風に吹かれて

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Category: 愛犬

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ロシェルの体調不良

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3日前のことですが、ロシェルがひどい下痢になりました。
原因は不明ですが、下痢の状態がひどくなったので病院で診察を受けて、注射3本と薬をもらってきました。
それで激しい下痢の状態はいくぶんは収まったのですが、今度はすっかり元気をなくしてしまい、そこから別な心配が始まりました。
横になって寝ているばかりで、ほとんど起き上がろうとはしません。
夕方の散歩もやっと歩いているという状態で、前足が痛いのか、足をひきずるようにして歩きます。
ひょっとして注射が悪かったのか?などと病院に連れて行ったことに疑心暗鬼になってしまいました。
その夜は心配で妻は一睡もしなかったようです。
翌朝はいくらか回復したようにも見えましたが、それでもいつもの調子ではありません。
そして食事後に激しく嘔吐、食べたものをすっかり戻してしまいました。
そのことがよかったのか、その後は徐々に元気を取り戻していきました。
夜になるとかなり回復の兆しが見えはじめたので、ちょっとひと安心、そして今朝になるとすっかり元通りになりました。
いつものやんちゃなロシェルに戻ったのです。
あの心配は何だったのか、というくらいの元気さです。
その落差には、もう笑うしかありませんでした。
でも心底ほっとしました。ほんとうにひと安心です。

しかし家族(ロシェルも家族の一員)というものは、こうして元気でいないとほんとうに駄目なものだとつくづく実感した3日間でした。


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Category: 美味しいもの

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さくらんぼ

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朝市でさくらんぼを買ってきました。
甘くてとてもおいしいさくらんぼでした。

ところで、さくらんぼで思い出すのは、太宰治です。
死の直前に書いた短編小説「桜桃」ではさくらんぼを題材にしていますが、桜桃がさくらんぼのことだということをこの小説によって知りました。
「子供より大人が大事」という有名な一節は、「桜桃」のなかに書かれたものです。

太宰が玉川で入水自殺をしたのが、昭和23年6月19日のこと、私が生まれて数ヶ月後のことです。
太宰の命日は小説「桜桃」にちなんで「桜桃忌」と名づけられていますが、墓前には酒やたばこといっしょにさくらんぼが供えられるのが恒例だそうです。

今年は太宰の生誕100周年ということでさまざまな催しが行われています。
先日も五所川原で行われた「桜桃忌」で太宰の銅像(高さ約2メートル)が新たに建立されたというニュースを目にしたばかりです。
また太宰作品の映画化もつぎつぎと行われているようです。
現在公開中の「斜陽」(秋原正俊監督、主演・佐藤江梨子)に続いて、秋には「ヴィヨンの妻」(根岸吉太郎監督、主演・松たか子、浅野忠信)や「パンドラの匣」(冨永昌敬監督、主演・染谷将太、川上未映子)が公開され、来春には「人間失格」(荒戸源次郎監督、主演・生田斗真)も公開予定だそうです。

とにかく今年は生誕100周年に関連して太宰の露出度の高い年です。
私にとって太宰は高校時代に数冊の小説を読んだくらいで、あまり馴染みのない作家ですが、これを機会にまた読んでみようかなという気になっています。
それに何といっても郷土出身の小説家なのですから。

今朝はさくらんぼを食べながら、ついそんなことを考えていました。


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Category: テニス

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テニス大会

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今日テニスの大会があり出場しました。
テニス仲間のLさんからの誘いがあり、ペアを組んでの出場です。
大会出場は久しぶりのことです。
いい緊張感を味わいました。
結果は予選リーグは何とか勝ち残りましたが、決勝トーナメントの1回戦では接戦の末に残念ながら負けてしまいました。
結局ベスト8どまりでしたが、いいゲームができたので、それなりに満足しています。

しかし朝のテニスと違って、炎天下でのテニスはハードです。
最後のゲームでは足に痙攣が起きてしまいました。
一瞬リタイアか?と心配しましたが、なんとかゲーム終了まで頑張ることができました。

夜のビールがうまかった!!


