風に吹かれて

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Category: 日本映画

Tags: 高倉健  

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高倉健 「駅 STATION」

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先日亡くなった高倉健の映画「駅 STATION」が、昨夜BSで放映された。
追悼番組なのであろう。
たまたま合わせたチャンネルで放映されていた。

北海道、増毛町の駅を舞台に、そこを行き来する人たちの人間模様を、高倉健扮する刑事の人生を重ね合わせながら描いた映画である。
高倉健の魅力がこれ以上なくスクリーンに焼き付けられた名作である。

雪の似合う役者と云われた高倉健が、雪の舞う増毛の駅頭に立つだけで絵になる。
その姿を見ているだけで、人生の様々な哀感が漂ってくる。
演じているというよりも人間高倉健そのもの。
「生き方が役に出る」と自分を律して生きてきた高倉健ならでは。

「孤高」という言葉がこれほど似合う役者はいない。
「幸福の黄色いハンカチ」で共演した武田鉄矢が「健さんは富士山のような人」と言ったところ、「富士山は寂しいぞ」と返したという。
そうした孤独を内に秘め、言い訳はせず寡黙に耐える姿からは、厳しさと同時に限りない優しさを感じ取ることができる。
他の役者には決して真似の出来ない独自の存在感である。
こんな役者は他にいない。
つくづく稀有な役者を亡くしたものだと思う。

昔観た時よりもさらに心深く沁み込んできた。


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テーマ : 邦画  ジャンル : 映画


Category: SONGS

Tags: 高倉健  

懐かしのEP版レコード第二回:高倉健「網走番外地」と「唐獅子牡丹」

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この2枚のレコードはどちらも高倉健の代表曲であり、ともにヒットシリーズの主題歌としてよく知られた曲です。
網走番外地」が作られたのは、1965年。
ハリウッド映画「手錠のままの脱獄」をリメイクしたような内容で、監督は新東宝から東映へ移籍したばかりの石井輝男でした。
この映画がヒットしたことでシリーズ化されて、つごう18本が作られました。
また主役の高倉健みずから歌った主題歌もヒット、けっしてうまいとはいえない朴訥な唄い方がドスのきいた迫力と哀調を感じさせます。

もう1枚の「唐獅子牡丹」のほうは、「昭和残侠伝」シリーズの主題歌で、こちらも1965年に作られた映画でした。
このシリーズは9作品が作られましたが、映画の最後に高倉健と池部良のふたりが殴りこみに出かける道行きのシーンが毎回必ず登場、そのバックに主題歌の「唐獅子牡丹」が流れます。
すると劇場内では決まって拍手喝采が巻き起こりました。
やくざ映画を支持したファンのなかには、全国的に火がついた学生運動に多かれ少なかれ関わった学生たちが大勢いました。
彼らは、たったふたりで敵地に殴りこみをかける高倉健と池部良の姿に、国家権力に立ち向かう自分たちの姿を重ね合わせて観ていたのです。
男が男に惚れるという究極の男の友情、義理と人情が凝縮された場面に、観客は恍惚となって拍手喝采をおくったのでした。
まさに「義理と人情を 秤にかけりゃ 義理が重たい 男の世界」なのです。
この様式化された場面での高揚は、やくざ映画のひとつの頂点を示すものでした。
この場面が観たいがために映画館に出かけるというファンが少なからずいたわけです。

この2枚のレコードは、私自身が買ったものではありません。
記憶に間違いがなければ、友人から借りたレコードだったと思います。
それを、返す機会を失ったまま、手元に残ったものでした。
以来その友人とは再会することもなく、現在に至っています。
申し訳ないとは思っていますが、もうすでに40数年も昔のことになってしまいました。
今宵はこの2枚のレコードを聴きながら、当時のことでも思い返してみようか、などと考えています。


網走番外地

作詞:タカオ・カンベ、伊藤一
作曲:山田栄一

春に 春に追われし 花も散る
酒(きす)ひけ酒ひけ 酒暮(きすぐ)れて
どうせ俺らの 行く先は
その名も 網走番外地

キラリ キラリ光った 流れ星
萌える この身は北の果て
姓は誰々 名は誰々
その名も 網走番外地

遥か、遥か彼方にゃオホーツク
紅い真っ紅な ハマナスが
海を見てます 泣いてます
その名も 網走番外地

追われ追われ この身を故里で
かばってくれた 可愛いい娘
かけてやりたや やさ言葉
今の 俺らじゃ ままならぬ



唐獅子牡丹

作詞:水城一狼、矢野 亮
作曲:水城一狼

義理と人情を 秤にかけりゃ
義理が重たい 男の世界
幼なじみの 観音様にゃ
俺の心は お見通し
背中で吠えてる 唐獅子牡丹

親の意見を 承知ですねて
曲りくねった 六区の風よ
つもり重ねた 不幸のかずを
何と詫びよか おふくろに
背中で泣いてる 唐獅子牡丹

おぼろ月でも 隅田の水に
昔ながらの 濁らぬ光り
やがて夜明けの 来るそれまでは
意地でささえる 夢ひとつ
背中で呼んでる 唐獅子牡丹

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出身地:香川県
年齢:今年(2008年)還暦です。
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還暦という節目を迎え、何か新しいことを始めようとブログを開設しました。
趣味のこと、生活のこと、心に残ったことなど、My Favorite thingsを、気ままに書いていこうと思います。
末永くおつき合いください。

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