風に吹かれて

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Category: 読書

Tags: 川本三郎  エッセイ・評論  

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川本三郎「いまも、君を想う」

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以前弟がブログで川本三郎氏の「いまも、君を想う」について書いていたのを読んで、機会があればいつか読んでみたいと思っていた。
その時点では、まだ弘前の図書館にその本はなく、読むことができなかったのだが、先日たまたま図書館で本を漁っていると、以前はなかった棚にこの本が並んでいた。
ようやく蔵書になったのである。
さっそく借りて読んだ。

この本は、2008年に食道がんで亡くなられた奥さんとの30数年間にわたる想い出を綴ったものである。
感情におぼれないように抑えた筆致で淡々と綴っているが、それだけに、かえって寂しさ悲しさが伝わってくる。

これを読みながら、私自身の新婚当時のことがしきりと思い返された。
というのも川本氏が奥さんの恵子さんと結婚されたのが、1973年、そして新婚生活を送ったのが三鷹駅近くのマンションであった。
それは、1971年に結婚し、同じ中央線の三鷹駅より2つ手前、西荻窪駅近くのアパートに住んでいた私たち夫婦の記憶と重なるものであったからだ。
また川本氏が恵子さんと知り合ったとき、彼女が武蔵野美術大学の学生だったことも、いささか重なるものであった。
当時の私の友人のなかにムサビ(武蔵野美術大学のこと)の学生が何人かおり、そうしたことから鷹の台キャンパスにはしばしば立ち寄ることがあったが、奥さんの恵子さんもちょうどその頃学生としてそこに在籍していたわけである。
また奥さんが結婚前に住んでいたのが吉祥寺で、よく井の頭公園に出かけたとあったが、私も家内と知り合った頃は、吉祥寺に住んでおり、井の頭公園にはよく足を運んだものだ。
そんなささいな共通点が、この本をぐっと身近なものにしたのである。
同じ時代に、似たような場所で、似たような生活をしていたという偶然、それによってまるで古い友人たちのその後の生活の様子を垣間見るような懐かしさと親しみを感じることになったのである。

いるはずの人がいない不在感、そこから生まれる心細い孤独感、そうしたものが文章の端々から伝わってくる。

たとえば次のようなくだり。

<家内が亡くなって二ヶ月ほど経った夏のある日、この店に行くと、おかみさんに「最近、奥さんを見ないけど」と聞かれた。「六月に亡くなりました」と言うと、おかみさんはびっくりした。家内はよくここで豆腐を買っていて親しく話をしていたという。
 おかみさんは、頭にかぶっていた手拭(ぬぐ)いをとって深々と頭を下げてくれた。私の知らなかった家内がいる。近所の人に親しく記憶されている。そのことがうれしかった。>

また映画評論家らしく、小津安二郎の「東京物語」を引用し、笠智衆の「こんなことなら、生きとるうちに、もっと優しうしといてやりゃよかったと思いますよ」というセリフに思いをはせる。

さらに次のような描写にも胸を打たれる。

<家内の入院中、御茶ノ水の順天堂医院から湯島の方に下ってゆく坂の途中の小さな食堂を見つけた。ガラスケースのなかに、肉じゃがや冷やっこなどシンプルな惣菜が並んでいる。客はそれを自由に取ってゆく。ごく庶民的な食堂で値段も安い。カウンターもあって一人客でも利用しやすい。酒もある。
 病院通いの日々、この小さな食堂がささやかな隠れ家になった。もともと立派な料理屋よりもこういう店のほうが性に合う。
 夜、病室に泊まる。朝、いったん家に帰り、原稿を書いたり、洗濯をしたりして、夕方また病院に行く。私の顔を見ると、表情がやわらぐ家内のことを思うと、そんな毎日が苦にならなかった。ただ、私なりに一人だけのくつろぐ時間を持ちたい。ほっとひと息つきたい。わずかな時間でも癌のことを忘れたい。
 そんな時、この店に入った。知っている店には入りたくなかった。顔見知りに会うのが嫌だった。ただ一人になりたかった。
 御茶ノ水駅で降り、順天堂医院に行く前にこの店に寄り道をする。カウンターに座り、酒を一本頼む。肴は、惣菜のきんぴらごぼうやほうれんそうのおひたし、滞在時間は三十分ほど。私の居酒屋好きを知っている家内は怒らなかったかもしれないが、さすがに家内には言えなかった。ただ、このいっときがなければ身体がもたなかったと思う。癇酒が身に沁みた。>

