風に吹かれて

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春眠暁を覚えず

3月も終盤を迎えた。
ここまで三寒四温の日々を繰り返しながら、ようやくにして春が近づいてきた。
見渡せば、あれほどあった雪も少なくなった。
つい先ごろまで大雪に悪戦苦闘していたことを思えば、何だか嘘の様な気がする。
春は急ぎ足で近づいているのである。

ところでこういう時期になると、よく口にするのが「春眠暁を覚えず」という言葉である。
春になると暖かさが心地よく、つい朝寝坊をしてしまう。
その言い訳のように使うことで知られているフレーズである。
この言葉は高校時代の古文の授業で教わったはずだが、その出典についてはよく覚えていない。
そこでこの機会に勉強し直そうと調べてみた。

これは8世紀頃に活躍した中国の詩人、孟浩然(もうこうぜん)が書いた「春曉(しゅんぎょう)」という五言絶句の一節である。
次のような詩である。

春眠不覺暁(しゅんみん あかつきをおぼえず)
處處聞啼鳥(しょしょ ていちょうをきく)
夜来風雨聲(やらい ふううのこえ)
花落知多少(はな おつることしるや いくばくぞ)

訳すと

春の眠りは心地よく、夜が明けたことも知らずに眠っていた。
気が付けばあちこちで鳥のさえずりが聞こえる。
夕べは風雨が強かったので、 せっかく咲いた花がどれほど落ちたことか。

となっている。

春は急激に日が長くなる。
そして朝が明けるのが早い。
しかし身体のリズムは、まだ少し前の日が昇るのが遅く、寒かったかった時のままである。
さらに寝床での暖かい心地よさが手伝って、目覚めを邪魔してしまい、ついつい寝坊をしてしまう。
そうした春の到来を歌っている。

この歌のように惰眠を貪りたいと言いたいところだが、今の自分にとっては、それも縁遠いものになってしまった。
朝明るくなる前にはすでに目覚めており、朝寝坊することはほとんどなくなった。
そんなふうなことを考えていると、若いころのいつまでも寝床にしがみついていた頃のことが、無性に懐かしくなってきた。
叶うなら、またもういちど、あんなふうに惰眠を貪りたいものである。
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60歳からの川柳

「全国老人福祉施設協議会」という全国の老人福祉施設でつくる団体が、毎年募集している「60歳からの川柳」という催しがある。
これは、60歳以上の人たちの主張を、多くの人に聞いてもらおうと開かれている催しである。
今年で9回目を迎えるそうだ。
そのなかにいくつかおもしろいものがあったので紹介してみる。
次のようなもの。

 イクジイを目指すも我が子まだ未婚

 大事ならしまうな二度と出てこない

 長風呂を何度も呼ぶな生きてるぞ

 一度観たドラマと気付く終わる前

 置き場所を思い出せない備忘録

 へそくりの隠し場所にもメモが要る

 口で言え女房メールで「ゴハンです」

 角が取れ丸くなるのは背中だけ

 いい人は短命よねと老妻が言い

 徘徊の疑惑晴らしに犬を連れ


老後の生活の泣き笑いが実感をこめて詠われている。
いろいろと思い当たることがあるのではなかろうか。

歳をとると体力、気力ともに落ちてゆく。
いたしないことだが、内心忸怩たるものがあるのも事実。
しかし、そうしたことも見方を変えれば年齢なりに楽しいことも面白いことも、また新たな発見もあるのではなかろうか。
そうやって前向きに生きることで、また老後の生活にも張り合いが出てくるのではないか。
さらにそうした目で川柳で詠むことで、日常のあれこれがまた違った輝きを放つようになってくる。
そこから新たな活力も生まれてきそうである。



