風に吹かれて

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Category: 日本映画

Tags: 時代劇  

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映画「忍びの者」

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今年は映画監督、山本薩夫の生誕百年の年である。
NHK、BS放送では、それにあわせて彼の特集を組んでいる。
それが昨日から始まった。
まず第一番目の放映は「忍びの者」。
1962年の作品で、原作は村山知義、主演が市川雷蔵である。
翌年には同じく山本薩夫監督によって「続・忍びの者」が作られている。
そしてこの2作がヒットしたことで、いわゆる忍者ブームが巻き起こり、以降、これを真似た数々の忍者映画、テレビドラマが作られることになった。
そのブームが起きた最大の要因は、「忍びの者」のリアルな描写にあった。
それまでの忍者映画といえば、突然姿が消えたり、現れたりといった人間離れをした荒唐無稽な忍者の描かれ方ばかりで、いわばお子様向きのヒーローといった存在でしかなかった。
だが、この映画ではさまざまな人間わざや道具を駆使し、命がけで任務を遂行する血の通った人間としての忍者の姿が描かれており、それが見る者に新鮮なインパクトを与えたのである。
原作者の村山知義も、この小説を書くにあたって、実在した忍者たちの実像を徹底的に調査をし、それをもとに小説を書いている。
それが映画でも忠実に再現されており、説得力のあるリアルさを獲得しているのである。
さらに前年に封切られた黒澤明監督の「用心棒」や同年の「椿三十郎」のリアルな殺陣や、9月に公開されたヤコペッティの「世界残酷物語」の残酷描写の影響なども随所に見られ、それが背景となった戦国時代のリアリティーをいっそう高める効果をあげており、この映画をそれまでにない独特の時代劇としているのであった。

忍者とは、闇の世界で暗躍する陰の存在である。
けっして表舞台に立つことはない。
しかも厳しい掟や、厳格な身分によって縛られた社会に属している。
上の命令は絶対であり、そのためには命を投げ出すことさえある。
いわば世間一般の幸せや安逸とは無縁のところで生きる存在なのである。
そうした厳しさをもった忍者たちの世界が、映画の冒頭で克明に描かれていく。
主人公はあの世紀の大泥棒、石川五右衛門。
実は彼は百地三太夫率いる忍びの集団に属する忍者だったという設定になっている。
そして百地三太夫の命によって、織田信長を暗殺するという困難でしかも危険な任務に就くことになる。
その遂行のなかで世間の目をくらますための盗みを命ぜられ、瞬く間に大泥棒としてその名をとどろかせることになる。
しかしこれは周到に用意された百地三太夫による罠であり、そうとは知らぬ五右衛門は、彼の言いなりのままに信長暗殺の役目を果たそうとするのであった。
そうした闇の戦いの中で、人間、石川五右衛門の苦悩と迷いがダイナミックに描かれていく。

この映画を観ているうちに、昔リアルタイムで観たときの興奮が蘇ってきた。
その大きな要因は、山本薩夫監督の映画術の確かさもあるが、なによりも脇を支える俳優たちの個性の豊かさにある。
城健三朗(若山富三郎の当時の芸名)演じる織田信長の底知れぬ残酷さと豪快さ、そして五右衛門との道ならぬ恋に落ちる岸田今日子演じる百地三太夫の妻の妖艶さ、また加藤嘉演じる百地三太夫の片腕の忍者の得体の知れない不気味さ、いい映画というのは、こうした脇の役者たちが間違いなく生き生きと活写されているのである。
そしてなんといっても最大の牽引役は、百地三太夫を演じた伊藤雄之助の怪演ぶりだろう。
彼はどんな映画に出ても個性的な演技で目を惹く役者だったが、この映画での百地三太夫はそのなかでも白眉といえるものだ。
それほど印象に残る怪演であった。
今回約50年ぶりにこの映画を観なおしてみて、そのことをいちばん強く再認識したのであった。