辛く苦しい看護の日々が続く。
そしてやがて訪れる別れのとき。
その後に続く長く寂しい空白の時間。
後悔と無力感に襲われるなかから、やがて思い出を綴り始める。
こうして出来上がったのがこの本であった。
あとがきにも書いているように
<思い出すことがつらい時もあったが、これは何もしてやれなかった家内への詫び状なのだと自分に言い聞かせた。>とある。
そして
<感傷的にだけはなるまい、極力冷静になろうと、原稿は出来る限り、朝の早い時間から書き始めた。朝、起きて、御飯を炊き、それを家内の仏前に供えてから原稿用紙に向かう。ひとつの「儀式」だった。>

孤独と悲しみから立ち直ろうとみずからを励ます、川本氏の強い意志が感じられる。
そしてそれはみずからを励ますだけでなく、同時にわれわれ読者をも強く励ましてくれるのである。
グッと胸に迫る一冊であった。

最後にもうひとつ印象に残ったエピソードを書いておく。
それは次のようなもの。

<フリーの物書きになった三十代のはじめの頃、ある雑誌に匿名の映画コラムを連載で書いていた。匿名をいいことに、よく映画の批判を書いた。エラソーでいま思うと恥ずかしくなる。
 ある時、家内が言った。
「匿名で人の悪口を書くなんてよくないわよ。あなたいつも言っているじゃない。西部劇の悪人は、丸腰の相手を撃つって。それと同じじゃない」
 これは西部劇の好きな私にとって痛烈な批判だった。その通りだと思った。それから、気に入った映画、好きな映画のことだけを書くようになった。
 文芸評論もそうするようになった。考えてみれば若い頃に傾倒したドイツ文学者の種村季弘さんもフランス文学者の澁澤龍彦さんも自分の好きなことしか書いていない。
 それでいいのだ。自分もそうしようと心に決めた。以来、ずっとそれが自分の批評のスタイルになっている。あの時、家内に言われなかったら、こうはならなかったかもしれない>

こうしたエピソードを読んでいると、ほんとうに大切な人を失ってしまったのだなあという事実の重みが、切々と胸に迫ってきた。


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Category: 愛犬

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雷が怖い

日中は春を思わせるようないい天気だった昨日、夜になると突然雷雨になった。

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激しく鳴る雷に怯えたロシェルは、机の下に潜り込んできた。
どんな犬も雷は苦手なようだが、ロシェルはとくに怖がりなので、こういう時は過敏に反応してしまう。
狭い空間で、身動きもせずにじっと不安そうな表情をしている。
「大丈夫だよ」と慰めてやるが、まったく効き目がない。
雷が止むのを待つしかない。
真剣に怖がっているロシェルには悪いが、こういうときのロシェルは笑ってしまうほど可愛い。
しばらくして雷が通り過ぎると、またいつもの暢気なロシェルに戻ったけどね。


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Category: 暮らし

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棚が出来上がった

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朝から作り始めた棚がようやく出来上がった。
置いてもガタツキもなく、しっかりとした棚になった。
簡単そうに見えるが、ガタツキがないように作るのはけっこう難しいものがある。
細かく気を配っていないと、なかなか計算どおりには仕上がらない。
シロート仕事ではあるが、それなりのものを作るとなると、なかなか大変なのである。

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一息ついた後のコーヒータイムには、娘が買ってきてくれたケーキつきであった。
完成品を見ながら飲むコーヒーは、やはり格別な味であった。


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絶好の作業日和

昨日に続き今日も暖かい一日になった。
絶好の作業日和である。
そこでさっそく家内から頼まれた棚作りに取り掛かった。

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この天気にペンキも塗った後からすぐに乾いていく。
思いのほか作業がはかどる。
この調子でいくと、午後には完成しそうだ。
どんな棚が出来上がるか、楽しみである。

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岩木山には少しだけ雲がかかっている。

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晴れ渡った空に、数本のヒコーキ雲が浮かんでいる。

時々空を見上げながらの、作業である。
空と同じように晴れ晴れとした気分になってきた。

いい一日である。


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Category: 読書

Tags: 百田尚樹  時代小説  

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百田尚樹「影法師」

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先日読んだ百田尚樹の小説「永遠の0」の感動の余韻がまだ残っている。
その余韻が冷めぬうちに、また引き続き百田尚樹の小説が読みたくなった。
そこで次に読んだのが「影法師」という小説であった。
「永遠の0」は太平洋戦争を舞台にした小説だったが、こちらは武家社会を描いた時代小説であった。
そうした違いはあるものの、回想によって現在と過去が交錯し、最後に隠された事実が明らかにされるといった構成は同じであった。
さらに読み進むうちに目が離せなくなり、最後には胸を熱くさせられるといったところも「永遠の0」と同様であった。