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Category: 弘前

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ラベンダー通り

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ラベンダー通りのラベンダーが今を盛りと咲き誇っています。
この道は朝テニスに行くときにいつも通るコースです。
中央分離帯に植えられた2万5千本のラベンダーが約2kmにわたって続いていて、紫色が目に鮮やかです。
花が終わる7月上旬には刈り取られて、希望者に配布されます。
この配布は毎年恒例の行事になっていて、楽しみにしている市民が大勢いるそうです。


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Category: 暮らし

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真夏日

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今日は次女のおごりで浪岡、スタジオ、リッシュ内「Myuu(ミュウ)」で食事をしました。
久しぶりのスタジオ、リッシュでした。
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平日の午前11時すぎということで、レストランにはほかに客がいなくて、われわれ家族だけでした。
オシャレな空間を独り占めにできて、ぜいたくな時間を過ごしました。
食後は雑貨小物を2、3点買って帰途に着きました。
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今日はまるで夏本番を思わせるような暑さでした。
気温は30度を越えています。
まだ梅雨が明けないのにこの暑さです。
明日も引き続きこの暑さが続くそうです。
夏バテしないように注意しなければと思います。


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Category: 読書

Tags: エッセイ・評論  

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佐野洋子「役にたたない日々」

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佐野洋子のエッセイ「役にたたない日々」を読んだ。
彼女は言いたいことをずばずばと言う。
時には罵詈雑言のような言葉を浴びせ、顰蹙(ひんしゅく)を買いそうな極端な意見も述べるが、だからこそユニークで面白く、ただ書き散らしただけではない、一本筋の通ったものを感じる。
そして返す刀で自らにも容赦のない批判の言葉を浴びせかけて自省する。
前向き、プラス思考というだけのものとは違う。単なる居直りでもない。
ひと括りの言葉では言い表せられない、さまざまな人生経験を経た後に出てくる鋭い人間観察であり、考えである。何だか覚悟が違うのである。
彼女は次のように書く。

六十八歳は閑である。六十八歳は誰からも求められていない。六十八のバアさんが何をしようとしまいと注目する人は居ない。淋しい? 冗談ではない。この先長くないと思うと天衣無縫に生きたい、思ってはならぬ事を思いたい。


さらに

昔パリの場末のレストランで毎晩同じ席で夕食を一人で食っているバアさんを見たとき、胸をつかれたことがあった。首が前に折れて、満身の力をこめて肉を切り、異様なパワーで肉を飲み込んでいた。九十近くに見えた。緑の帽子をかぶり一心不乱に不機嫌のオーラを立ちのぼらせていた。そのままパタリと前のめりになってこと切れても不思議ではなく思え、私は胸がドキドキした。
気がつくと皿はなめたように空っぽで仰天した。つえをついてよたよたと外のあかりの中へ消えたコートの後姿は意地っ張りの孤独の固まりで、そのままあの世に行く途中ではないかと思った。さすが肉食人種、さすがヨーロッパ人。


彼女が理想とする老後の姿とは、こういうものかもしれないと思わせる情景である。

そして癌になったあと、次のように書く。

いい病気だなあ。青ざめた見舞客が、メロンなんか持って来てくれる。私は又エントツ状態である。皆顔をひくつかせて「洋子さん……」と呆然とする。どんなヘビースモーカーでもガンになるとやめるらしい。フンそんなに命が惜しいか、『楢山節考(ならやまぶしこう)』のおりんばあさんだって六十九で死んだんだ。歩いていて看板が落っこって死ぬ人だって居るんだ。トト子さんだけが、「いいよ、いいよ、好きにしな。あんたはもう充分生きた、私も充分生きた」。トト子さんはくも膜下出血で死線をさまよい、頭蓋骨を丸くカットして、丸坊主になった頭をつき出して「ここ、ここ」と手術のあとを見せてくれた。死線をさまよった奴は肝が据わってるなあ、今でさえ「私ほとんどアル中」と平っちゃらである。


さらに

この前来た時は「佐野さんもう一年位で死ぬのに、こわくないの」と聞かれて生きてる死体に聞かれたくないわと思いながら「全然、だっていつか死ぬじゃん、そんなのわかっているじゃん」「だけど何で、そんなに平気で元気なの、こわくないの」「こわくないったら。嬉しいよ、あんた死んだらもう金いらないんだよ、かせがなくたっていいんだよ、金の心配しなくていいだけでもラッキーって思うよ」「こわくないの」「こわくないって、それにガンってすごくいい病気だよ、死ぬ時に死ぬじゃん、もっと大変な病気いっぱいあるじゃん、リューマチとかだんだん悪くなるだけで、ずーっと痛くて治らないとか、死ぬまで人工透析するとか、脳梗塞で寝たきりで口がきけないとか、体が元気で痴呆とか、何でガンだけ『ソウゼツなたたかい』とか云うの、別にたたかわなくてもいいじゃん。私、たたかう人嫌いだよ。