このあと、「続・忍びの者」、「白い巨塔」(山本薩夫監督いちばんの傑作)、「真空地帯」、「荷車の歌」などの代表作がつぎつぎと放映される。
いずれも昔観た映画ばかりだが、この機会にまたもういちど観なおしてみようと思っている。
楽しみである。


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Category: 暮らし

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タイヤ交換

冬型の気圧配置と寒気の影響で、今日と明日は雪の予報が出ている。
それに備えてクルマのタイヤ交換をした。
予報どおり今朝は雪である。
今も静かに降っている。
かなり積もりそうである。
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Category: 愛犬

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まったりとしています。

なにも書くことがないので、愛犬の写真2枚をなんとなく載せておきます。
20101118.jpg
冬になるとストーブの前がロシェルの定位置になります。
2010-11-26.jpg
ぽかぽかと暖かい日差しの中で、居眠りをしているロシェルです。
のどかな風景です。


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Category: 薪ストーブ

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廃材処理ほぼ終了

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先月20日にわが家の駐車場に運び込まれた廃材の処理が、今日ほぼ終了した。
これで1ヶ月以上にわたって占領されていた駐車場に、やっとクルマを停めることができる。
予想では2ヶ月近くかかるのではと思っていたが、思いのほか早いペースで終えることができた。
あとは家の前に積み上げた廃材のカットが残っているが、これもあと数日で何とかなりそう。

仕事が休みの今日も、一日中かかりっきりだったが、早めに切り上げて、近くの温泉で疲れを癒すことにした。
熱い湯に浸かり、そのあとは露天風呂入り、そこから見える岩木山のシルエットをゆったりと眺めていると、これまで溜まっていた疲れが、体のなかから溶け出して抜けていくような気分であった。
温泉から帰ったあとに呑んだビールのおいしかったことは、言うまでもない。


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Category: 美味しいもの

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干し柿づくり

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先日干し柿用の柿を買って以来、時間を見つけては干し柿作りを続けている。
これまでに作った干し柿はおおよそ200個近くだが、もう少し作りたいと思い、今朝早くに無人販売所に行ってみた。
ちょうど販売所の人が今日の準備をしているところだった。
見ると、しぶ柿が4袋並んでいた。
ぜんぶ買うことにした。
販売所の人の話によると、これで今期のしぶ柿はすべて終了とのこと。
ちょうどいいタイミングだったわけだ。
さっそく家に帰って干し柿作りを始めたが、それを見ていた娘に、「キャンドル・ジュン」ならぬ「ホシガキ・ジュン」だとからかわれた。
なるほど、うまいことを言うものだ。
座布団一枚!
家内と3人で大笑いであった。

先につるしたものは、あと10日ほど経つと出来上がる。
出来るのが待ち遠しい。
楽しみである。


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Category: 心に残る言葉

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いい夫婦の日

今日、11月22日は「いい夫婦の日」だそうだ。
いろいろある記念日のひとつで、「1122(いいふうふ)」にかけて提唱されたものである。
そしてこの日にちなんで「パートナー・オブ・ザ・イヤー」を選出、さらに「いい夫婦 川柳コンテスト」を行っている。
今年大賞となった川柳は、