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サラリーマン川柳

今年もサラリーマン川柳の季節がやってきました。
先日傑作100選が発表されました。
そのなかなら面白いと思ったものをいくつか選んでみました。

女子会と 聴いて覗けば 六十代

スマートフォン 妻と同じで 操れず

「内定です」 返った言葉が 「マジッスカ!」

定年後 田舎に帰れば 青年部

タバコやめ メタボになって 医者通い

携帯に やっと慣れたら 皆スマホ

最近は 忘れるよりも 覚えない

日よう日 妻は女子会 おれじゃまかい

資格とれ 言った上司が 不合格

イケメンも 飼い慣らされて 今イクメン

KARAブーム おれの財布も からブーム


4月下旬に投票によって選ばれたベストテンが発表されます。


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佐野洋子の言葉

<人はどんな不幸な時も、小さな喜びで生きてゆける。小さな喜びを沢山発見する事は生きる秘訣に違いない。>
佐野洋子のエッセイ「そういうことか」のなかに書かれた言葉である。
以前書いた城山三郎五木寛之の言葉とも共通するものである。
繰り返しになってしまうが、大いに同感することなので、また書き記しておくことにした。
今日も小さな喜びと出会うことができるかな。


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64回目の誕生日

昨日は64回目の誕生日だった。
この歳になると特別感慨もなく、また誕生祝いをするわけでもなく、ごく普通の日常と何ら変わりがない。
しかし昨年始めたフェイス・ブック上では、100人以上の人たちからお祝いのコメントやメッセージをいただいた。
こんなに大勢の人たちから祝ってもらったのは初めてのこと。
驚くと同時に、その心遣いに心の底からうれしさがこみ上げてきた。
「おめでとう」のひと言ひと言が、身に沁みた。
感謝感激の一日であった。
そしてフェイス・ブックのよさを改めて感じた一日でもあった。


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雨ニモマケズ

今朝聴いたラジオ番組「メロディアスライブラリー」のテーマは宮沢賢治だった。
新潮文庫の「新編・宮沢賢治詩集」を取り上げて「永訣の朝」や「青森挽歌」そして「雨ニモマケズ」などの詩が紹介、解説された。
その中で作家の小川洋子氏が「雨ニモマケズ」を「死の床にある賢治が、自分への戒め、確認のために書き記したものだからこそ人々の心に強く響くのではないか」と言っていたが、まさにそのとおり、深く共感した。
聴いているうちに、「雨ニモマケズ」の全文をまたもういちど読んでみたくなった。

雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ陰ノ
小サナ萓ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ朿ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ

以上が宮沢賢治が書き記した「雨ニモマケズ」の全文であるが、これは1931年秋に使用していた黒い手帳に記されていたもので、賢治の死後発見された。
また作中の「ヒドリノトキハナミダヲナガシ」の「ヒドリ」は「ヒデリ」(日照り)の誤記ではないかということで出版時に校訂された。
後に「ヒドリ」は誤記ではなく、日雇い仕事の「日取り」を意味するもので「日雇い仕事をせざるを得ないような厳しい暮らしのとき」と原文通りに読むべきであるとの説が現れたが、いずれが正しいかの結論は未だ出ていない。


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漢字の日

今日12月12日は「漢字の日」である。
これは「1(いい)2(じ)1(いち)2(じ)」が「いい字一字」に通じるという語呂合わせから制定されたものである。
毎年この日に「今年を表現する漢字」が「今年の漢字」として京都清水寺で発表される。
今年の大きな出来事といえば、やはり東北大震災ということになる。
おそらく大震災関連の文字になるのではなかろうか。
どんな漢字が選ばれか興味深い。

ところで世相を表す漢字といえば、もうひとつ「創作四字熟語」というのがある。
住友生命が毎年募集をしている恒例の行事であるが、その優秀作品10編が先ごろ発表されたので、それを紹介してみる。
次のようなものである。
(<>内は本来の四字熟語)

