Category: 懐かしいもの
新々「滑稽堂」
森安君にクルマで送ってもらい実家に着いた後は、すぐに仏壇に線香をあげて手を合わせた。
仏壇があるのは昔両親が住んでいた家である。
今は甥夫婦が住んでいる。
訪れると甥の奥さんである智恵さんが、1才になる花帆ちゃんと一緒に出迎えてくれた。
どちらも初対面である。
さらに店に帰ると3歳(?)になる姪の息子・雄斗くんと対面。
こちらも初対面になる。
両親はいなくなってしまったが、こうして新しい家族が増えて次の世代へと続いていく。
そんな感慨を噛みしめた。

ひと通り挨拶を済ませた後は、弟の案内で新「滑稽堂」に行った。
「滑稽堂」は以前ブログにも書いたが、弟が趣味で蒐集している骨董品や古道具を収蔵している店。
といっても商売にしているわけではなく、謂わば個人美術館・博物館といった類のもの。
この店は3軒目の「滑稽堂」である。
最初に開いたのは、仲ノ町の古民家、築150年という建物に骨董品や古道具が似合っていた。
ところがそこが取り壊されることになり、次に借りたのが、本通りにあった元紳士服の店。
そしてそこも取り壊しになったので、向かいの空き店舗へと移ったのである。


店の中は変わらず古いもので埋め尽くされている。
いつも通りの玉石混交、壮観である。
それでも移転の際には、大売出しをやってかなりの物を処分したそうである。

古道具に混じって、父の兵隊姿の肖像写真が置いてあった。
20歳前後の若々しい姿である。
出征時にでも撮ったのだろうか。
ひょっとすると死を覚悟して遺書のようなつもりで撮ったのかもしれない。
そんな想像を膨らませながら、写真を見た。
時間飛行を楽しんだ後は、今夜の集合場所である弟手作りのプライベートバー「滑稽広場」へと案内されたが、それはまた後日。
仏壇があるのは昔両親が住んでいた家である。
今は甥夫婦が住んでいる。
訪れると甥の奥さんである智恵さんが、1才になる花帆ちゃんと一緒に出迎えてくれた。
どちらも初対面である。
さらに店に帰ると3歳(?)になる姪の息子・雄斗くんと対面。
こちらも初対面になる。
両親はいなくなってしまったが、こうして新しい家族が増えて次の世代へと続いていく。
そんな感慨を噛みしめた。

ひと通り挨拶を済ませた後は、弟の案内で新「滑稽堂」に行った。
「滑稽堂」は以前ブログにも書いたが、弟が趣味で蒐集している骨董品や古道具を収蔵している店。
といっても商売にしているわけではなく、謂わば個人美術館・博物館といった類のもの。
この店は3軒目の「滑稽堂」である。
最初に開いたのは、仲ノ町の古民家、築150年という建物に骨董品や古道具が似合っていた。
ところがそこが取り壊されることになり、次に借りたのが、本通りにあった元紳士服の店。
そしてそこも取り壊しになったので、向かいの空き店舗へと移ったのである。


店の中は変わらず古いもので埋め尽くされている。
いつも通りの玉石混交、壮観である。
それでも移転の際には、大売出しをやってかなりの物を処分したそうである。

古道具に混じって、父の兵隊姿の肖像写真が置いてあった。
20歳前後の若々しい姿である。
出征時にでも撮ったのだろうか。
ひょっとすると死を覚悟して遺書のようなつもりで撮ったのかもしれない。
そんな想像を膨らませながら、写真を見た。
時間飛行を楽しんだ後は、今夜の集合場所である弟手作りのプライベートバー「滑稽広場」へと案内されたが、それはまた後日。
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Category: 行事・記念日
帰省そして旧友との再会
四国の実家に帰省した。
今年が母親の七回忌なので、弟の呼びかけで子供たちだけで集まろうということになったからである。
前回帰ったのは、2014年の4月だったので、ちょうど4年ぶりということになる。
集まるのは14日の夜。
そこで1日早く行くことにした。
4月13日、青森から飛行機で伊丹空港まで、さらに新大阪から新幹線で岡山まで。
そこで瀬戸大橋線に乗り換えて丸亀までというコースである。
ちなみに今年は瀬戸大橋開通30周年の年である。
その年に偶然瀬戸大橋を渡ることになったのだ。
いい記念になった。
自宅を出たのが午前7時過ぎ、そして丸亀に着いたのが午後2時半である。
そこで出迎えてくれたのが、中学時代の同級生、森安君である。
卒業が1963年なので、57年ぶりの再会ということになる。
森安君とは数年前にFacebookで出会っている。
彼が僕を見つけて友達申請をしてくれたからである。
以来Facebook上での交流はあったが、実際に会うことはなかった。
そこでこの機会にぜひ会いたいと思い、弟を通して連絡をつけてもらって、今回の再会となったのである。
実は森安君の奥さんは弟の小学校時代の同級生。
不思議な縁である。
さっそく駅前の喫茶店に入って昔話で盛り上がる。
森安君は卒業アルバム持参である。
さらに平成5年に開いたという同窓会の写真まで持ってきてくれた。
そしてその写真は余分にあるからといって進呈してくれたのである。
ありがたいことだ。
そういえばその同窓会の案内が来たことを思い出した。
しかし遠方ということもあって出席できず、思い出や近況を書いた手紙を出したのだが、森安君によるとこの同窓会の席上でその手紙が披露されたそうだ。
うれしい話である。