「仲のいい 夫婦が多い 坂の町」

そして次点は、

「そばにいる 今日も明日も 明後日も」

「晩酌の 泡がとかした わだかまり」

「コーヒーの 香りで起こす 思いやり」

さらに優秀賞は

「愛の字の 草書がうまく なった妻」

「いい夫婦 道草しつつ 同じ道」

「今日からは 主人と呼んで いいんだね」

「夫婦して 暗証番号 間違える」

「私だけの パワースポット 腕の中」

そして佳作は

「日本一 短い返事 する夫婦」

「夫婦って プラスマイナス ゼロでいい」

「アルバムの 昔の君に 浮気する」

「ぶつかって 回り続ける 夫婦独楽」

「私には 妻の温度が ちょうどいい」

「ジーパンの 似合う祖父母の 金婚式」

「虫の声 妻のいびきで 聞こえない」

「鍋みてて たのんでみたら 見てるだけ」

「取れたボタン 翌朝見たら 付いていた」

「なぜだろう 君のすっぴん 癒される」

なるほどと頷いてしまうもの、身につまされるもの、思わずニヤリとさせられるもの、いろいろあって面白い。

参考までに過去の大賞作品を調べてみると

2009年度 「喧嘩した それでも風呂は 沸いている」

2008年度 「医者よりも 看護婦よりも あなたの手」

2007年度 「神田川 待たせた俺が 今は待つ」

2006年度 「夜鳴きする 子を抱く妻を 抱きしめる」

いろんな夫婦の姿、年輪が見えてくる。
そうした機微や哀歓を感じながら、夫婦というものをもういちど考えてみることも案外大切なことかもしれない。
そうしたきっかけになればいい、というのがこの日の趣旨のひとつなのだろうと思う。

最後にしめくくりとして一句詠んでみた。

「夫婦して 晩酌楽しむ 冬の夜」

<追記>
「いい夫婦の日」にちなんで、コブクロの「永遠にともに」を載せておきます。




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Category: ニュース

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作詞家、星野哲郎死去

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作詞家の星野哲郎が15日に亡くなった。
享年85歳。
数々のヒット曲を作り続けた、戦後歌謡界を代表する作詞家だった。
生涯で作詞した数は4000曲以上、未発表の作品が2000曲ほど残されているそうだ。

星野哲郎と聞いてまず思い浮かぶのは、「人生の応援歌」という言葉。
水前寺清子の「三百六十五歩のマーチ」に代表されるような一連の援歌を作る作詞家として知られている。
こうした歌を作るのは、彼自身が人生の挫折を何度も味わったという体験があるからだ。
「人生は厳しいものだ。だが諦めずに前を向いて生きていこう。」そんはふうに人々を励ます歌を作り続けた。
援歌のほかにも、艶歌(「昔の名前で出ています」)、縁歌(「兄弟仁義」)、遠歌(「男はつらいよ」)といったさまざまな演歌の名曲も数多く作っている。
また「なみだ船」、「兄弟船」、「女の港」など、「海」に関連する歌を数多く作ったことも、星野演歌の特徴のひとつであった。
これは山口県周防大島に生まれ、商船学校に入学、卒業後は遠洋漁業の船員として働いたという経歴からくるものであった。
終生海と深い繋がりをもち、海を愛した人だったのである。

ところでここ数日、連日星野哲郎関連のニュースが流れていたが、そのなかで印象に残ったのは、なかにし礼の次のような言葉であった。
<星野演歌の特徴は最初の2行に印象的な言葉が並べられていることだ。そこにかなりの精力を注ぐのが、彼の作詞術の特徴である。そしてそのなかに「人生は甘いもんじゃない。」といった現実の厳しさが書かれ、その後に「彼方の光を目指してどうやって進んでいくか」が示される。>
言葉は正確ではないが、そういった意味のことを話していた。
なるほど、そう言われてみると、確かに彼の歌には出だしが印象に残るものが多い。

「涙の終わりのひと滴 ゴムのかっぱにしみとおる」(なみだ船)
「はるばる来たぜ、函館 逆巻く波を乗り越えて」(函館の女)
「三日遅れのたよりを乗せて 船は行く行く、波浮港」(アンコ椿は恋の花)
「ぼろは着てても、心の錦 どんな花よりきれいだね」(いっぽんどっこの唄)
「幸せは歩いてこない だから歩いてゆくんだよ」(三百六十五歩のマーチ)
「親の血を引く兄弟よりも かたい契りの義兄弟」(兄弟仁義)
「やるぞ、みておれ、口には出さず 腹におさめた一途が夢よ」(出世街道)
「想い出に降る雨もある 恋にぬれゆく傘もあろ」(女の宿)
「俺がいたんじゃお嫁にゃゆけぬ わかっちゃいるんだ妹よ」(男はつらいよ)
「波の谷間に命の花が ふたつ並んで咲いている」(兄弟船)
「やさしさとかいしょのなさが 裏と表についている」(雪椿)
「この坂をこえたなら しあわせが待っている」(夫婦坂)