そして

私は今、何の義務もない。子供は育ち上がり、母も二年前に死んだ。どうしてもやりたい仕事があって死にきれないと思う程、私は仕事が好きではない。二年と云われたら十数年私を苦しめたウツ病がほとんど消えた。人間は神秘だ。
 人生が急に充実して来た。毎日がとても楽しくて仕方がない。死ぬとわかるのは、自由の獲得と同じだと思う。


とまで書くのである。

佐野洋子は「百万回生きたねこ」を描いた絵本作家であり、エッセイストである。
(「百万回生きたねこ」は娘たちが子供の頃、いちばんのお気に入りの絵本だった。)
満州で生まれ、戦後日本に引き揚げ、その年に4歳の弟が亡くなり、次の年に兄が11歳で亡くなった。
長じて絵本作家になり、2回結婚、2回とも離婚をしている。
2回目の結婚相手は詩人の谷川俊太郎である。
そして鬱病になり、ガンになった。
そんな人生を歩んできた佐野洋子が書いた潔く、かつ力強いエッセイである。
これを読むと老後もけっして悪くないな、という気になってくる。
おまけに今後の生き方の指針になるようなヒントが、いっぱい詰まっている。
「役に立たない」どころか、大いに参考になる本であった。


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Category: 美味しいもの

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中華バイキング

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今日の昼食は妻と娘の3人で、近くの中華料理店で、ランチ・バイキングを食べました。
ボリュームたっぷりの昼食でした。
これだけ食べたら、夜は簡単な酒のつまみだけでいいかもしれません。
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会計は娘のおごりでした。
ありがたいことに、娘と食事をするたびに、おごられています。
ごちそうさんでした。

今日の最高気温は27度まで上がるそうで、日差しが強く、もう完全な夏です。
気持ちのいい夏の日曜日でした。


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Category: 弘前

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古都ひろさき花火の集い

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昨晩は岩木川の河原で開催された「古都ひろさき花火の集い」に行ってきました。
長女の会社が大会の協賛をしているということで、観覧に招待されたのです。
今年で4回目になる花火大会ですが、こうして会場まで足を運ぶのは今回が初めてでした。
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6時過ぎに会場に到着、すでに大勢の観覧客で埋め尽くされていました。
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露店もたくさん出ていました。

打ち上げは7時からですが、マス席前に設置されたステージ上ではすでにアトラクションが行われていました。
津軽三味線の演奏やよさこいソーランの踊りで、会場の雰囲気を盛り上げています。
そして本番の花火の打ち上げです。
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派手な音楽、津軽三味線やよさこいソーランとのコラボレーションといった演出で打ち上げられる花火は迫力満点でした。
謳い文句である10,000発の花火は、まさに圧巻そのもの。
夏の夜空を熱く染め上げた花火に堪能、そしてうまい酒に心地よく酔った夜でした。


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Category: 日本映画

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映画「月とチェリー」

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タナダユキの監督作品「月とチェリー」を観た。

主人公が現役の女子大生で過激な官能小説家という設定がまずおもしろい。
こうした奇抜なアイデアを出してくるのがタナダユキらしいところだ。
作品ごとに意表をつかれる。
この映画では男と女の立場がひと昔前とは明らかに逆転している。
以前なら真山(江口のりこ)を男、田所(永岡佑)を女として描いているところだろう。
だがそれだとごく平凡なストーリーの話になってしまい、これほど興味深く観ることはなかっただろうが。
女性の官能小説家が小説の取材のために、サークルの新入会員の童貞を奪うというところがミソで、女性の方がSEXに自由で、男の方がウエットでめそめそといつまでも引きずってしまうというところに、今時の男と女の関係がおもしろく描かれている。
いっきに物語に引きずり込まれてしまった。
主人公の真山には監督のタナダユキの姿が、かなり投影されているにちがいないなどと勝手に思いこみながら観ていたが、案外当たっているかもしれない。
百万円と苦虫女」「モル」に続いてこの「月とチェリー」を観たわけだが、いずれの主人公も奇抜な個性をもった、一筋縄ではいかない女性ばかりだ。
だが、それが現実離れしているとは感じさせない。
案外身近にいるかもしれないと思わせられるリアルさをもっている。
こういう話はひとつ間違うと収拾がつかなくなり、支離滅裂で破綻しかねない類のものだが、それをこういうぐあいに纏め上げておもしろく仕上げるというのは、なみなみならぬ手腕である。
その才能には、ほんとうに恐れ入る。
ここにストーリーを書いても、この映画のよさは伝わらないし、伝えるのは困難と思うからあえて書かないが、とにかく無上におもしろい映画である。
これでますますタナダユキのファンになってしまった。
また真山を演じた江口のりこの存在も光っていた。
現役の女子大生で過激な官能小説家という、かなり難しい設定の女性を自然な演技で演じて、強烈な存在感を示している。
マイペースで自分勝手な女であるが、それがけっして嫌味になっていない。
それどころか自分に正直に生きる愛すべき人物と感じさせるところは、彼女のキャラクターと演技に負うところ大である。
この映画最大の功労者である。