主人公は戸田勘一と磯貝彦四郎という、ふたりの武士。
戸田勘一はナタ、磯貝彦四郎は切れ味鋭いカミソリといった違いがあるものの、ともに秀でた才能をもった若者同士であった。
ふたりはお互いの才能を認め合い、生涯変わらぬ友情を誓い合う。
そして数十年の後、戸田勘一は下士でありながら異例の出世を遂げて家老にまで上り詰める。
だが対照的に磯貝彦四郎は、不遇の死を遂げることになる。
仲間うちでの信望が篤く、溢れるほどの才能に恵まれながら、なぜ磯貝彦四郎は不遇の死を迎えなければならなかったのか。
今は名倉彰蔵と名を変えて国家老となっている戸田勘一は、その疑問を探ろうと、生前の彦四郎の姿を追っていく。
そして最後に明らかになる驚愕の事実。
ここに至って初めて題名の「影法師」の意味を、われわれ読者は知ることになる。
「永遠の0」同様、読ませる、そして話の作り方がうまい。
これが初めての時代小説とは思えないほどよく出来た本格的な時代小説であった。
読みながら、藤沢周平の小説「蝉しぐれ」をしばしば連想した。
それは話の内容にさまざまな共通点があったことからの連想ではあったが、それでも「蝉しぐれ」とはまた違った面白さをもっており、そうした共通点もいつしか忘れ、夢中になって読んだ。
「永遠の0」に負けず劣らず、読者を惹きつけてやまない魅力あふれる小説であった。
久しぶりに読んだ面白い時代小説だった。


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Category: 地域情報

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暖かい日が続いています。

昨日の最高気温が7度、今日は9度の予想。
こんなぐあいに、ここ一週間暖かい日が続いている。
3月下旬くらいの気温だそうだ。
この暖かさに雪も一気に溶けてきた。
あれだけあった雪が見る間に少なくなっている。
この好天になんとなく気分もウキウキしてしまう。
そろそろ冬篭りも終わりに近づいてきたようだ。


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Category: 日本映画

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映画をはしご

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昨日は仕事が休みだったので、家内とふたりで映画「ソーシャル・ネットワーク」を観に行った。
「facebook」の創始者マーク・ザッカーバーグを描いた今話題の映画だ。
最近「facebook」を始めたばかりということもあって、興味津々出かけたが、残念ながらよくわからないままに終わってしまった。
ちょっと期待外れだった。
それは家内も同じだったようで、このまま中途半端な気持ちで帰る気にはなれず、思い切ってもう一本観ることにした。
時間的にすぐに観れるのが「あしたのジョー」であった。
また家内が山下智久のファンで、いずれ観ようと考えていた映画だったこともあって、それを観ることに決めた。

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矢吹丈を演じた山下智久も悪くはなかったが、それよりも力石徹を演じた伊勢谷友介がよかった。
鍛え上げ減量し、見事に筋肉質な身体を作り上げ、リングに立った姿は、まさに本物のボクサーのようだった。
また丹下段平を演じた香川照之は、ほとんど本人とは分からないような特殊メイクで変身、嬉々として演じていた。
ボクシング・オタクの香川照之にとって、これは記念すべきボクシング映画への出演であったわけだ。
その喜びが画面から伝わってくるようであった。

結局4時間以上映画館の椅子に座り続けていたわけで、さすがに今朝は腰が痛かった。


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Category: 外国映画

Tags: 戦争映画  

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映画「マイ・ブラザー」

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戦争で受けた傷、戦争後遺症を描いた映画である。
優等生で家族思い、部下たちからの信頼も篤く優秀な兵士、元海兵隊員の父にとっても自慢の息子、そんな優れた人物が戦争という狂気の中で圧殺されていく理不尽さと怖さ。
その姿はまさに現代アメリカの悲劇である。
それを映画は冷徹に見つめていく。

かつてアメリカが描く戦争映画は、愛国心にあふれたヒーローが活躍する戦争映画だった。
しかしベトナム戦争以後はそうしたヒーローはいなくなり、戦争に苦悩する兵士たちの物語へと移行してゆく。
ハル・アシュビーの「帰郷」、マイケル・チミノの「ディア・ハンター」、フランシス・フォード・コッポラの「地獄の黙示録」、スタンリー・キューブリックの「フルメタル・ジャケット」、そしてオリバー・ストーンの「プラトーン」と「7月4日に生まれて」、いずれの作品も混迷するアメリカの現実に真正面から向き合った映画であった。
そしてそうした姿勢は今も変わらず続いており、混迷の度合いはますます深く、さらに複雑なものとなっている。
「マイ・ブラザー」もそうした流れの中に位置する映画である。
観るのが辛く、痛々しくなる映画である。

それにしてもトビー・マグワイアとジェイク・ギレンホールは顔がよく似ている。
トビー・マグワイアが体重を落として劇痩せしているので、それほどでもないが、まだ彼らが少年だった頃、「遠い空の向こうに」で初めてジェイク・ギレンホールを見たときは、てっきりトビー・マグワイアだと思い込んでしまったほど。
そんなふたりが兄弟を演じているから、ほんとうの兄弟に見えてしまう。