まだまだたくさんあるが、どの歌も、印象的な出だしばかりで、すぐに口ずさむことができる。
親しみやすい歌詞、それでいて人生の深い機微を感じさせる情感あふれる歌詞ばかりである。
心に染み込み、心が温かくなってくる。
そしてたくさんの元気がもらえる。
そんな歌の数々にどれほど多くの人たちが慰められ、そして勇気づけられてきたことだろう。
そう考えると、その存在の大きさをあらためて感じてしまうのである。

心よりご冥福をお祈りいたします。

以前書いた星野哲郎著「妻への詫び状」の紹介文がこちらにあります。
参考までに。


風雪ながれ旅


みだれ髪


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Category: 地域情報

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朝焼け

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散歩途中に撮った朝焼けの写真である。
真ん中にそびえ立つのは、ケータイ電話用の電波塔である。
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太陽がだんだんと昇って来た。
DSC00022_20101120085704.jpg
そして朝陽が顔を覗かせた。

今日の天気予報は曇りときどき晴れ。
予想最高気温は13度。
穏やかな一日になりそうである。


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Category: 美味しいもの

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trattoria LIPAGIO (トラットリア リパージオ)

先月14日にオープンしたばかりの「trattoria LIPAGIO (トラットリア リパージオ)」に行ってきた。
「trattoria」はイタリア語で「軽食堂、レストラン」のこと。
「 LIPAGIO」は語感からイタリア語のように聞こえるが、これが「じょっぱり(津軽弁で強情っぱり)」を逆読みにした造語なのである。
なかなかよく考えたシャレた名前である。
実はこの店、テニス仲間のH田さんの息子さんがオーナーシェフの店である。
東京のイタリアン・レストランで長年料理の腕を磨いていた息子さんが、Uターンして、このお店を開いた。
先月の29日にはここで、テニスクラブの懇親会が開かれた。
その時に、余興としてやったビンゴゲームの賞品としてランチペアー券が当たったのである。
今日はそれを使ってのランチであった。
まず前菜から始まり、メインのパスタ料理、そしてドリンクとデザートという内容。
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パスタ料理は数種類から選べるようになっており、私はカルボナーラを、家内はトマトソースをオーダーした。
どの料理もおいしく、久しぶりにリッチな気分でランチを楽しんだ。
日差しがたっぷりと差し込む店内は明るく開放的で、ゆったりとした気分で落ち着いた時間を過ごすことができた。
料理よし、雰囲気よし、再度足を運びたくなるレストランである。
おすすめです。

lipajio.jpg
テニスクラブ懇親会のときに写した写真です。

trattoria LIPAGIO (トラットリア リパージオ)
青森県弘前市百石町56
TEL 0172-88-6219
営業時間:11:30~14:30 18:00~22:00
定休日:毎週水曜日
お店のHPはこちらです。


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初氷

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昨日の最低気温はマイナス0.5度で、今季いちばんの冷え込みとなった。
この寒さで弘前では初氷を記録した。
平年より2週間ほど遅い初氷だそうだ。
しかし最高気温は10度まで上がり、比較的過ごしやすかった。
前日が5度までしか上がらない寒い一日だったから、なおさらそう感じるのかもしれない。
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Category: 日本映画

