Category: ガーデニング
庭仕事
仕事が休みなので、朝から庭仕事です。

小さくなった月桂樹の鉢をひとまわり大きな鉢に植え替えたり、雑草を抜いたり、薪割りをしたりと、やることはいくらでもあります。
春になるとこういった庭仕事で忙しくなりますが、朝の新鮮な空気のなかでの作業は、やはり気分がいいものです。

ハナミズキやユキヤナギの花が咲いて、庭が華やかになりました。
ライラックの花も、もうすぐ開きそうです。

ゴールデンウィーク中に頑張って薪割りをしたせいで、薪小屋もかなりいっぱいになってきました。
午後は映画館に「グラン・トリノ」を観に行く予定です。

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小さくなった月桂樹の鉢をひとまわり大きな鉢に植え替えたり、雑草を抜いたり、薪割りをしたりと、やることはいくらでもあります。
春になるとこういった庭仕事で忙しくなりますが、朝の新鮮な空気のなかでの作業は、やはり気分がいいものです。


ハナミズキやユキヤナギの花が咲いて、庭が華やかになりました。
ライラックの花も、もうすぐ開きそうです。

ゴールデンウィーク中に頑張って薪割りをしたせいで、薪小屋もかなりいっぱいになってきました。
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Category: 日本映画
映画「トウキョウソナタ」

ホラーやミステリーを撮り続けている黒沢清監督初のホームドラマだが、ホラーっぽい雰囲気があちこちに顔を出してくるところは、やはり黒沢清監督らしい映画である。
東京近郊に住む、両親と大学生の長男と小学生の次男という、ごくありふれた家庭がドラマの舞台である。
その家庭が父親のリストラをきっかけにして、次第にほころび始める。
リストラされたことを家族には告げず、ひたすら隠し続ける父親。
日本社会のなかでは居場所を見つけられず、アメリカ軍に入隊しようとする長男。
ピアノに魅せられ、両親の反対にもかかわらず給食費を使い、隠れてピアノを習い始める次男。
それぞれが違う方向を向き、バラバラになった家族のなかで、なんとかパイプ役を果たそうとする母親。
そんな家族が、次第に崩壊へと向かって突き進んでいく。
ホラーのようなテンションの高いハラハラドキドキではないものの、静かな緊張感を孕みながら家族の関係がしだいに変質していくプロセスには、やはりハラハラドキドキさせられてしまう。
それは時に笑いを伴いながら描かれていく。
真剣であるからこそ生まれるその笑いは、切実で身近であるだけに、身につまされてしまう。
父親が「やり直したい」と繰り返しつぶやき、夜の道をよろけながら歩いていくシーンには、なまじっかのホラーよりも怖いような戦慄をおぼえてしまった。
先が見えなくなってしまったこの物語を、いったいどう収束させるのか、そんな関心がしだいにふくらんでいくなかで訪れた結末では、静かな感動に包まれた。
歪んだ社会の影が、じわじわと家庭にも忍び寄り、家族の関係さえも狂わせてしまうという、現代の殺伐とした風景を見ながら、これもある意味、一種のホラーなのかもしれない、などと考えた。


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