卒業アルバムの「3年10組」のページを開き、その写真と同窓会の写真を見比べながら、記憶を辿っていく。
生徒は男子31人、女子25人の計56人のクラスであった。
そして同窓会に集まったのは男15人、女12人の計27人である。
半数以上が出席したことになる。
高い出席率ではないだろうか。
これはやはりクラス担任だった庭村先生の熱心な教育の賜物ではないかと今更ながら思う。
庭村先生は熱血教師で、怖い面もあったが、細部に気配りの利く、いい先生だった。
クラスには「3年10組」という歌があり、ホームルームの後は必ずこの歌を歌って一日の終りとしていた。
そんなクラスなので、生徒たちの結束は固く、わずか1年間だったが、忘れ難いクラスになったのである。
それがこうした出席率の高さに結びついているように思う。


見た目が変わった人、変わらない人、様々だが、それでもよく見ればみんな昔の面影を残している。
中学生に帰った気分で当時のことを思い出した。
そしてあっという間に時間が過ぎた。
喫茶店を出た後は、森安君がクルマで多度津の実家まで送ってくれた。
夜には彼と奥さんがまた改めて出直して、もういちど弟の家で、一緒に呑むことになっている。
そのことはまた次回に。
今年が母親の七回忌なので、弟の呼びかけで子供たちだけで集まろうということになったからである。
前回帰ったのは、2014年の4月だったので、ちょうど4年ぶりということになる。
集まるのは14日の夜。
そこで1日早く行くことにした。
4月13日、青森から飛行機で伊丹空港まで、さらに新大阪から新幹線で岡山まで。
そこで瀬戸大橋線に乗り換えて丸亀までというコースである。
ちなみに今年は瀬戸大橋開通30周年の年である。
その年に偶然瀬戸大橋を渡ることになったのだ。
いい記念になった。
自宅を出たのが午前7時過ぎ、そして丸亀に着いたのが午後2時半である。
そこで出迎えてくれたのが、中学時代の同級生、森安君である。
卒業が1963年なので、57年ぶりの再会ということになる。
森安君とは数年前にFacebookで出会っている。
彼が僕を見つけて友達申請をしてくれたからである。
以来Facebook上での交流はあったが、実際に会うことはなかった。
そこでこの機会にぜひ会いたいと思い、弟を通して連絡をつけてもらって、今回の再会となったのである。
実は森安君の奥さんは弟の小学校時代の同級生。
不思議な縁である。
さっそく駅前の喫茶店に入って昔話で盛り上がる。
森安君は卒業アルバム持参である。
さらに平成5年に開いたという同窓会の写真まで持ってきてくれた。
そしてその写真は余分にあるからといって進呈してくれたのである。
ありがたいことだ。
そういえばその同窓会の案内が来たことを思い出した。
しかし遠方ということもあって出席できず、思い出や近況を書いた手紙を出したのだが、森安君によるとこの同窓会の席上でその手紙が披露されたそうだ。
うれしい話である。

卒業アルバムの「3年10組」のページを開き、その写真と同窓会の写真を見比べながら、記憶を辿っていく。
生徒は男子31人、女子25人の計56人のクラスであった。
そして同窓会に集まったのは男15人、女12人の計27人である。
半数以上が出席したことになる。
高い出席率ではないだろうか。
これはやはりクラス担任だった庭村先生の熱心な教育の賜物ではないかと今更ながら思う。
庭村先生は熱血教師で、怖い面もあったが、細部に気配りの利く、いい先生だった。
クラスには「3年10組」という歌があり、ホームルームの後は必ずこの歌を歌って一日の終りとしていた。
そんなクラスなので、生徒たちの結束は固く、わずか1年間だったが、忘れ難いクラスになったのである。
それがこうした出席率の高さに結びついているように思う。


見た目が変わった人、変わらない人、様々だが、それでもよく見ればみんな昔の面影を残している。
中学生に帰った気分で当時のことを思い出した。
そしてあっという間に時間が過ぎた。
喫茶店を出た後は、森安君がクルマで多度津の実家まで送ってくれた。
夜には彼と奥さんがまた改めて出直して、もういちど弟の家で、一緒に呑むことになっている。
そのことはまた次回に。
Category: 外国映画
映画「涙するまで、生きる」