トビー・マグワイアは映画に出るたびに、その肉体を変貌させる俳優である。
「スパイダーマン」ではハードなトレーニングによって筋肉質な体に作り変え、「シービスケット」では体重を落とし、また今回もその時以上に体重を落として役に挑んでいる。
このように目まぐるしく肉体改造を行うのは、彼のほかにはクリスチャン・ベールがいる。
ふたりが双璧だろう。
そうした肉体改造には、賛否両論があるかもしれないが、いずれにしてもうした姿勢で役に臨む彼らの熱意が画面から確実に伝わってくる。

監督のジム・シェリダンは、アイルランドを舞台に映画を撮ることで知られた監督だ。
「マイ・レフトフット」「父の祈りを」「ボクサー」といった代表作はいずれもアイルランドを舞台にしており、しかも主演はいずれもダニエル・デイ=ルイス、このふたりのコンビはアイルランド最強のコンビといえよう。
そんなジム・シェリダンが舞台をアイルランドからアメリカに、そしてアフガニスタンに移して戦争の狂気を真正面から描いている。
戦争はひとり兵士だけの問題ではなく、いやおうなく家族やその隣人たちをも巻き込んでいってしまう。
そんなひとりひとりの苦悩が、ジム・シェリダンらしい肌理の細かさで描かれていくにしたがって、悲劇の輪がじわじわと広がっていく。
そして混乱の後、先の見えない重いテーマを提示して映画は終わるが、果たしてその先にあるのは希望か絶望か。
闇の暗さは計り知れないほど深い。





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Category: 暮らし

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孫のお守(も)り

昨夜、娘が孫を連れてやってきた。
現在産休中だが、会社で開かれるパーティーに出席するために、孫を一時預かることになったのだ。
授乳し、オシメも取替え、準備万端出かけたが、母親がいないことを察したようで、予想通り泣き始めた。
家内とふたりで懸命にあやしてみるが、いっこうに泣きやまない。
元気いっぱいの泣き声で、汗までかいている。
それでもしばらくすると、泣き疲れたのだろう、やっと静に眠ってくれた。
ほっと一息であった。
そのまま娘が帰ってくるまで、おとなしく眠ったままであった。

ところが今朝は打って変わって機嫌がいい。
やはり母親が側にいると安心なのだろう。
そこでロシェルといっしょの写真を写してみた。

これである。

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孫はカメラ目線、ロシェルは食べ物目線である。


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Category: 美味しいもの

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バレンタイン・チョコレート

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バレンタインの今日、下の娘がチョコレートをプレゼントしてくれた。
義理チョコでも、素直にうれしい。
ひとつひとつ大切に味わいながら食べた。

ところでチョコレートには、なかなかあどれない力が秘められているようだ。
チョコレートの原料であるカカオにはポリフェノールが豊富に含まれているので、コレステロール値を下げ、動脈硬化の予防になるという。
またがんの発生を抑制する効果もあるそうだ。
さらにチョコレートには人間の感情や行動を左右するドーパミンを活発に発生させる作用があるために、集中力や記憶力を高めるという効果もある。
精神的なストレスやプレッシャーを感じたときなどに、チョコレートを食べることでそれを和らげることができるそうだ。
また最近分かったことらしいが、傷の回復を早める効果もあるということだ。
これは細胞分裂を促進し、酵素の働きを高める亜鉛が、カカオにはたくさん含まれているからで、最新医療ではこの効果に着目し、積極的に治療に取り入れているそうだ。
このほかにも鉄分、食物繊維が多く含まれるなど、注目すべき点が多い。

チョコレートを日常的にうまく取り入れることで、健康促進の効果が望めそう。
今日のバレンタインをきっかけに、意識してチョコレートを食べるようにするのもいいかな、などと考えている。


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Category: 弘前

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弘前雪燈籠まつり

10日から始まった「弘前雪燈籠まつり」が今日で最終日を迎えた。
夕方になると雪もやんで穏やかな天気になったので、久しぶりにまつり見物に出かけてみた。
子供たちが小さかった頃はよく出かけたが、それも30年近く前のこと。
ほんとうに久しぶりの祭り見物になる。

会場の弘前公園に着いたのは5時ちょうど、日は沈んでいなかったので、空はまだ明るい。
まず文化センターにクルマを停め、東門から入り、本丸を通って北の郭に出て、最後は四の丸というコース。
歩いていくにつれて段々とあたりが暗くなっていく。
それに合わせて、祭りのスタッフたちの点火作業がそこここで見られるようになる。
ローソクの灯ったミニかまくらや燈籠が輝き始めると、あたり一面幻想的な世界へと変わっていく。
なかなか風情がある。
道々写した祭りの写真を並べてみることにした。