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バラが咲いた

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バラがようやく咲きました。
近所のバラはとっくに咲いているのですが、わが家のバラだけはなぜか遅く、ひと足遅れの開花です。
つぼみがたくさんついているので、これからは日一日と華やかになっていきそうです。
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ジューンベリーの実も赤く色づき始めました。
このまま鳥に食べられなければ収穫してジャムにしようかなと思っています。


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Category: 暮らし

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カルガモの親子

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朝テニスの帰りに公園の堀端で羽根を休めているカルガモの親子に遭遇しました。
あまり近づくと怖がって逃げてしまいそうなので、望遠をいっぱいにして写真を撮りました。
数えると子ガモは全部で9羽います。
クルマだと見逃していたかもしれませんが、自転車だったので気がつきました。
こういううれしい出会いがあるのも、自転車の目線で見ているからだと思います。


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Category: 外国映画

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映画「さよなら、僕らの夏」

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それほど知られた映画ではないが、評価の高い作品ということで、以前から探していた映画である。
先日タナダ・ユキの「モル」に出会ったレンタル・ショップでこれを見つけた。

2000年に製作されたアメリカ映画である。
低予算でつくられたわずか87分間のドラマだが、なかなか見応えのある映画だ。

ティーンエイジャーたちの一夏の出来事を描いた青春映画である。
と、こう書けば甘く切ない青春映画だろうと思われるかもしれないが、これがけっこう重いドラマなのである。
発端は「いじめ」である。
主人公の少年は学校で同級生からいじめを受けている。
それを知った彼の兄が友人たちといじめっ子をこらしめる計画をたて、少年の誕生日のお祝いという名目をつけたボートでの川くだりにいじめっ子を誘う。
そこで予想外の事件が起きる、というものである。

それぞれの少年たちの人物造型がキメが細かい。
そして大人でもない、子供でもない、中途半端な少年たちの未熟なあやうさが、うまく描かれている。
それが事件への引き金になり、また事件後の判断の迷いや不安といった激しく揺れ動く感情をリアルに見せている。
いじめっ子が意外といい奴だったことで計画の中止を考えるが、結局彼の問題発言が引き金になってしまう、といった展開も実にうまい。

コロラドの美しい自然をバックに、ボートという閉じられた空間で恐ろしい事件が起きる。
その際立った対比が、この映画をよりいっそう印象深いものにしている。
そしてそれぞれの判断の違いが、彼らの後の人生を暗示させているようで、いつまでも心に残る。
おすすめの映画である。


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鯖石テニスコート

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今日は鯖石のテニスコートでテニスをしました。
いつも使っている運動公園のテニスコートが大会使用で使えないためです。
こうした場合はいつも鯖石のコートを使うことにしているのですが、ちょっと遠いということもあって今シーズンはまだいちども行っていませんでした。
今日が初参加で、久しぶりの鯖石です。
目の前を川が流れ、対岸には私鉄の電車が通っており、その向こうには山が見えるというロケーションで、のんびりとした気分に浸れます。
メンバーのなかには、犬を連れてくる人もいて、今日は黒ラブとコーギーが来ました。
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ちょっとしたピクニック気分です。
たまには場所を変えてやるのも、新鮮な気持ちになっていいものです。


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Category: 読書

Tags: エッセイ・評論  

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野田知佑「カヌー犬・ガクの生涯―ともに彷徨いてあり」

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カヌーイスト・野田知佑が愛犬ガクとの14年間の生活を書き綴った本「ともに彷徨(さすら)いてあり」を読んだ。
飼い主と犬というよりも、自立した男同士のような付き合い方が、ワイルドで豪快である。
さらにそこに流れる優しさと愛情の深さには強い絆を感じる。
こうした理想的な関係は、現代社会ではなかなか成立しえないものだ。
ふつうの生活を放棄して、自然の中で生活する野田知佑とガクだからこそ成立しえた関係なのだと思う。