ヴィゴ・モーテンセンの長年のファンである。
彼を知ったのは「インディアン・ランナー」を観てからのこと。
1991年の映画なので、もう30年近く前になる。
その強烈な印象に魅せられ、以来ファンとなり、彼の出演と云うだけで観るようになった。
この映画もそうしたことから何の予備知識もなく観たが、「インディアン・ランナー」に負けず劣らず重い手ごたえのある映画であった。
時はアルジェリアがフランスの支配から独立しようとの機運が高まった1954年。
戦争前夜の不穏な空気が漂うアトラス山脈の山岳地帯が舞台になっている。
そこで小学校の教師をしているのが、ヴィゴ・モーテンセン演じるダリュという男。
ある日彼のもとに殺人犯であるアラビア人の男を連れて憲兵が現れる。
そして彼に代わってその男をタンギーという町まで連れていけと強引に命じて置いてゆく。
だがその気のないダリュは男を逃がそうとするが、男には逃げる気配がなく、逆に男からタンギーまで連れて行って欲しいと懇願される。
なぜ男がそうした行動をとるのか、アラブの「掟」に絡んだ事情が男の口から語られる。
そしてそれを証明するかのように男を殺そうとする村人たちの一団が襲い掛かってくる。
抜き差しならない状況に追い込まれたダリュは、男を連れてタンギーを目指すことになるが、その行く手には様々な危険が待ち構えている。
そしてそれらの障害を命がけで躱しているうちに、ふたりの間に友情のような心の交流が芽生え始める。
原作はアルベール・カミュの短編小説「客」。
カミュといえば不条理小説を書く作家として知られているが、こうしたリアルなものも書くのだということを初めて知った。
彼の小説は昔「異邦人」を読んだだけなので、詳しくは知らないが、原作になった小説は「転落・追放と王国」という作品集のなかに収められたもの。
アルジェリア生まれのカミュが、独立戦争勃発前の1954年に書いた。
それを大幅に作り直して出来たのがこの映画である。
この世の果てのような荒涼とした風景が圧倒的なスケールで迫ってくる。
その不毛の土地のなかで問わず語りに交わされるふたりの言葉が重い。
その会話の中からそれぞれの人生が朧げに浮かび上がり、立場を越えた共感がふたりの間に生まれる。
そしてタンギーの町を目前にして最後の決断を迫られることになる。
ヴィゴ・モーテンセンの魅力炸裂の映画である。
「インディアン・ランナー」以後、「ヒストリー・オブ・バイオレンス」や「イースタン・プロミス」などで個性的で強烈なキャラクターを演じてきたモーテンセンだが、この映画の彼もそれに勝るとも劣らない。
ヴィゴ・モーテンセンはデンマーク人の父のもと、ニューヨーク州マンハッタンで生まれ、2歳の時にベネズエラに移住、さらに1年後にはアルゼンチンへと移り住んでいる。
また両親が離婚した11歳の時には母親の故郷であるカナダ国境沿いのウォータータウン市に移住、さらに毎年夏になると父親の故郷デンマークへ行くという生活であった。
そうした経験から、彼は英語のほかにスペイン語、デンマーク語、フランス語、イタリア語などを流暢に話すことができる。
そんな才能を生かして彼は、アメリカ映画に限らず、各国の映画に出演することが多い。
この映画もアメリカ映画ではなく、フランス映画である。
そして彼が演じるダリュという男はスペイン系のフランス人という設定。
セリフはほとんどがフランス語、そしてときたまアラビア語も使う。
多国語に堪能な彼ならではの役柄といえよう。
この映画を観たことで、また新たな一面を見ることができたのである。


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西村賢太「無銭横町」

「菰を被りて夏を待つ」、「邪煙の充ちゆく」、「朧夜」、「酒と酒の合間に」、「貫多、激怒す」、「無銭横町」の6編が収められている。
いずれの短編も内容的にはこれまで読んできたものと変わらないが、それを手を変え品を変えて読ませてしまうのは流石である。
同じ話なのにけっしてマンネリにはならない。
そこが西村作品の魅力であり、力でもある。
読まずにはいられないのである。
中毒性の強い作家だ。
6作のなかで特に印象に残るのは、表題作である「無銭横町」。
例のごとく家賃を滞納、大家から立ち退きを迫られた貫多が、金策に走り回る様子が事細かに書き連ねられていく。
まずは手元に残ったわずかの金を工面して町田に住む母親を頼るが、自分の生活だけで精いっぱいだと体よく断られてしまう。
日頃没交渉で都合のいい時にしか現れず、度々迷惑をかけられている母親にすれば、これは当然の態度といえよう。
それでも帰りの電車賃だけは無理やりむしり取る。
アパートに帰った貫多は、仕方なく読みかけの文庫本を古本屋に持って行くが、ここでも断られそうになる。
だが悪戦苦闘の末に、何とか100円で売ることに成功する。
さっそくインスタントラーメンを買うが、コンロも調理器具も持っていないので料理ができない。
そこで考えたのが「水ラーメン」。
ビニール袋に入れたラーメンに水を注ぎ、ある程度ふやけたところで手でもみほぐすという方法。
とても食べられた代物ではないが、空腹を我慢できない貫多は残らず平らげてしまう。
そして「ヘンな胃のもたれと軽ろき吐き気」を感じながら、また次なる金策へと奔走するのである。
何とも情けなくやるせない話である。
しかしこんな愚行を繰り返すのが、若さというもの。
似たようなことは、ひとり暮しをしたことのある者であれば、身に覚えがあるはず。
斯くいう私もそのひとり。
読んでいてどうしようもなく愚かで、その日暮しだった若かりし頃を思い出したのである。
しかしその恥多き愚かな日々が、とてつもなく懐かしく愛おしい。
そしてそんな馬鹿々々しいことをやれたことが、今ではとても貴重な経験だったと思えるのであった。