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黄昏時の雪燈籠と天守閣

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本丸から見た300基のミニかまくら群

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すこしアップにするとこんな感じ

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北の郭のキャンドルたち

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「ねぷたまつり」の見送り絵で作られた「津軽錦絵大回廊」

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今年の大雪像(高さ約10メートル、幅約8・5メートル、奥行き約7・5メートル)は、弘前城築城400年にあわせて「弘前城天守」であった。

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およそ1時間の祭り見物であった。
時間の余裕がなかったのでちょっと駆け足気味の見物になってしまったが、それでも主なものはだいたい見ることが出来たように思う。
気温は零下だったが、それほど寒さは感じなかった。
幻想的な雪の世界を堪能した祭り見物であった。
思い切って出かけてよかった。


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Category: 美味しいもの

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ベルギーチョコレート

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お茶うけにと、娘が持ってきてくれたベルギーチョコレート。

抑えた甘さと深い苦味がおいしかった。


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ショップ「CASAICO」

先月オープンしたばかりの「CASAICO」という店に行ってきた。
漆器、ガラス製品、陶器類などを扱うインテリアショップである。
ここは以前は倉庫だった建物を改造して、古い家具をリペアする工房として使われていたところである。
その店が撤退し、しばらく空き家になっていたが、そこに新しくインテリアショップがオープンしたのである。
偶然ネットでそれを知り、ちょっと覗いてみようと家内とふたりで行ってみた。

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家具工房だったときは、無垢の板を貼り付けただけのファサードだったが、それを黒っぽくペイントして、イメージを一新させていた。
また店内も白を基調とした上品なインテリアになっており、なかなか居心地のいい空間に変身していた。
置いている商品は、作家ものを中心とした質のいいものばかり。
久しぶりに目の保養をさせてもらった。
ひと回り見学した後は、オーナー夫妻からいろいろと話を聞かせていただいた。
奥さんは漆芸作家で、仙台を中心に活動をしていたそうだが、ご主人の実家が弘前ということで、ここに店をオープンさせたとのこと。
近々店内に併設した作業場で、漆塗りの教室も開くそうだ。

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この日買った小ぶりの鉄瓶である。
ふつう鉄瓶といえば、お湯を沸かすだけのものだが、これは内側がホーローびきになっていて、急須として使えるように工夫されている。
蓋が木製というところもなかなかのアイデアである。
お茶の好きな家内は、ちょうど急須を新しいものに変えたいと考えていたところだったので、ひと目で気に入り、購入することにした。

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さらに家内は昨日に引き続き、今日もまた孫を連れてやってきた娘といっしょに、「CASAICO」へと出かけて行った。
そして気になっていた小さな重箱(12センチ四方のもの)を買って帰ってきた。
気に入ったものを手に入れた満足感で、家内の顔が輝いていた。
こうしてお気に入りの品がまたひとつ、我が家に加わることになったのである。
末長く愛用したいと思っている。

「CASAICO」のウェブサイトはこちら


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Category: 読書

Tags: 百田尚樹  

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百田尚樹「永遠の0」

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先日買った百田尚樹の「永遠の0」を読み終わった。
圧倒的な面白さと、深い内容に何度も泣かされた。
2日前に読み終わった家内も、読みながら何度も涙を流していた。
それをバトンタッチして読み始めたが、ぐいぐいと物語世界に引き込まれ、目を離すことができなくなってしまった。
そして昨晩は寝るのも忘れて読み続け、12時過ぎにようやく読み終えた。

これはゼロ戦の操縦士の物語である。
そして戦争末期に特攻隊員として出撃、そのまま帰らぬ人となった兵士の物語である。
その孫が、戦後60年目を迎えた今、残り少なくなった戦友たちを訪ね歩き、その実像を探し求めようとする。
そのなかで次第に明らかにされていく事実が、ミステリーの手法によって戦慄的に描かれていく。
何重にも覆われた薄いベールが一枚一枚と剥がされていくにしたがって、ぼやけていた人物像に徐々に焦点が結ばれていく展開には、思わずゾクゾクとした快感をおぼえた。
そしてしだいに明らかにされていく主人公、宮部久蔵の人間としての魅力にぐいぐいと惹きつけられていった。
同時に人間の愚かさや戦争責任といった重い問題を、深く考えさせられることにもなった。