カナダやアラスカの雄大な川をカヌーで旅する体験には、わくわくさせられた。
こういう厳しいカヌーの旅を経験すれば、絆がよりいっそう強まってくるのは当然のことだ。
いくつもの戦場を潜り抜けてきた戦友同士のようなものである。

ガクが亡くなった現在は、ガクの息子2匹といっしょに暮らしているそうだ。
アウトドア生活において、やはり犬はパートナーとして欠かせられない存在のようである。


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梅雨入り

県内は一昨日(11日)梅雨入りしました。
平年より1日、昨年より12日早い梅雨入りです。
昨日は日中よく晴れたいい天気でしたが、夜になると崩れて雷まじりの激しい雨になりました。
リュウとロシェルは雷が苦手なので、ずっと震えっぱなしでした。


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Category: 日本映画

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映画三昧

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今日は仕事が休みで、しかも雨ということで、外出はせずに、妻とふたりで映画三昧の一日でした。
観たのは「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」、「月とチェリー」、「ありがとう」の3本。
どの作品も見応えのあるものばかりで、ハズレは1本もありませんでした。
ふつう3本観ると、そのうちの2本くらいはハズレるものですが、3本ともにいいというのは、かなりラッキーなことです。
感想を書きたいところですが、3本となるとすぐにというわけにはいきません。
時間をかけて少しづつ書いていきますので、もうしばらくお待ちください。


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金原亭馬生「百年目」

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堅物で真面目一辺倒の番頭が、実は大変な遊び人で、人目を避けて豪勢な遊びをしているところに、運悪く旦那とバッタリ出くわしてしまうという噺。
この噺を聴くたびに旦那と番頭の間に通う人情にホロリとさせられる。
円生もこれを得意ネタとしていたが、私としては馬生のほうが好みである。
ふたりの間に流れる、主従を越えた、ほのぼのとした雰囲気が馬生の噺のほうに、より強く感じるからである。

遊びがバレた翌日に、番頭は旦那に呼ばれるが、ここからが、この噺の聴かせどころ。
クビを覚悟して小さくなっている番頭に、旦那は次のような話をする。

天竺に栴檀(せんだん)という立派な木がある。
その下には南縁草という汚い草が沢山生えている。
ある人が南縁草が汚いというので、これを取ってしまうと栴檀もいっしょに枯れてしまった。
後で調べると栴檀は南縁草を肥やしにしている。
そして南縁草は栴檀の露で育っているという事が分かった。
栴檀が育つと南縁草も育つ。
そこで栴檀の「だん」と南縁草の「なん」を取って「だんなん」、それが「旦那」という言葉になった。
つまり、持ちつ持たれつで、わたしとお前の関係もそうだ。
また、おまえさんと店の者との関係もそうだ。
だから厳しいのはいいが、時には優しく露を落としてやることも必要だ。
子供の頃は見込みがなくて帰そうかと思ってた子が、こんなに立派になってくれた。
お前さんの代になってからうちの身代は太った。ありがたいと思ってます。
ところで、昨晩は眠れましたか。あたしは眠れませんでした。
あんな豪勢な遊びをするんだ、間違いがあっちゃあ困る。
で、昨晩初めて店の帳面を見させてもらいましたよ。
いや恐れ入った、これっぱかりも欠損(あな)がない。
あたしも悪かったんだよ。お前さんは、店に出ればもう立派な旦那だ。
ちゃんと暖簾分けをしてやりたいと思っているんだが、お前さんがいるとつい安心でズルズルきてしまった。
あと1年だけ辛抱しておくれ。そうしたら店を持たせて暖簾分けを必ずするから。それまで辛抱しておくれ。お願いしますよ。
と、そんな話をするのである。

クビを覚悟していたところに、この話である。
これでは番頭でなくとも、感動で胸がいっぱいになってしまう。
一生この人には頭が上がらない、ずーっとこの人に着いていこう、そんな気持ちにさせられたにちがいないのである。