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Category: 月別観た映画と読んだ本
今月観た映画と読んだ本(2018年3月)
観た映画
「走れ、絶望に追いつかれない速さで」(DVD)
2015年 監督/脚本:中川龍太郎 出演:太賀/小林竜樹/黒川芽以/藤原令子/寉岡萌希/飯田芳/宮本行/松浦祐也
「メッセージ」(DVD)
2016年アメリカ 監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ 出演:エイミー・アダムス/ジェレミー・レナー/フォレスト・ウィテカー/マイケル・スタールバーグ/マーク・オブライエン/ツィ・マー
「新婚道中記」(BSプレミアム)
年アメリカ 監督:レオ・マッケリー 出演:アイリーン・ダン/ケーリー・グラント/ラルフ・ベラミー/アレクサンダー・ダーシー/セシル・カニンガム/モリー・ラモント/エスター・デール/ジョイス・コンプトン/ロバート・アレン
「ドリーム」(DVD)
2017年アメリカ 監督/脚本:セオドア・メルフィ 出演:タラジ・P・ヘンソン/オクタヴィア・スペンサー/ジャネール・モネイ/キルスティン・ダンスト/ケビン・コスナー/ジム・パーソンズ/マハーシャラ・アリ/オルディス・ホッジ/グレン・パウエル/キンバリー・クイン/キンバリー・クイン/オレック・クルパ
「プレイス・イン・ザ・ハート」(BSプレミアム)
1984年アメリカ 監督/脚本:ロバート・ベントン 出演:サリー・フィールド/リンゼイ・クローズ/エド・ハリス/エイミー・マディガン/ジョン・マルコヴィッチ/ダニー・グローヴァー/ヤンクトン・ハットン/ジェニー・ジェームズ
「命をつなぐバイオリン」(DVD)
2011年ドイツ 監督/脚本:マルクス・O・ローゼンミュラー 出演:カイ・ヴィージンガー/カテリーナ・フレミング/グドルン・ランドグレーベ/コンスタンティン・ヴェッカー
「グラスホッパー」(DVD)
2015年 監督:瀧本智行 出演:生田斗真/浅野忠信/山田涼介/麻生久美子/波瑠/菜々緒/村上淳/宇崎竜童/吉岡秀隆/石橋蓮司
「怒り」(DVD)
2016年 監督/脚本:李相日 出演:渡辺謙/森山未來/松山ケンイチ/綾野剛/広瀬すず/佐久本宝/ピエール瀧/三浦貴大/高畑充希/原日出子/池脇千鶴/宮﨑あおい/妻夫木聡
「クリミナル 2人の記憶を持つ男」(DVD)
2016年イギリス/アメリカ 監督:アリエル・ヴロメン 出演:ケビン・コスナー/ゲイリー・オールドマン/トミー・リー・ジョーンズ/アリス・イヴ マルタ・リンチ/ガル・ガドット/マイケル・ピット/ジョルディ・モリャ/アンチュ・トラウェ/スコット・アドキンス/アマウリー・ノラスコ/ライアン・レイノルズ
読んだ本
「芝公園六角堂跡」(西村賢太 短編集)
「はだれ雪」(葉室麟 時代小説)
「八月十五日の夜会」(蓮見圭一 )
「人間晩年図巻 1995-99年」(関川夏央 評論)
「郊外の文学誌」(川本三郎 評論)
「それを愛とは呼ばず」(桜木紫乃 現代小説)

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2015年 監督/脚本:中川龍太郎 出演:太賀/小林竜樹/黒川芽以/藤原令子/寉岡萌希/飯田芳/宮本行/松浦祐也

2016年アメリカ 監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ 出演:エイミー・アダムス/ジェレミー・レナー/フォレスト・ウィテカー/マイケル・スタールバーグ/マーク・オブライエン/ツィ・マー

年アメリカ 監督:レオ・マッケリー 出演:アイリーン・ダン/ケーリー・グラント/ラルフ・ベラミー/アレクサンダー・ダーシー/セシル・カニンガム/モリー・ラモント/エスター・デール/ジョイス・コンプトン/ロバート・アレン

2017年アメリカ 監督/脚本:セオドア・メルフィ 出演:タラジ・P・ヘンソン/オクタヴィア・スペンサー/ジャネール・モネイ/キルスティン・ダンスト/ケビン・コスナー/ジム・パーソンズ/マハーシャラ・アリ/オルディス・ホッジ/グレン・パウエル/キンバリー・クイン/キンバリー・クイン/オレック・クルパ

1984年アメリカ 監督/脚本:ロバート・ベントン 出演:サリー・フィールド/リンゼイ・クローズ/エド・ハリス/エイミー・マディガン/ジョン・マルコヴィッチ/ダニー・グローヴァー/ヤンクトン・ハットン/ジェニー・ジェームズ

2011年ドイツ 監督/脚本:マルクス・O・ローゼンミュラー 出演:カイ・ヴィージンガー/カテリーナ・フレミング/グドルン・ランドグレーベ/コンスタンティン・ヴェッカー

2015年 監督:瀧本智行 出演:生田斗真/浅野忠信/山田涼介/麻生久美子/波瑠/菜々緒/村上淳/宇崎竜童/吉岡秀隆/石橋蓮司

2016年 監督/脚本:李相日 出演:渡辺謙/森山未來/松山ケンイチ/綾野剛/広瀬すず/佐久本宝/ピエール瀧/三浦貴大/高畑充希/原日出子/池脇千鶴/宮﨑あおい/妻夫木聡

2016年イギリス/アメリカ 監督:アリエル・ヴロメン 出演:ケビン・コスナー/ゲイリー・オールドマン/トミー・リー・ジョーンズ/アリス・イヴ マルタ・リンチ/ガル・ガドット/マイケル・ピット/ジョルディ・モリャ/アンチュ・トラウェ/スコット・アドキンス/アマウリー・ノラスコ/ライアン・レイノルズ
読んだ本