Tags: 藤沢周平  時代劇  

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映画「花のあと」

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藤沢周平の短編小説を映画化した「花のあと」を観た。
例によって庄内地方を舞台にした時代劇である。
女でありながら男たちをはるかに凌ぐ剣の腕を持つ主人公、以登(北川景子)。
彼女が秘かに想いをよせる剣士、江口孫四郎(宮尾俊太郎)とのたったいちどの立合いにその想いのすべてをぶつけ、それを深く心の奥に仕舞いこんで、新たな人生へと足を踏み出していく。
だが、江口孫四郎が藩命を果たせず自ら命を絶つという事件が起きたことで、穏やかに過ぎていくかに思われた以登の人生が俄然波乱に満ちたものになってくる。
そしてその事件の裏には、彼の妻との不義密通を続ける重臣、藤井勘解由(市川亀治郎)の仕掛けた罠があったということがやがて明らかになってくる。
それを知った以登は勘解由に果し合いを挑み、孫四郎の敵を討とうとする。

映画の鍵は、たったいちど立ち合っただけの初恋の相手のために、命をかけてまで敵を討とうとする以登の姿に、いかに説得力をもたせるかにかかっている。
観客にそのことで違和感を感じさせないことが、この映画最大のポイントになってくる。
そしてそれはかなりの程度に成功していると思う。
女ながらに以登を一流の剣士に育て上げた父親、寺井甚左衛門(國村隼)の厳しさと優しさ、さらには彼らの日常の所作や佇まいに見られる奥ゆかしさや厳しさ、そしてそれを取り巻く美しい自然描写が、以登の凛とした心根を映し出すための大きな力となっている。
そうしたデティールを丁寧に描いていくことで、以登のもつ高潔な精神が輝きを増して迫ってくる。
なるほどこういう人間であれば、道に外れたこと、悪行に異を唱え、そうした行動に走るのも無理はないなと思わせてくれるものがある。
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また一本気な江口孫四郎とは対照的に、以登の許婚の片桐才助(甲本雅裕)の飄々とした存在がこの映画に余裕と広がりをもたらせている。
彼は後に筆頭家老として活躍することになるが(ナレーションによってそれが語られる。ちなみに藤村志保によるナレーションは、年老いた以登が若き日を回想するという体裁となっている。)そうしたことが素直に頷けるキャラクターである。
見かけは風采が上がらず、才色兼備の以登とは不釣り合いな男に見えるが、いざ事が起きた時には的確に物事の処理に当たるという、隠された能力をもつ男である。
そして彼はすべてを飲み込んで、以登の敵討ちの隠れたサポート役を見事に果たすのである。
だれもが賞賛する美丈夫な江口孫四郎の壊れやすさに対し、竹のようなしなりを持つ片桐才助の逞しさも、この映画の見所のひとつであろう。
ところで彼のキャラクターを見ているうちに、黒澤明監督の映画「椿三十郎」で伊藤雄之助が演じた城代家老のとぼけた姿を思い出した。
片桐才助も、おそらくこうした家老になったのではないか、そんなふうな想像をしながら楽しんだのである。

「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」「蝉しぐれ」「武士の一分」「山桜」に続いて、また新しい藤沢小説の映画化がなされたことを、ファンとしてうれしく思う。
さらに平山秀幸監督の「必死剣 鳥刺し」という映画も控えている。
こちらも今から楽しみである。


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Category: 美味しいもの

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干し柿づくりの季節です。

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昨年干し柿づくりをやってみて予想以上にうまくできたのに味をしめて、今年もまた干し柿づくりをしようと渋柿の出るのを待っていたが、今朝ようやく無人販売所に並んだ。
さっそくまとめて買ってきた。
昨年作った干し柿は約70個だったが、あっという間になくなった。
今年はもっと多く作るつもりである。
今日買ったのは約100個だったが、まだもう少し必要なので、毎日販売所のチェックをするつもりである。

