう状態の時には、合併症が起きる可能性があるので、注意が必要、またこれまでの経過を考えると、果たしてこれが「おたふく風邪」による熱なのかどうか、そうしたことももう少し様子を見てみなければ、ということであった。

また前回の診断時に撮った肺のレントゲン写真で、肺が曇っていることが解かった。
肺が曇っているということは、普通は肺炎が疑われるが、瑚太郎の場合は肺炎ではないということである。
またこのことと関連するのかどうかは分らないが、酸素の摂取量が通常よりも低いということも解かったのである。
結局原因はもう少し詳しく検査をしてみなければ解からないということで、後日検査をすることになった。

通常「おたふく風邪」で入院ということはあまりないことだが、瑚太郎の場合はそうした経緯もあるので、即入院ということになったのである。
とにかく今回は、いろんなことが一度に重なってしまったようだ。
変な病気でなければいいのだが。

一日目は熱でかなり消耗していたようで、いつもの元気はなかったが、2日目に前回中耳炎を患った耳と反対側の耳から膿が出てからは熱も幾分下がり始め、3日目には平熱に戻ったのである。
そして4日目の昨日は入院以来ずっと繋いでいた点滴も外された。
今日は前回手術を受けた耳鼻科に行って診察をしてもらうことになっているが、これ以上悪化しないことを願うばかりである。
いずれにしてもまだまだ前途多難である。

しかし悪いことというのは重なるもので、家内も肺炎になってしまった。
先週から風邪を患い、病院通いが続いていたが、ここ数日の寒さと無理が重なったためか、昨日の夕方に再度病院で診てもらうと、初期の肺炎だと診断されたのである。
一難去ってまた一難といったところである。

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瑚太郎の病院通い

先日書いた孫のすずの入院騒動と同時進行で、もうひとりの孫、瑚太郎の病院通いが続いている。
約2週間前、熱が出て、しょっちゅう咳をするので、最初は風邪かなと思っていたが、診断の結果は喘息の発作ということであった。
しかしいつまでたっても熱が下がらないので再度受診をすると、今度は中耳炎を患っていることが判明、すぐに耳鼻科で診察をしてもらった。
それでも熱はいっこうに下がらず、そのまま幾日かが過ぎていった。
そしてまったく進展が見られない状況にとうとうしびれを切らし、いつもの病院ではなく、思い切ってすずが入院した総合病院の担当の医者に診てもらうことにした。
その結果、すでに治っていると思っていた中耳炎が、実はかなり悪化しているということが判った。
そして、すぐに化膿した患部を切開するという手術を受けたのであった。
その結果、翌日には熱が下がり、久しぶりに平熱へと戻ったのである。
結局いちばんの原因は中耳炎だったわけで、そこに行き着くまでに、ずいぶんと遠い回り道をしたわけである。
いずれにしても長い2週間であった。

それでも喘息の症状はまだ残っており、そのため来週には検査を受けなければならない。
どんな結果が出るのやら、まだまだ心配の種は尽きない。

小さい子供を育てるということは、ほんとうに大変なことである。
今回のように昼夜を問わず、次から次へと予想もしないことが起きてくる。
そのひとつひとつに一喜一憂しながら、手探りで懸命に対処しなければならない。
娘ふたりは、どちらもそれをほんとうに精一杯頑張って、やっている。
その様子を見ていると、できるだけ手助けしてやらなければと心底思うのである。

ところで話は変わるが、先日市の広報誌12月号が配布された。
これに孫の瑚太郎の写真が掲載されたので載せておく。

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これは広報誌が発行される月に、満1歳を迎える子供を写真で紹介する「Smile通信」という企画で、娘夫婦に内緒で応募した。
今回の病気になる以前に写した写真である。
この写真を見ているうちに、元気になってほんとうによかったなと、あらためて思ったのであった。
これで今月末の瑚太郎の満1歳の誕生日を、楽しく迎えられそうである。
よかった、よかった!


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プロフィール

cooldaddy

Author:cooldaddy
住んでいるところ:青森県弘前市
出身地:香川県
年齢:今年(2008年)還暦です。
性別:男

還暦という節目を迎え、何か新しいことを始めようとブログを開設しました。
趣味のこと、生活のこと、心に残ったことなど、My Favorite thingsを、気ままに書いていこうと思います。
末永くおつき合いください。

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