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Category: 暮らし
眠れぬ夜
時々夜中に目が醒める。
いや正確に言うと、ほぼ毎日のように目が醒めている。
醒めてもまたすぐに眠ってしまうこともあるが、なかなか眠れない時もある。
そんな時は、本を読むかラジオを聴くことにしている。
そのため枕元には何冊かの本とラジオを、いつも用意して置いてある。
ここ数日は決まったように4時前後になると目が醒めた。
この時間はちょうどNHKのラジオ深夜便でトーク番組が始まる時間である。
好きな番組なので、この時間であれば本を読むのではなく、ラジオを聴くことにしている。
おもむろにラジオのスイッチを入れる。
アナウンサーとゲストの会話が流れてくる。
落ち着いたトークが耳に心地よく響く。
静かに耳を傾ける。
22日は五木ひろしがゲストで、今年の正月に放送した番組の再放送。
【芸の道 輝きつづけて新春スペシャル】という題がつけられたもので、2回に分けた後半部分のインタビューであった。
長年に渡る歌手生活における知られざるエピソードが語られた。
24日は脚本家の福田靖。
「明日へのことばトーク」というシリーズのひとつで、「ラジオ深夜便のつどい」という公開放送での録音である。
福田靖はテレビドラマ「HERO」や「海猿」「龍馬伝」などで知られる脚本家である。
大学を中途退学した後、演劇の世界に足を踏み入れた彼が、どうやって人気脚本家となっていったかが、詳しく語られた。
25日は江夏豊がゲスト。
「勝負に生きた男」と題して現役時代の名勝負についてのトークが繰り広げられた。
久しぶりにメディアに登場した江夏氏が語った野球談話からは、現役時代と変わらぬ野球への熱い情熱が伝わってきた。
そして26日のゲストは、なかにし礼。
これは【謎解き うたことば】というシリーズのひとつで、日本語学者の金田一秀穂がインタビューアーであった。
「恋のハレルヤ」、「人形の家」を採り上げ、それらの歌が少年時代の戦争体験から生まれたのだという知られざる裏話が話される。
これは以前テレビで放送された番組の中で明かされたエピソードと同じものであったが、こういう話は繰り返し何回聴いても興味が尽きない。
また「時には娼婦のように」についての話も、なるほどと頷けるものだった。
一芸に秀でた人の話というのは、やはり興味深く面白い。
最初は寝ぼけた頭でぼんやりと聴いているが、話の面白さに引き込まれ次第に目が醒めていく。
とくにここ数日は興味深い話が続いたので、とくに楽しむことができた。
ラジオ深夜便の放送が始まったのは1990年。
リスナーは今では200万人ともいわれている。
いかに眠れぬ人が多いかということだ。
そしてその無聊をこの番組がいかに慰めてくれているかということである。
いまや深夜にはなくてはならないツールになっているのである。
いや正確に言うと、ほぼ毎日のように目が醒めている。
醒めてもまたすぐに眠ってしまうこともあるが、なかなか眠れない時もある。
そんな時は、本を読むかラジオを聴くことにしている。
そのため枕元には何冊かの本とラジオを、いつも用意して置いてある。
ここ数日は決まったように4時前後になると目が醒めた。
この時間はちょうどNHKのラジオ深夜便でトーク番組が始まる時間である。
好きな番組なので、この時間であれば本を読むのではなく、ラジオを聴くことにしている。
おもむろにラジオのスイッチを入れる。
アナウンサーとゲストの会話が流れてくる。
落ち着いたトークが耳に心地よく響く。
静かに耳を傾ける。
22日は五木ひろしがゲストで、今年の正月に放送した番組の再放送。
【芸の道 輝きつづけて新春スペシャル】という題がつけられたもので、2回に分けた後半部分のインタビューであった。
長年に渡る歌手生活における知られざるエピソードが語られた。
24日は脚本家の福田靖。
「明日へのことばトーク」というシリーズのひとつで、「ラジオ深夜便のつどい」という公開放送での録音である。
福田靖はテレビドラマ「HERO」や「海猿」「龍馬伝」などで知られる脚本家である。
大学を中途退学した後、演劇の世界に足を踏み入れた彼が、どうやって人気脚本家となっていったかが、詳しく語られた。
25日は江夏豊がゲスト。
「勝負に生きた男」と題して現役時代の名勝負についてのトークが繰り広げられた。
久しぶりにメディアに登場した江夏氏が語った野球談話からは、現役時代と変わらぬ野球への熱い情熱が伝わってきた。
そして26日のゲストは、なかにし礼。
これは【謎解き うたことば】というシリーズのひとつで、日本語学者の金田一秀穂がインタビューアーであった。
「恋のハレルヤ」、「人形の家」を採り上げ、それらの歌が少年時代の戦争体験から生まれたのだという知られざる裏話が話される。
これは以前テレビで放送された番組の中で明かされたエピソードと同じものであったが、こういう話は繰り返し何回聴いても興味が尽きない。
また「時には娼婦のように」についての話も、なるほどと頷けるものだった。
一芸に秀でた人の話というのは、やはり興味深く面白い。
最初は寝ぼけた頭でぼんやりと聴いているが、話の面白さに引き込まれ次第に目が醒めていく。
とくにここ数日は興味深い話が続いたので、とくに楽しむことができた。
ラジオ深夜便の放送が始まったのは1990年。
リスナーは今では200万人ともいわれている。
いかに眠れぬ人が多いかということだ。
そしてその無聊をこの番組がいかに慰めてくれているかということである。
いまや深夜にはなくてはならないツールになっているのである。
Category: 行事・記念日
春の訪れ
ここ数日は三寒四温の言葉通り寒い日と暖かい日の繰り返しである。
それでも春は確実に近づいている。
気象庁の観測記録を見てみると、数日前(21日)に積雪はゼロになった。
雪の多かった昨年は、この時点でまだ50センチ以上の雪があり、ゼロになったのが4月5日。
それと比べると2週間以上早い。
それでもほぼ平年並みというところだろう。
桜の開花情報のニュースがテレビで連日のように流れているが、弘前でも公園の桜の剪定が見られるようになった。
毎年春先になると行われる恒例の行事である。
そしてそれに合わせて剪定された桜の枝の配布が始まった。
毎週金曜日の朝、公園内にある緑の相談所前で行われている。
昨年は配布開始前の寒い中、大勢の列に並んだが、今年は面倒だという怠け心が出て行く気にならなかったが、たまたま昨日公園近くをクルマで走っていたところ、剪定枝を持った人の姿が見えた。
時間は10時を過ぎている。
配布開始は8時なので、すでに終了しているものと思っていたが、行けばまだ貰えそうだ。
家内とふたりで行ってみると、わずかだが剪定枝は残っており、しかも並ばずにすぐに貰うことができた。
ラッキーであった。
こんなささやかな出来事がひときわ嬉しく感じられる。
さっそく花瓶に入れて部屋に飾った。
これでわが家にもひと足早い春の訪れがやってきた。
花が咲くのが楽しみである。


