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風に吹かれて

My Life & My Favorite things

Category: 読書

Tags: エッセイ・評論  

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川地民夫「平成忘れがたみ」

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図書館で本を物色していて、見つけた本です。
俳優の川地民夫が書いた「平成忘れがたみ」。
懐かしさについ手が出ました。

川地民夫は1958年、20歳のときに「陽のあたる坂道」でデビュー、以来50年にわたって俳優業を続けており、その間に出会った人たち(主に俳優)や映画界のエピソードなどを書いた半自叙伝的な本が、この「平成忘れがたみ」です。

そもそもの彼と映画との関わりは、「陽のあたる坂道」で裕次郎の弟である民夫役に抜擢されたところから始まりました。
オーデションで民夫役がなかなか決まらないのを知った裕次郎が、幼馴染みの川地民夫でどうかと、田坂具隆監督に引き合わせたことから実現したそうです。
このエピソードについては以前どこかで聞いたことがありましたが、詳しい経緯についてはよく知りませんでした。
この本によると、終戦直後、川地民夫が小学生のときに隣の家に石原一家が引っ越してきたそうです。
その時裕次郎は小学5年生、慎太郎は高校生でした。
2つ違いの裕次郎とは実の兄弟のような親密さで育ったそうです。
この出会いが後の俳優生活に結びついたのですから、出会いというのはなかなか面白いものだと思いました。

ところで「陽のあたる坂道」の川地民夫は素人ながらなかなかいい演技をしていたことを憶えています。
裕次郎との腹違いの弟という役でしたが、ちょっと不良っぽい現代青年役をはつらつと演じていたことを思い出します。
田坂具隆監督がひと目で彼を気に入ったのも納得の存在感を見せていました。
以来アクションものから青春もの、そして文芸映画まで、幅広い役柄をこなせる貴重なバイプレーヤーとして、日活ではなくてはならない存在になっていくわけです。
そんな俳優生活で出会った人たちや、映画界の裏話を知ることのできる興味深い本でした。

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「陽のあたる坂道」での石原裕次郎と川地民夫


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テーマ : 図書館で借りた本  ジャンル : 本・雑誌


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還暦(10年前)という節目を迎え、何か新しいことを始めようとブログを開設しました。
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