いい話である。心温まる話である。
この噺を聴くたびにほのぼのとした気分になる。


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ピクルス

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ピクルス作りにトライしてみました。
冷蔵庫の残り物の野菜キュウリ、ニンジン、レンコンを使って作りました。
漬け汁は酢1カップ、白ワイン1/2カップ、砂糖50g、塩小さじ1/2、鷹の爪1本、ローリエ1枚、黒粒ゴマ小さじ1です。
なかなかよくできました。
おいしくて、酒のつまみにもなります。
これで冷蔵庫の残り物野菜の有効活用ができそうです。


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映画「赤い風船」と「白い馬」

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アルベール・ラモリス監督の映画「赤い風船」と「白い馬」を観た。
どちらも50年以上前に作られた映画だが、今観てもその斬新さには驚かされる。
シンプルなストーリーとわずかなセリフによって作られた短編映画(35分と40分)だが、「白い馬」は1953年のカンヌ国際映画祭グランプリを、「赤い風船」は1956年のパルム・ドールを受賞している。

「赤い風船」はパリの下町を舞台にした、少年と風船の出会いの物語である。
ブルーグレーの街並みに浮かぶ風船の赤い色が鮮やかで、もうそれだけでこの映画に魅せられてしまった。
少年が拾った風船はまるで自分の意思をもった生き物のように自在に動く。
それはまるで少年との出会いを喜んで、戯れているかのように見える。
もうそれだけで幸せな気持ちになってしまう。
そしてラストで風船をもった少年が空高く舞い上がっていくシーンでは、まるで奇跡を見ているような感覚を味わった。
少年のピュアな憧れが紡ぎ出した、夢のような映画であった。

「白い馬」は南フランスのローヌ川を舞台に少年と野生の白い馬との触れ合いを描いた映画である。
こちらはモノクロの映像が美しい。
ローヌ川の原野には、野生の馬の群れが生息している。
その群れのリーダーは「白いたてがみ」と呼ばれる荒馬だ。
地元の牧童たちはこの馬を何とかして捕らえようとするが、どうしても捕らえることができない。
そんな荒馬に魅せられた漁師の少年フォルコは、次第に「白いたてがみ」と心通わせていく。
そして牧童たちの追求から逃れるために「白いたてがみ」に乗って疾走していく。
ラストはいささか苦いものを残して終わるが、映画を観た後もそのことがいつまでも心に残ってしまう。
果たしてあの後彼らはいったいどうなってしまったのか、無事逃げおおせることができたのだろうか、そして幸せに暮らすことができたのだろうか、様々なことが心をよぎった。

監督のアルベール・ラモリスは1922年にフランスはパリに生まれている。
この2本のほかには、「素晴らしい風船旅行」(1960年)、「フィフィ大空をゆく」(1964年)、「パリの空の詩」(1967年)という作品がある。
いずれも空を飛ぶ映画であることからも分かるように、空を飛ぶことにとり憑かれた映像作家である。
1970年にイランで「恋人たちの風」を撮影中にヘリコプターの墜落事故で死亡、享年48才であった。




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タナダユキ監督の映画「モル」

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タナダユキの初監督作「モル」を観た。
いつも行くレンタル・ショップではなく、ここ数年行ってなかった店を久しぶりに覗いて偶然見つけた。
こういうものが見つかるから、たまには違う店を覗いてみることも必要なのだ。
タナダユキ監督の映画は先日観た「百万円と苦虫女」が素晴らしかったので、これ幸いと借りてきた。

結論を先に書くと、こちらもとても面白い映画であった。
さすがは「百万円と苦虫女」を監督しただけのことはあると、納得であった。
全編ビデオカメラで撮影をしている。
出演者は、ほとんどシロート同然の役者ばかり。
タイトルを見るとスタッフ兼キャストという人間が何人もいる。
そして監督自らが主人公を演じている。
自主映画らしいチープなつくりの映画だが、中身は濃く、エネルギーに満ちている。
内容さえよければチープなつくりなど何ほどのこともないと、常々思っているが、これはまさにそのような映画であった。

傷つきボロボロになった主人公をタナダユキが活き活きと演じているのに魅せられて、笑いと涙のうちに見続けた。
世の中うまくいくことばかりではない。いや、むしろうまくいくことのほうが少ないのが現実だ。
そんな現実のなかで裏切られ、傷つきながらも、懸命に生きていこうとする姿が頼もしい。
涙を流した後は、おいしいものを食べて、立ち直る。
そしてすべてを笑い飛ばしてしまう。
そこに痛快さと強さを感じる。
思わず抱きしめて「がんばれよ」と声をかけたくなるような気持ちにさせられた。
同時に爽快な気分も味わうことができた。