そしてもうひとつの春の訪れ。
今日は孫の卒園式である。
2012年4月に生後100日目で入園した保育園を今日卒園する。
6年間の保育園生活は長かったようでもあり、短かったようでもあるが、とにかくこうやって何事もなく無事卒園することになったわけで、そのことと孫の成長を祝いたいと思う。
娘たちは夫婦揃って出席するとのことである。
それでも春は確実に近づいている。
気象庁の観測記録を見てみると、数日前(21日)に積雪はゼロになった。
雪の多かった昨年は、この時点でまだ50センチ以上の雪があり、ゼロになったのが4月5日。
それと比べると2週間以上早い。
それでもほぼ平年並みというところだろう。
桜の開花情報のニュースがテレビで連日のように流れているが、弘前でも公園の桜の剪定が見られるようになった。
毎年春先になると行われる恒例の行事である。
そしてそれに合わせて剪定された桜の枝の配布が始まった。
毎週金曜日の朝、公園内にある緑の相談所前で行われている。
昨年は配布開始前の寒い中、大勢の列に並んだが、今年は面倒だという怠け心が出て行く気にならなかったが、たまたま昨日公園近くをクルマで走っていたところ、剪定枝を持った人の姿が見えた。
時間は10時を過ぎている。
配布開始は8時なので、すでに終了しているものと思っていたが、行けばまだ貰えそうだ。
家内とふたりで行ってみると、わずかだが剪定枝は残っており、しかも並ばずにすぐに貰うことができた。
ラッキーであった。
こんなささやかな出来事がひときわ嬉しく感じられる。
さっそく花瓶に入れて部屋に飾った。
これでわが家にもひと足早い春の訪れがやってきた。
花が咲くのが楽しみである。


そしてもうひとつの春の訪れ。
今日は孫の卒園式である。
2012年4月に生後100日目で入園した保育園を今日卒園する。
6年間の保育園生活は長かったようでもあり、短かったようでもあるが、とにかくこうやって何事もなく無事卒園することになったわけで、そのことと孫の成長を祝いたいと思う。
娘たちは夫婦揃って出席するとのことである。
Category: 外国映画
映画「ドリーム」

1962年のマーキュリー打ち上げ(アメリカ初の有人宇宙飛行)計画という国家プロジェクトを描いた映画である。
映画「ライトスタッフ」でも描かれたプロジェクトである。
「ライトスタッフ」ではそれに挑んだ宇宙飛行士の姿が描かれたが、この映画ではそれを支えたスタッフたちを描いている。
NASAがあるのは南部バージニア州。
アメリカの他の地域以上に黒人差別が激しいところ。
そして多くの天才たちが集められ、時代の最先端の科学技術を扱うNASAにあっても、それは例外ではなく、同様の差別が当たり前のように存在していた。
まず働く場所が白人と黒人(映画では非白人と表記)では厳然と分けられており、日常的に交流することはない。
また待遇面でも大きな隔たりがある。
そして仕事の内容は、ほとんどが雑用に等しいようなものばかり。
プロジェクトの重要な部分に携わることはけっしてない。
そうした差別をどのように乗り越え、いかにしてプロジェクトで大きな役割を果たすようになっていくか、それを描いたのがこの映画である。
主人公は数学の天才キャサリン、そして同僚のドロシーとメアリー。
黒人でしかも女性という二重のマイノリティである彼女たちの奮闘ぶりが、米ソ冷戦中の苛烈な宇宙開発競争の中で描かれる。
1961年、ソ連はガガーリンによる人類初の宇宙飛行に成功する。
先を越されたアメリカは、それに対抗するためにマーキュリー計画を立ち上げ、総力を上げてこの計画に取り組むことになる。
アメリカの威信がかかったこの計画は、何としても成功させなければならないが、難問山積、しかも特別研究本部では数式計算の間違いが続出、高度な計算をこなせるスタッフの必要性に迫られる。
そんな差し迫った状況のなか、優れた数学者であるキャサリンが新たなスタッフとして派遣されることになる。
しかしそこは黒人がけっして足を踏み入れることのできなかった特別な部署である。
黒人でしかも女性という二重のハンデを抱えたキャサリンの前に、様々な差別が待ち受けていた。
しかしそんな差別に挫けることなく、それと闘い、そして自分を磨くことで困難な壁を乗り越えていく。
そして同僚のドロシーとメアリーもそれに歩調を合わせるように困難な現実に立ち向かっていく。
そのプロセスは感動的、何度も胸が熱くなってしまった。
扱っているテーマは重いが、けっして暗くはならない。
というよりもひたすら前向きで明るいところがいかにもアメリカ的。
そしてそこがこの映画の魅力でもある。
先が読める展開、予定調和的といえばそのとおりだが、それをどう見せていくか、そこが腕の見せ所である。
そのために印象的なデティールを次々と積み重ね、リアルなものに仕立てていく。
それが無理なく伝わってきて、非常に説得力がある。
丁寧な映画作りをしているのが、よく分かる。
これは先日観た「フェンス」や「ラビング」と同じ時代である。
見比べながら観るとより興味深く観ることができる。
さらにつけ加えるならば、これは事実に基づいて作られた映画である。
しかしアメリカ初の有人宇宙飛行計画という華々しい歴史の陰にこうした事実があったということは、長い間日の目を見ることはなかった。
映画の原題は「Hidden Figures」。
Hiddenには「隠された」とか「知られざる」という意味があり、Figureには「数字」や「人物」といった意味がある。
すなわち「隠されていた人々」が、有人宇宙飛行を成功させるために「隠された数字」を探し求めるというのがこの映画である。
そしてその探し求める数字を見つけ出すのに大きな役割を果たしたのが、黒人女性のキャサリンたちというわけである。
そうした事実はタイトルロールで説明されるが、このように隠された事実が世紀を越えて掘り起されたことは非常に意義が深い。
こうした積み重ねによって時代は確実に変わっていく。
そのことをこの映画であらためて教えられた。
そして同時に大きな勇気と感動をもらったのである。