「天威無法(てんいむほう)」大震災・大津波・大雨洪水。天の威力の前になす術がない。<天衣無縫>

「帰路騒然(きろそうぜん)」帰宅困難。大地震に続き台風でも。<理路整然>

「愛円義援(あいえんぎえん)」震災で、海外からも多くの義援金が寄せられた。<合縁奇縁>

「一松懸命(いっしょうけんめい)」一本の松が復興のシンボルとしてがんばっている。<一生懸命>

「電考節夏(でんこうせっか)」電気についてみんなよく考えた、節電の夏。<電光石火>

「金価雀躍(きんかじゃくやく)」金価高騰で喜ぶ人。<欣喜雀躍>

「年々宰宰(ねんねんさいさい)」毎年のように総理大臣(宰相)が変わる。<年年歳歳>

「舌禍繚乱(ぜっかりょうらん)」政治家の失言が入り乱れた。<百花繚乱>

「熟年差婚(じゅくねんさこん)」年の差を気にせず若い恋人と結婚する人が目立った。<熟年離婚>

「才足兼美(さいそくけんび)」「なでしこジャパン」の活躍。<才色兼備>

以上である。

さすが優秀作品に選ばれただけあって、どれもなかなかうまいものばかり。
よくぞ考えたものだと感心してしまう。

今年一年がおぼろげながら浮かび上がってくるが、やはり大震災関連のものが半分を占めている。
悲しいことだが、間違いなく今年を象徴する出来事ということである。

こういう行事があるたびに思うことだが、漢字という文字がもつイメージを喚起する力は素晴らしい。

最近はパソコン中心の生活のために手書きで漢字を書くということがほとんどなくなった。
そのため難しい漢字を読むことはできても、書くことは苦手になっている。
「漢字の日」を機会に、難しい漢字の書き方をいくつか覚えてみるのもいいかもしれない、などと思っている。


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スティーブ・ジョブス氏の伝説のスピーチ

Appleの創始者、スティーブ・ジョブス氏が10月5日に亡くなった。
テレビでは連日のように彼の死が報道されている。
その度に2005年に彼がスタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチが映し出され、そのスピーチの最後の言葉「Stay hungry,Stay foolish」が採り上げられている。
だが、その全文はまだ聞いたことがない。
そこでYouTubeで探してみたところ、その映像があったのでさっそく聞いてみた。
やはり繰り返し採り上げられるだけあって、素晴らしい内容のスピーチであった。
そしてその深い内容に感動した。

私がこれまで使ってきたパソコンは、ずっとWindowsばかりで、Mac は使ったことがない。
またスマートフォンは持っていないので、iPhoneともまったく無縁である。
そんな私にもスティーブ・ジョブス氏の名声は少なからず伝わってきていた。
だが、実際のところ彼に関してはそれほど多くを知っていたわけではなかった。
死して始めて、その天才ぶりを知ったといったところである。
多分多くの人がそうなのではなかろうか。
だが、それでもまだそのほんの一部を知ったということでしかないのだろうと思う。
彼の多くの業績がこれから様々な形で語られることになるのだろう。
そしてその業績が、いかにわれわれの生活と密接につながり、大きな影響を与え続けてきたかを、あらためて知ることになるのだろう。
そうした情報に今後は注目していきたいと考えている。
このスピーチを聴きながら、そんなことを思ったであった。




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感動する話

人は人と出会うことで、人生が変わっていく。

そこにあるのは、思いやりや優しさ。

その力の大きさが実感できる、いい話。




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kizuna311

俳優の渡辺謙と脚本家の小山薫堂が呼びかけ人となって立ち上げた「kizuna311」というサイトがある。

<エンターテインメントに携わる人間として、「自分に出来ること」を「全力でしよう」>という決意のもとに立ち上げたサイトである。

そこに参加したそれぞれが朗読や手紙や絵画に託して自分たちの思いを届けようとしている。

今、日本列島を負のスパイラルが覆っている。

しかしそうしたなかからも、立ち上り、わずかでも前へ進もうとする人たちがいる。

そうした人がひとりでも多く増えることを願う切実な思いが、それぞれのメッセージから伝わってくる。

無力でも今「自分に出来ること」を「全力で」するしかないのである。

そのことをあらためて確認するためにも、このサイトを見ていただきたいと思う。

こちらです。→ kizuna311


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プロフィール

cooldaddy

Author:cooldaddy
住んでいるところ:青森県弘前市
出身地:香川県
年齢:今年(2008年)還暦です。
性別:男

還暦という節目を迎え、何か新しいことを始めようとブログを開設しました。
趣味のこと、生活のこと、心に残ったことなど、My Favorite thingsを、気ままに書いていこうと思います。
末永くおつき合いください。

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