主人公、宮部久蔵はまずは「臆病者」というレッテルを貼られた男として、われわれの前に登場してくる。
それは誰もが死を覚悟し、死を恐れずに戦おうとする戦場において、ただ「生き残る」ことだけに執着する男であったからだ。
戦いの場では彼は行過ぎとも思えるほどの細心の警戒をし、いざ戦闘が始まると無理な深追いはけっしてせず、常に自分の身を守ることを考えて行動するという男であった。
そうした態度は隊の笑いものであり、唾棄すべきものと見られていた。
しかし彼はけっして能力の劣った兵士というわけではなく、むしろパイロットとしては一流の腕をもった兵士であり、それは隊の誰もが認めるところであった。
だからこそ、「生き残る」ことに執着する彼の態度がよりいっそう訝しく思われ、複雑な感情を抱いてしまうのであった。
しかし新たな証言者たちの話が重なっていくにしたがって、彼がけっして「臆病者」でも卑怯者でもなかったという事実が、しだいに浮かび上がってくる。
そして「生き残る」ことに執着し続けた男が終戦を目前にして、なぜ特攻隊員として出撃しなければならなかったのかということも同時に明かされていく。
つぎつぎと訪れる劇的な展開に、心を鷲掴みにされていく。

宮部久蔵は軍隊という組織の中では、まさに異物のような存在であった。
こうした人物がいること自体、戦場では許されざることであった。
しかしそうした異物をあえて投入することによって、戦争の実態を焙り出そうとするのが、作者の意図するところではなかろうか。
同時にそれは、けっして弱音を吐かずに死んでいった若き特攻隊員たち、また戦場で無残に死んでいった兵士たちの、声なき声を代弁させようとする試みでもあったのだろう。
そしてそれは見事に成功している。

戦場で生き残ろうとすることがどういうことなのか、それにはどれほどの覚悟や技量が必要だったのか、そうしたことも空中戦の実態が詳細に語られていくなかで次第に明かされていく。
それは知力、体力の限りを尽くしても、なお達成不可能なほど絶望的な試みであった。
そしてそれをやり遂げようとするかなで味わう宮部久蔵の深い孤独と絶望に触れたとき、思わず涙を流してしまうのであった。

実は私の父親も応召され、飛行機の整備兵として南洋諸島で戦争を体験している。
その島がどこの島で、どういった体験をしたのかということは、詳しく聞いたことはなかったが、ひょっとするとこの物語のなかに登場してくる島々のいずれかにいたかもしれないのである。
父が亡くなってしまった今では、それを確かめる術はもうないが、この小説を読みすすんでいくうちに、そうした話をもっと聞いておけばよかったという気持ちにさせられた。
ひょっとすると、そんな話題にはあまり触れられたくなかったのかもしれないが、それでも敢えて聞いておきたかった。
そんなことを思いながら読んだせいか、身につまされることがたくさんあり、よりいっそう身近な物語として迫ってきたのである。
おそらくわれわれ世代の多くは、この物語を読むことで、そうした若き日の父親や母親の姿を重ねてしまうのではなかろうか。
そして連綿と繋がっていく人間の営みに、あらためて限りない愛着を感じることになるにちがいない。

作者、百田尚樹は書いている。

私にとって小説とは、読者に「生きる勇気」「生きる喜び」を与えるものでなければならないと思っています。社会のおぞましさや人間の醜さなどを描いただけの小説は否定します。百年前ならいざしらず、現代では、そんなものはネットや新聞のニュースに溢れかえっているからです。わざわざフィクションの世界で、社会や人間のおぞましさを再現する理由を、私は思い付きません。
 優れた小説やドラマは、この社会で頑張って生きている人たちに、「勇気と希望」をもたらし、時に「慰め」を与え、明日への活力となるものである、というのが私の信念です。私の小説が読者の皆さんに「生きる勇気」を与えることができたら、これほど嬉しいことはありません。


と。
これはそんな小説なのである。


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Category: 読書

Tags: エッセイ・評論  

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吉行和子「ひとり語り」

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先々週(1月24日)のラジオ番組「ラジオビタミン」の「ときめきインタビュー」に、女優の吉行和子が出演しており、芝居との出会いやその世界に入った経緯などを話していた。
興味深く聞いたが、時間がなかったためにほんのさわりを聞いただけで、残念ながらその後の詳しい話は聞くことができなかった。
ちょっと後ろ髪をひかれる思いだったが、そういえば彼女の書いた半自叙伝が確か出ていたなと思い出し、図書館で探してみると「ひとり語り」という本が見つかった。
さっそく借りることにして、読み始めたが意外と時間がかかってしまい、先日ようやく読み終えた。
そこで、ちょっと紹介してみることにした。

まずは吉行和子の経歴を、この本のなかから拾って紹介すると。
東京生れ。女子学院高等学校を卒業。在学中に劇団民藝に入所。
父エイスケ、兄淳之介、妹理恵はいずれも作家。母あぐりは日本美容師界の草分け的存在である。
1957(昭和32)年「アンネの日記」で初主演。
日本アカデミー賞優秀主演女優賞、毎日映画コンクール田中絹代賞、紀伊国屋演劇賞個人賞など、舞台・映画での受賞多数。
1984年、著書『どこまで演れば気がすむの』で第32回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。