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Category: 薪ストーブ

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またまた廃材処理

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たびたびの「廃材処理」ネタで恐縮だが、昨日も一日中廃材処理にかかりっきりの一日であった。
先月の20日に廃材が運び込まれて以後は、ずーっとこんな調子の毎日である。
朝は犬の散歩の後、クギ抜き、材木カット、そして仕事が休みの木曜日はどこへも出かけず、ひたすら庭で廃材処理だけに没頭している。
そのために、毎年恒例の紅葉狩りにも出かけることがなく、テニスも休み、少しでも時間を見つけてはこの作業を繰り返す毎日である。
それでもこうした作業を負担に思っているわけではけっしてない。
あくまでもこれは趣味の一端であるわけで、大変ではあるが、作業を楽しむという気持ちが常にどこかに存在している。
だから愚痴や不平不満とは無縁であって、むしろ次第に減っていく廃材の山や、出来上がった薪を見ることで味わう達成感に満足をおぼえているのである。
そしてますます作業に力が入っていくのである。
天気さえよければ今月中には何とかすべてを処理できそうである。
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Category: 外国映画

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スティーブ・マックィーン特集

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今年はスティーブ・マックィーン生誕80年、没後30年の年である。
そこでNHK BSではこれを記念して特集を組んで連日彼の映画を放映している。
そのいくつかをまた観なおすという毎日である。
ただし夜遅い時間の放映ということもあって、途中で眠くなってしまうこともしばしばで、残念ながらすべてを観るというわけにはいかなかった。
これまでに観たのは「ゲッタウェイ」「大脱走」「突撃隊」そして「シンシナティ・キッド」の4本である。
昨夜も「パピヨン」が放映されたが、残念ながら途中で眠ってしまい、最後まで観ることはできなかった。
だが観ているうちに昔観たときの記憶が蘇り、おもしろさの一端に再び触れることができたのである。
ところで今回あらためて彼のバイオグラフィーを眺めていて気づいたことだが、多くの名監督が彼の映画を監督している。
数え上げていくと、「突撃隊」でドン・シーゲル。「大脱走」「荒野の七人」のジョン・スタージェス、「マンハッタン物語」のロバート・マリガン、「ジュニア・ボナー」「ゲッタウェイ」でサム・ペキンパー。
「華麗なる賭け」「シンシナティ・キッド」はノーマン・ジェイソン。
「ブリット」はピーター・イエーツ。
「砲艦サンパウロ」ではロバート・ワイズ。
「ネバダ・スミス」ではヘンリー・ハサウェイ。
「パピヨン」がフランクリン・J・シャフナー。
そして「タワーリング・インフェルノ」ではジョン・ギラーミンと、いずれもハリウッドを代表する監督たちが名を連ねているのである。
俳優にとっていい監督やいいスタッフと組めるということは、すなわち一流であることの証明でもあるが、何よりもそのキャラクターや個性が魅力あるものであることの証しでもあるわけだ。
このことだけでもスティーブ・マックィーンがいかに稀有な存在の俳優であったかということがよく分かる。
ところでスティーブ・マックィーン関連のもうひとつの雑学。
彼の名前「マックィーン(McQueen)」の「Mc」は「~の息子」を意味する接頭語で、アイルランドおよびスコットランド系の姓にみられるものである。
すなわち「McQueen」は「Queenの息子」の意。
同じようなものにマクドナルド(McDonald)、マッカーサー(McArthur)などがある。
また「ゲッタウェイ」で共演した女優アリ・マッグロー(Ali MacGraw)の「Mac」も同じ使われ方である。
すなわちマックィーンもマッグローもルーツをたどればアイルランドもしくはスコットランドということになるのだろう。
この映画特集をきっかけにまたいろいろと勉強する機会に恵まれたわけだ。
しかしそれにしても50歳での死去というのはあまりにも若すぎる。
今回彼の映画を観なおしながら、そのことを痛切に感じたのであった。