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西村賢太「芝公園六角堂跡」

久方振りの西村賢太である。
どのくらい久しぶりなのか、ブログで調べてみると、最後に読んだのが2016年10月。
「蠕動(ぜんどう)で渉れ、汚泥の川を」という小説を読んでいる。
それ以来のことなので、1年4ヵ月ぶりということになる。
ついでに遡って調べてみると、最初に読んだのが2013年2月。
芥川賞を受賞した「苦役列車」である。
この小説の面白さに、単行本化されているすべての著作(小説8冊と随筆集2冊および対談集1冊)を続けて読むことになった。
そして2014年には、「疒(やまいだれ)の歌」、「歪んだ忌日」、「棺に跨る」を、間を置いて2016年には「蠕動(ぜんどう)で渉れ、汚泥の川を」と続き、そして今回のこの小説となったのである。
多作の作家だとこうはいかないが、寡作である西村賢太の場合は、このように時間を置いて読むことができるので、ありがたい。
そろそろ次が読みたくなってきたなという頃合いに、いい具合に次の本が出版される。
なので気持ちがいつも新鮮なままで、余裕を持って臨むことができる。
ということで今回の小説であるが、こちらは2015年から2016年にかけて雑誌に掲載された短編を収めた作品集である。
4篇すべてがお馴染みの「北町貫多もの」。
表題作の「芝公園六角堂跡」からはじまり、掲載順に「終われなかった夜の彼方で」、「深更の巡礼」、「十二月に泣く」と続く。
「芝公園六角堂跡」は、北町貫多が没後弟子を自任する作家、藤澤清造が凍死した場所である。
謂わば北町貫多にとっては巡礼の地とも云うべき場所である。
その近くにあるホテルでミュージシャンJ・Iのライブがあり、貫多が招かれて出かけていくところから物語は始まる。
J・Iは、音楽にあまり関心を持たない貫多が唯一ファンとなったミュージシャンで、そのことを小説にしきりに書いたことから親交を得るようになった。
そのライブを聴きながら、J・Iの音楽との出会いから、親交を得た現在までの経緯が詳しく語られていく。
そしてライブの興奮とライブ後のJ・Iとの親しい交流に舞い上がったまま、近くの六角堂跡を訪れる。
しかし貫多の気持ちは複雑だ。
それというのも「彼が今佇んでいる場が、大正期の私小説作家、藤澤清造のまさに終焉の地であることは、はなから承知済みだった。尤も当初は、この事実を今日のところは完全に無視するつもりでいた。完全に無視して、ただJ・Iさんの音楽世界だけを堪能したかった。」からである。
「だが、やはり無視し去るわけにはいかなかったのである。」
そこから藤澤清造の小説と出会って以来の来し方を思い出すなかで、師への熱情が冷めかけていることを大いに反省、だらけ切った現在の自分を叱咤激励する。
A賞を受賞したことで社会的認知度が上がり(それを虚名と書く)、経済的にも余裕が出たことで、「その軌道が、おかしな方向に行ってしまっているのだ。」
「何んの為に書いているかと云う、肝心の根本的な部分を見失っていたのである。」
そして「見失っていたことをハッキリと自覚したんなら、取り戻せばいいことに違げえねえ」となるのである。
謂わば彼の原点帰りの決意を述べたような小説であり、続く3篇では、その原点帰りを果たそうとする姿が描かれていく。
相も変わらぬ藤澤清造愛であり、田中英光愛であるが、そこに表れる北町貫多の心境は、時に弱気、時に強気、そうしたアンビバレンツな心の動きもやはりこれまでどおりの西村節健在で、大いに楽しませてくれるが、それが変わりつつあるのを感じる。
それがどんなものになっていくのか、一筋縄ではいかない西村賢太だけに大いに期待が高まるところである。
これでまた楽しみがひとつ出来た。