女優歴50年以上という大ベテランである。
最近はテレビの旅行番組などに親友の女優、富士真奈美とともに出演して、そのちょっと天然ボケな個性で笑いを誘ったりしているでご存知の方も多いだろう。
この本ではラジオのインタビューで聴いた話と同じく、喘息もちの病弱な少女だった彼女が、たまたま母親が客からもらったチケットで劇団民藝の演劇を観にゆき、その世界に魅了され、劇団の研究生募集の試験を受けて見事合格、以後50年以上に渡って続けることになる女優生活のきっかけが、まず初めに書かれている。
そしてその後の内容を目次で紹介すると、次のようなもの

衣裳係になるはずが/研究所生活/エイスケの遺した雑誌/あぐりの再婚/下手すぎる/アンネの日記/淳之介の好み/ポーギィとベス/日活映画の大スター/初めての海外旅行/訪中日本新劇団/「民藝」やめたら/早稲田小劇場/商業演劇デビュー/鶴田浩二さんと美輪明宏さん/おすぎとピーコ/蜜の味/妹と二人旅/アメリカ巡回公演/尋問/愛の亡霊/カンヌ映画祭/角栄氏と辻和子さん/女三人の旅/一人芝居/大病/鍼と俳句と借金/オサラバー/MITSUKO/ロンスペルク城/これでおしまい

となっている。

女優、吉行和子の存在を知ったのは、昭和30年代の日活映画のなかでだった。
昭和29年に映画製作を再開した新生日活は、所属俳優の員数不足といった事情があり、その解決策のひとつとして新劇から俳優供給を受けることで問題解決を図ろうとした。
そのひとつが劇団民藝との契約であった。
それまでは左翼傾向の強い民藝の俳優たちは、映画には出さないという「五社協定」によって、映画に出演することができなかったが、日活はその協定に入っていなかったことから、映画出演が可能になった。
そうしたことで新人女優の吉行和子も映画に駆り出されることになり、主に文芸映画を中心につぎつぎと出演することになる。
この頃の日活映画で知った民藝の俳優たちは数多い。
主な俳優たちを挙げてみると、宇野重吉、滝沢修をはじめ、北林谷栄、清水将夫、芦田伸介、信欣三、下元勉、小夜福子、奈良岡朋子、南風洋子、草薙幸二郎、大滝秀治、鈴木瑞穂、内藤武敏といった錚々たるメンバーである。
ほとんどが日活映画を観ることで馴染んだ俳優たちばかりであった。
今思えば彼らが日活映画で果たした役割は、大きかった。
ニューフェイス募集によって集められた若い俳優たちを、こうしたメンバーが脇で支えることで、映画に幅と厚みをもたせることができたのだから。

吉行和子はこうした劇団活動を約10数年続けた後に「民藝」を退団する。
そして周囲の反対を押し切って、当時隆盛を極めつつあったアングラ劇や商業演劇への出演といった未知の世界へと足を踏み入れていくことになる。
病弱で引っ込み思案な少女だった彼女が、このように果敢な挑戦を続ける女優になったのは、やはり彼女が育ったユニークな家庭環境が大きかったのだと思う。
そうした世間の常識に囚われない、個性的な家族についても詳しく書かれており、興味は尽きない。
ダダイストであった父エイスケは詩人であり小説家であった。
母親あぐりとは10代で結婚、34歳という若さで亡くなっている。
そんな破天荒な夫を支え、夫エイスケの死後も(生前も母子家庭のようだった、とある。)女手ひとつで3人の子供を育て上げた。
そして百歳を越えた現在も矍鑠と健在である。
兄淳之介は芥川賞作家、妹理恵も同様の芥川賞作家であり詩人である。
そうした家庭環境で育ったことが、「反対されればされるほど、やる気を出す」という反骨精神、女優魂へと繋がっているのであろう。
そして「喘息」という病に苦しめられたことが、「我慢強い」性格を作り上げた。
柔らかさのなかにも、一本芯の通った強さをもった彼女の個性は、こうした性格に裏づけされている。
派手でもなく、といって地味でもなく、物事に囚われない独自の女優人生を歩んでいる吉行和子は、今後もまだまだ活躍し続けていくに違いないという感想を、この本を読んだ後に確信したのであった。


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お食い初め(おくいぞめ)

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娘から孫のお食い初め(おくいぞめ)をやったというメールが届いた。
手近にあるもので写真のような食事を用意したそうだ。
お食い初めとは、古く平安時代から行われているもので、食事の真似ごとをさせることで「終生、食べ物に困らないように」と願う儀式である。
生後100日目に行われることから「百日祝(ももかいわい)」、また初めて箸を使うことから「箸揃え」「箸初め」とも呼ばれている。
子供の健やかな成長を願う娘の親心が伝わってきた。