理屈だけではない、実感から生まれたような痛みや迷い、そうしたものをユーモアを交えながら描いていく手腕には、「百万円と苦虫女」を観たときと同じように、非凡なものを感じた。
これでタナダユキ監督からは、ますます目が離せなくなってしまった。


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カレーライス

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今日の夕食のメニューはカレーライス。
カレー料理は、私の役目なので、久しぶりに台所に立ちました。
特別なレシピで作るわけではないのですが、これがけっこう好評なのです。
妻と今晩泊まることになった娘から、せっかくだからブログに載せればと提案されたので、さっそく写真を撮りました。
こういう話にはすぐに乗ってしまいます。
お世辞でも「おいしい」などと言われればうれしくなって、つい調子にのってしまいます。
人を使うには、やはり褒めることがいちばんのようです。


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古今亭志ん朝「文七元結」

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古今亭志ん朝の最高傑作といわれる「文七元結(ぶんしちもっとい)」を聴いた。
三遊亭圓朝作の代表的な人情噺で、80分近くもある噺だが、志ん朝のうまさに思わず聴き入ってしまい、80分という長丁場があっという間に過ぎてしまった。
まさに名人芸と呼ぶにふさわしい高座である。
中野翠が「今夜も落語で眠りたい」のなかで、「聴き終わった時は笑いと涙で顔がくしゃくしゃだった。」と書いているのが、よくわかる。
これぞ落語の真髄という一席なのである。

本所達磨横町の左官の長兵衛は腕はいいが、博打に入れあげてしまって、仕事もままならない。
借金はかさむし、食うにも困るような状態が続いている。
そんな窮状を見かねたひとり娘のお久は、長兵衛がかねてから出入りしている吉原の佐野槌に駆け込み、自分の身を売ることでその苦境を脱しようと考える。
佐野槌のおかみに呼び出され、事の次第を聞かされた長兵衛は、博打からきっぱりと足を洗うことを約束し、返済期限を過ぎるとお久に客をとらせるという条件で、涙ながらに五十両を借り受ける。

長兵衛が長屋に帰る途中、吾妻橋まで来ると商人風の若者が身投げをしようとしているのに出くわす。
訳を聞くと、集金の帰りに男に突き当たられて五十両を掏られたという。
その責任をとってどうしても死にたいという手代の文七に、さんざん迷ったあげくに長兵衛は五十両をたたきつけるようにしてやってしまう。
せっかく借りた大事な五十両を文七にくれてしまった長兵衛の底抜けの人の好さにあきれながらも、いったいこの先どうなっていくのだろうと大いに好奇心を掻き立てられる。
そしてこの後思わぬ展開を見せることになるのだが、最後は笑いと涙のなかで、これ以上はないカタルシスが味わえる。

とにかくこれで完全に志ん朝の落語に魅せられてしまった。
そしてしばらくは志ん朝落語を追っかけてみようという気持ちにさせられた。


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ブログを始めて今日で一年

昨年の6月3日から始めたブログが、今日でまる一年を迎えた。
50の手習いではなく、60の手習いとして始めたブログだが、なんとか一年間続けることができた。
毎日の生活の中で楽しかったこと、面白かったことをひとつでも見つけて書いていこうという、謂わば「いいこと探し」のつもりで始めたブログである。
変化が少なく、単調な繰り返しの毎日の中でも、その気になって眺めてみるとけっこう「いいこと」は見つかるもので、それを手がかりにブログを書き続けている。
そしてそれを文章化することでおぼろげに考えていたことが明確になり、また書く中で新しい考えがでてきたりするなど、文章にすることの効用を実感している。
さらに、こうして一年間ブログを書き続けたことで、ひとつのまとまった情報としての価値を持ち始めたことも感じている。
そういった意味でも、続けること、積み重ねることの大切さを実感しているのである。
続けるためには、無理をしないこと、自然体で臨むということが肝要だ。
時には書きたくないときもあれば、ブログネタが見つからないときもある。
そんなときは無理に書こうとせずに、ちょっと怠けてみるということも必要だ。
あまり肩肘張らず、自由気ままに書くというスタンスが大事なのではなかろうかと考えている。
いろんな人がこのブログを読んでくれていると思うが、そういった人たちの存在をあまり意識しないで書くということも大事なことのひとつである。
もちろん、独りよがりなものは書かないように注意をしているし、読んでもらえるようなものを書くように勤めているつもりだが、ことさら読んでくれる人たちの存在を意識するようなことは避けようと考えている。
つまり、いいものを書こう、感心させようなどという気持ちは極力おさえるということだ。
そうしたことが続けるための大切なコツなのかもしれないと思っている。