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Category: 月別観た映画と読んだ本
今月観た映画と読んだ本(2018年2月)
観た映画
「ジェイソン・ボーン」(DVD)
2016年アメリカ 監督/脚本:ポール・グリーングラス 出演:マット・デイモン/ジュリア・スタイルズ/アリシア・ヴィキャンデル/ヴァンサン・カッセル/トミー・リー・ジョーンズ/リズ・アーメッド/アトー・エッサンドー/スコット・シェパード/ビル・キャンプ
「グッバイ、サマー」(DVD)
2015年フランス 監督/脚本:ミシェル・ゴンドリー 出演:アンジュ・ダルジャン/テオフィル・バケ/ディアーヌ・ベニエ/オドレイ・トトゥ/ヴァンサン・ラムルー/アガット・ペニー/ダグラス・ブロッセ
「奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ」(DVD)
2014年フランス 監督/脚本:マリー・カスティーユ・マンシオン・シャール 出演:アリアンヌ・アスカリッド/アハメッド・ドゥラメ/ノエミ・メルラン/ジュヌヴィエーヴ・ムニシュ/ステファン・バック
「ミスター・ノーボディ」(BS)
1973年イタリア 監督:トニーノ・ヴァレリー 出演:テレンス・ヒル/ヘンリー・フォンダ/ジャン・マルタン/ピエロ・ルッリ/レオ・ゴードン
「マグニフィセント・セブン」(DVD)
2016年アメリカ 監督:アントワーン・フークア 出演:デンゼル・ワシントン/クリス・プラット/イーサン・ホーク/イ・ビョンホン/ヴィンセント・ドノフリオ/ピーター・サーズガード/ヘイリー・ベネット
「白い沈黙」(DVD)
2014年カナダ 監督/脚本:アトム・エゴヤン 出演:ライアン・レイノルズ/スコット・スピードマン/ロザリオ・ドーソン/ミレイユ・イーノス/ケヴィン・デュランド/アレクシア・ファスト
「フェンス」(DVD)
2016年アメリカ 監督:デンゼル・ワシントン 出演:デンゼル・ワシントン/ヴィオラ・デイヴィス/スティーヴン・ヘンダーソン/ジョヴァン・アデポ/ラッセル・ホーンズビー/ミケルティ・ウィリアムソン
「マリアンヌ」(DVD)
2016年アメリカ 監督:ロバート・ゼメキス 出演:ブラッド・ピット/マリオン・コティヤール/リジー・キャプラン/マシュー・グード/アントン・レッサー/カミーユ・コッタン/アウグスト・ディール
読んだ本
「蔵書の苦しみ」(岡崎武志 エッセイ)
「文学はたとえば、こう読む」(関川夏央 書評)
「R.S.ヴィラセニョール」(乙川優三郎 現代小説)
「おもかげ橋」(葉室麟 時代小説)
「夕暮の緑の光 野呂邦暢随筆選」(野呂邦暢 エッセイ)
「諫早菖蒲日記・落城記」(野呂邦暢 時代小説)
「月の満ち欠け」(佐藤正午 現代小説)
「砂上」(桜木紫乃 現代小説)

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2016年アメリカ 監督/脚本:ポール・グリーングラス 出演:マット・デイモン/ジュリア・スタイルズ/アリシア・ヴィキャンデル/ヴァンサン・カッセル/トミー・リー・ジョーンズ/リズ・アーメッド/アトー・エッサンドー/スコット・シェパード/ビル・キャンプ

2015年フランス 監督/脚本:ミシェル・ゴンドリー 出演:アンジュ・ダルジャン/テオフィル・バケ/ディアーヌ・ベニエ/オドレイ・トトゥ/ヴァンサン・ラムルー/アガット・ペニー/ダグラス・ブロッセ

2014年フランス 監督/脚本:マリー・カスティーユ・マンシオン・シャール 出演:アリアンヌ・アスカリッド/アハメッド・ドゥラメ/ノエミ・メルラン/ジュヌヴィエーヴ・ムニシュ/ステファン・バック

1973年イタリア 監督:トニーノ・ヴァレリー 出演:テレンス・ヒル/ヘンリー・フォンダ/ジャン・マルタン/ピエロ・ルッリ/レオ・ゴードン

2016年アメリカ 監督:アントワーン・フークア 出演:デンゼル・ワシントン/クリス・プラット/イーサン・ホーク/イ・ビョンホン/ヴィンセント・ドノフリオ/ピーター・サーズガード/ヘイリー・ベネット

2014年カナダ 監督/脚本:アトム・エゴヤン 出演:ライアン・レイノルズ/スコット・スピードマン/ロザリオ・ドーソン/ミレイユ・イーノス/ケヴィン・デュランド/アレクシア・ファスト

2016年アメリカ 監督:デンゼル・ワシントン 出演:デンゼル・ワシントン/ヴィオラ・デイヴィス/スティーヴン・ヘンダーソン/ジョヴァン・アデポ/ラッセル・ホーンズビー/ミケルティ・ウィリアムソン

2016年アメリカ 監督:ロバート・ゼメキス 出演:ブラッド・ピット/マリオン・コティヤール/リジー・キャプラン/マシュー・グード/アントン・レッサー/カミーユ・コッタン/アウグスト・ディール
読んだ本










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