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Category: 暮らし

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ティピーとブランケット

孫のためにティピーとブランケットを買った。
こちらが子供用のティピーである。
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ナイロン製で簡単に組み立てられる。
高さ160センチほどで、大人が中に座れるくらいの大きさである。
ティピーとは、ネイティブ・アメリカンの野営用のテントである。
西部劇ではお馴染みの住居であるが、家内がネットで探し出し、ひと目で気に入って購入した。
部屋に置くと存在感があってなかなかいい。
部屋の中が大平原になったような気分になってきた。
今はまだ寝ているだけだが、もう少し大きくなると面白がって遊んでくれるのではないかと考えている。
DSC00009_20101110085655.jpg
そしてもうひとつがペンドルトン(PENDLETON)のブランケットである。
こちらもネイティブ・アメリカンの伝統的な織物で、現在のアメリカではアウトドアや野外でのスポーツ観戦には欠かせないアイテムになっている。
20世紀初頭、オレゴン州ペンドルトンでネイティブ・アメリカンのために作られ始めたウールブランケットだが、その高い品質性と美しい織り柄によって瞬く間に全米に広まった。
そして今ではブランケットといえばペンドルトンといわれるほどのブランドとして定着している。
織りが密なために手触りがよく、保温性も高く、ベビー用としては最適なアイテムである。
このように孫の誕生をきっかけに、また新しいものへの関心が新たに生まれてきたのである。


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雨の弘前公園

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雨が降るなか、弘前公園の紅葉の撮影に行ってきた。
今年は薪作りに追われているために遠出をして紅葉を観に行く機会がなかった。
紅葉もそろそろ終わりの時期に近づいている。
せめて弘前公園の紅葉だけでもカメラに収めようと考えてのことである。
2010-1109-2.jpg
雨に濡れた紅葉は、いちだんと映えて鮮やかだ。

今日の最高気温は14度、寒さが身にしみる。


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Category: 温泉

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百沢温泉

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久しぶりの温泉である。
行ったのは「百沢温泉」、先日行った「アソベの森・いわき荘」のすぐ近くにある温泉で「いわき荘」のお湯もここから供給されている。
看板の「効め一番」の文字に思わずニヤリとさせられる。
hyakuzawaonsen1.jpg
温泉ファンには評価の高い温泉のようで、遠方から訪れる客も多いという。
含重炭酸土類弱食塩泉で、少し緑がかった褐色のお湯が惜しげもなく大量に湧き出ており、源泉掛け流しの贅沢感がたっぷりと味わえる。
湯温は46度とかなり熱め。
湯船に入るときにはゆっくりと浸からないと熱さがこたえる。
しかし浸かっているうちに、この熱さがしだいに心地よくなってくる。
いかにも効能がありそうな気分になってくる。
hyakuzawaonsen2.jpg
手頃な料金で宿泊もできる。別棟には湯治施設も備わっている。
いちどゆっくりと泊まってみたいものである。


(株)百沢温泉
弘前市大字百沢字寺沢290-9
TEL(0172)83-2226
入浴時間、料金:8時~22時 300円


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岩木山と電車

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弘前から鶴田町へ向かう国道で目にした光景です。
夕日の落ちる岩木山をバックに、JRの電車が通り過ぎて行きました。
あわててクルマを停めて写真を撮りました。
一瞬のことなので、あまりうまく写っていませんが、過ぎ行く秋を感じさせる情景でした。
そしてもう一枚。
画像1 077

こちら側から見る岩木山はいつも見ている岩木山とは形が少し異なっているので、新鮮な気持ちで眺めることができます。


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ダイコンとねぎ

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お向かいさんからいただいたダイコンとねぎです。
畑から抜いてきたばかりで、泥つきのところがいかにも新鮮な感じがします。
これを使ってどんな料理が食卓に並ぶのかな?
楽しみがひとつ増えました。