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朝焼け

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今朝は朝焼けがきれいだった。
デジカメを持って行かなかったのでケータイで撮影。
カメラがよくないのか、腕が悪いのか、なかなか見たときのような美しさが再現できないのがもどかしい。


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雛人形

約1ヶ月後にひな祭りがある。
孫にとっては、初めて迎えるひな祭りである。
それに備えて家内が雛人形を買ってやりたいと以前から言っていたところ、ちょうどタイムリーに「ギャラリー芭蕉」から「お雛様展」のダイレクトメールが届いた。
そこで初日の昨日、さっそく出かけてみた。
到着後、クルマを降りた家内が先にギャラリーに入った。
クルマを停めて、おもむろにギャラリーに入ると、家内はもうすでにお目当ての雛人形を決めていた。
いつものことだが、家内の買い物は早い。
あれこれ見て比較検討するといった買い方ではなく、第一印象で「ピピッ」ときたものを瞬時に決めてしまう。
だから「どちらにしようか」といった迷いがなく、決断が早い。
気に入ったものがあれば、他の物は見る必要はない、といった買い方なのである。
好みがはっきりしているというか、いさぎよいというか、もう少し比較検討してもいいのでは、と思うこともあるが、しかしこれが家内流の買い物なのである。

hinaningyo.jpg

そうやって買った男雛、女雛2対の雛人形である。
これは飛騨高山にある「文二郎はりこ」という工房で作られた手作りの雛人形である。
材料である和紙の素朴さと温かみが伝わってくる。
家内のイメージとしては、いわゆる何段飾りといった煌びやかな雛人形ではなく、こうしたちょっと個性的で素朴なものを探していたようで、彼女の好みにぴったりだったようだ。
人形の福々しい表情のような幸せが、孫に訪れることを願った家内の気持ちがよく分かる。

これを買ったことは、まだ娘夫婦には伝えていない。
おそらくこのブログを読んで、知ることになるだろう。
ちょっとしたサプライズなのである。


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節分

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昨日同様、今日も朝からいい天気である。
岩木山は山頂が雲に覆われているが、その姿はくっきりと鮮明である。
昨日の最高気温は4度、今日はさらに上がって6度の予想である。
この陽気で雪もかなり溶けそうだ。

今日、2月3日は節分である。
「節分」の由来については、昨年の節分の日に書いたので、そちらを参考にしてもらうことにして、ここでは節分の日に登場する「鬼」について調べてみたので、それを少し書いてみる。
まずは語源だが、「隠れる」という意味の「オン(隠)」が変化して「オニ」になったという説が有力のようだ。
古代中国では「鬼」は「死者の亡霊」を意味していて、姿の見えないもの、すなわち「オン(隠)」が日本に伝わったのちに「オニ」となった。
そして日本独自の鬼へと変化していったのである。
鬼が角をもちトラの皮のパンツを履いているのは、十二支で、丑寅の方角が鬼の出入りする鬼門とされていることによるもの。
そこから丑(牛)の角と寅(虎)のパンツとなったわけである。
また丑は12月、寅は1月を意味し、12月から1月にかけての季節の節目に「鬼門」があり、この時期に鬼の出入りする鬼門(北東)の方角の邪気を祓うことによって、無事に春が迎えられるとしたのであった。
さらに、陰陽五行の説く自然界の原理である、木、火、土、金、水の五元素のなかの「金」には、硬さや厄病という意味があり、その象徴として鬼に金棒を持たせた。
こうしてわれわれがよく知る鬼の形が出来上がったのである。

現代では節分の行事の時に登場してくるだけの鬼であるが、人間の心の奥深くに隠された闇がある限り、「鬼」の存在が、消え去ることはない。
ひょっとすると姿かたちを変えて、今でもわれわれの近くを跋扈しているかもしれない。
その存在がひんぱんに登場することのないように、心穏やかに過ごすことを念じながら、今夜は豆まきでもしようかなと考えている。


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2月

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散歩の途中で、朝陽が顔を覗かせた。
久しぶりに見た朝陽であった。
天気予報によると、今日から少しづつ冬型も緩み、厳しい寒さも一段落するとのこと。
連日出ていた雪マークも、今週はほとんどなくなっている。
これでようやく雪かきの大変さからも開放されそうである。

早いものでもう2月である。
プロ野球のキャンプも昨日から始まった。
「球春」の言葉通り、春らしい気分を運んできてくれる。
外は雪景色のままだが、こうしたニュースに接するたびに、季節の歩みは着実に移り変わっているのだと実感する。
そういえば明日は節分、明後日は立春である。


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