きょうからまた新たなスタートを切る。
そういう気持ちで、これからもブログを書いていこうと考えている。
今後ともよろしくお願いします。


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Category: 読書

Tags: 短編小説集  

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佐藤愛子「院長の恋」

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「佐藤愛子85歳、これが最後の作品集。」と紹介されているのに誘われて読んだ小説である。
表題作の「院長の恋」のほか、「離れの人」、「地蔵の眉毛」、「ケヤグの秋」、「沢村校長の晩年」の5篇が収められている。
いずれも飄々とした人間模様を描いた作品ばかりだが、なかでも「ケヤグの秋」がとくにおもしろかった。
「ケヤグ」とは津軽弁で、「親友」のこと。
佐藤愛子のルーツである津軽に材をとった小説である。
女好きの義兵とリンゴ作りが生きがいという三郎(サンブ)の数十年にわたる交流が、津軽弁まじりの文体で語られるというものである。
津軽に今も残る艶笑譚を思わせるような内容の素朴な物語だが、最後はちょっぴり胸が熱くなった。

「血脈」以来小説が書けなくなり、これが久しぶりの小説執筆ということだが、果たして、ほんとうに最後の作品集になるのだろうか?
どんな逆境にあっても「逃げない」、「楽天的」という佐藤家の「荒ぶる血」を発揮して、まだまだ健筆をふるい続けてもらいたいものである。


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Category: 落語

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八代目桂文楽「明烏」

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江戸落語を代表する名人のひとり、八代目桂文楽が青森県五所川原市生まれというのは、ちょっと意外な感じがするが、これは父親が大蔵省の官僚で、赴任地である五所川原町(当時)で税務署長を務めていたときに生まれたことによるもの。
生まれは青森県でも、育ったのは東京で、実質的には東京出身というわけだ。
父親は徳川慶喜の御典医の息子ということなので、文楽もチャキチャキの江戸っ子なのは間違いのないところ。

ところで文楽のネタは大きく分けると「幇間」「若旦那」「盲人」の三つのジャンルに大別されると云われている。
その「若旦那」の代表格が、「明烏」である。

若旦那のあまりの堅物ぶりに困った父親が、これでは商売に差し障りがあると考えて、町内の遊び人に吉原へ連れて行くようにと頼み込む。
吉原は怖いところと信じて疑わない若旦那を、「お稲荷さまへお篭りに」と騙して連れ出し、吉原へと繰り出していくという噺である。
若旦那の度を越えた堅物ぶりや、遊び人たちとの落差のあるやりとり、騙されたと知ってうろたえる若旦那のうぶさ加減など、笑いを誘う場面が満載。
代表的な廓噺でもあり、「吉原」の様子やしきたりを知るためのテキスト的な噺でもある。
それが文楽の艶のある語り口で語られることで、「吉原」という華やいだ世界が見事に浮かび上がってくる。

文楽の噺は、ネタの数が少なく、気に入った噺だけを細部まで緻密に作り上げ、一言一句も疎かにしないというものである。
これを「落語界の小津安二郎」と立川志らくは称しているが、まさにそのとおり。
練りに練った職人芸、落語のひとつの頂点を極めたのが文楽の芸といっていいだろう。
その文楽の最後の高座は、
「台詞を忘れてしまいました……申し訳ありません。もう一度……勉強をし直してまいります。」というもの。
以後文楽は、2度と高座に上がることはなかった。
完璧主義者であった文楽らしい幕切れである。

文楽の噺のなかでは、これがいちばん多く聴いた噺だが、久しぶりに聴いてもやはり新鮮で面白い。
文楽の名人芸をたっぷりと味わえる。


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プロフィール

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Author:cooldaddy
住んでいるところ:青森県弘前市
出身地:香川県
年齢:今年(2008年)還暦です。
性別:男

還暦という節目を迎え、何か新しいことを始めようとブログを開設しました。
趣味のこと、生活のこと、心に残ったことなど、My Favorite thingsを、気ままに書いていこうと思います。
末永くおつき合いください。

映画サイト「マイ・シネマ館」もやっています。
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