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くぎ抜き、そして木材カット

今日は一日薪作り。
雨の日が続いたので、ここ数日は薪作りが滞っていたが、ようやく作業再開である。
しかし午後になると、天気が急変、晴れ間が覗いているのに雨が降るというおかしな天気になり、せっかく順調に進んでいた薪作りが、まさに水を差された格好だ。
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それにしてもこれだけ頑張っても庭の廃材が減ったのかどうかが、よく分からない。
やってもやってもまだまだたくさん残っている。
これを片付けるまでは、とにかく根気あるのみである。


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Category: 地域情報

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今朝の岩木山

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わが家から見た今朝の岩木山である。
ここ数日は雨や曇りの日が多く、岩木山は雲に覆われていたが、今日は雲もとれて久しぶりに全容を現した。
白い雪の部分がかなり増えている。
岩木山の紅葉は終わり、今は平地での紅葉が始まっている。
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わが家の庭の木々もようやく色づいてきた。
今日はいい天気になりそうだ。


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Category: 行事・記念日

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文化の日

例年「文化の日」は晴れのいい天気になるのが恒例だが、今年は残念ながらその例にもれて、あいにくの雨となった。
しかも気温10度を下回る寒い一日であった。
ところで「文化の日」の成り立ちを調べてみると、1946年のこの日に日本国憲法が公布されたことを契機に国民の祝日となっている。
以前、この日は明治天皇の誕生日で明治節と呼ばれていたが、文化の日との関連は直接にはないそうだ。
しかしそれ以前には紀元節(2月11日)や天長節(4月29日)に文化勲章の表彰が行われていたことを考えれば、まったく無関係ということでもなさそうである。

1953年のこの日に小津安二郎監督の『東京物語』が公開されている。
また翌年の同日には、『ゴジラ』の第一作が公開されている。

ところで今日は個人的には、まったく「文化」とは無縁な一日であった。
本も読まなければ、映画も観ず、音楽も聴かずの一日だった。
「文化」とは関係がないが、印象に残ったのはテレビで「早慶戦」の優勝決定戦を観たことぐらい。
(いや、「野球」もやっぱり文化かな。)
こちらは早稲田の優勝で幕を引いた。
それ以外は特別書くこともない、ごくありふれた一日だった。


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11月

朝から冷たい雨が降っている。
今日は一日雨という予報である。

今日から11月、旧暦では霜月(しもつき)である。
ちなみに11月について調べてみると、ウィキペディアでは次のような解説であった。

<11月はグレゴリオ暦で年の第11の月に当たり、30日間ある。日本では、旧暦11月を霜月(しもつき)と呼び、現在では新暦11月の別名としても用いる。「霜月」は文字通り霜が降る月の意味である。他に、「食物月(おしものづき)」の略であるとする説や、「凋む月(しぼむつき)」「末つ月(すえつつき)」が訛ったものとする説もある。また、「神楽月(かぐらづき)」、「子月(ねづき)」の別名もある。
英語での月名、November(ノーベンバー)は、「9番目の月」の意味。実際の月の番号とずれているのは、紀元前46年まで使われていたローマ暦が3月起算で、(そのため年末の2月は日数が少ない)3月から数えて9番目という意味である。

異名としては、かぐらづき(神楽月)、かみきづき(神帰月)、けんしげつ(建子月)、こげつ(辜月)、しもつき(霜月)、しもふりづき(霜降月)、しもみづき(霜見月)、てんしょうげつ(天正月)、ゆきまちづき(雪待月)、ようふく(陽復)、りゅうせんげつ(竜潜月)などがある。

行事としては11月3日文化の日、11月15日七五三、11月23日勤労感謝の日などがある。>

11月は寒い冬への助走期間でもある。
心身ともに寒さに適応できるように、しっかりと慣らし運転をしていかなければと思っている。


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年齢:今年(2008年)還暦です。
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還暦という節目を迎え、何か新しいことを始めようとブログを開設しました。
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